コールセンターのスーパーバイザーとは何か、ご存知じゃない方も多いかもしれません。
簡単に言うと、コールセンターの管理職になります。
複数の人数のチームや、複数の店舗のエリアの管理を行うため、仕事の進捗や勤怠管理だけでなく、業務時間外のモチベーション管理など、幅広いスキルを求められることになります。
今回は、コールセンターSVとして活躍される方に、仕事に向いている人・仕事内容や特徴など、聞いてみましたので、コールセンターSVについて興味がある方には参考になることでしょう。
コールセンターSVの仕事内容と給料
仕事内容
コールセンターのSVは、誰でもなれる仕事ですが、言葉遣いの丁寧さと、相手の質問をくみ取る能力、そして、わかりやすく説明できることが求められます。
通販サイトのコールセンター、電話会社、パソコン、いろいろなコールセンターが存在し、それぞれにおいて、マニュアルと、研修がみっちりあります。
だから、やる前から不安になることはないですし、在宅でのお仕事に切り替わることもあるので、在宅で仕事をしたいと思ってる人には、朗報かもしれません。
とにかく、研修がきちんとしていて、言葉遣いや、お仕事の内容などもきちんと学習したうえで、現場にでるので、本当に慣れれば楽ですし、比較的定着率の良い仕事ではないかと思います。
時給も、そこそこよく、わたしは240万円と書きましたが、もらっている人はもっともらっているようです。
とにかく、現場に出るまでは、いろいろな研修はありますが、パソコンの簡単な技術と、話術、そして、仕事内容が飲み込んで、仕事をするというような内容でご理解頂ければと思います。
給料
周囲のコールセンターSVの話を聞いている限り、平均的な年収は240万円前後です。
コールセンターSVのやりがい
相手の人に、きちんと伝わって、感謝されたときの気持ちは、なんとも言いようがありません。
そのために、仕事の内容をしっかりつかむことと、丁寧な言葉遣い、そして、相手への思いやりやいたわりの気持ちがあれば、誰でもできますし、時給も、そこそこいいし、座り仕事なので、とてもいい仕事ではないかと思います。
なれるまでは、確かに大変ですが、でも、相手から感謝されたときの、なんとも言えない気持ち、これは、やった人にしかわからないと思います。
仕事内容は、難しいと感じる人もいるかもしれませんが、だいたいの人がやれます。
顔が見えないからこその言葉でのやり取りですから、きちんとした日本語が話せて、相手につたわるよう努力出来るような人に、すごく向いていると思います。
顔が見えないからこその、コールセンター。
しかも、SV。リーダーさんです。みんなから、何かあったとき、頼られますが、経験を積んでいくと、楽にこなせるようになります。
コールセンターSVの辛いこと
顔が見えないから、怒鳴りつけられたり、文句を言われたり、すること、そして、それに責任を持たなければいけないことが、多々あることです。
やはり、顔が見えないということは、とても怖いですし、その仕事に責任を持つということは、とても大変なことです。
それに対しての辛さはありますが、基本、相手の話をくみ取ることが出来れば、仕事はスムーズに進みますので、そんなに怖いことはないと思います。
相手とのコミュニケーションをいかにはかれるかが、すごく大変だけど、でも、そこを辛いととらえるか、頑張ってやってみようととらえるか。
誰でも出来そうな仕事で、実際、誰にでも出来る仕事ですが、そこに、相手へのいたわりの気持ちと、お話するお時間をちょうだいしたという、深い感謝の気持ちがわいてくれば最高です。
辛いことは、そこくらいなもので、あとは特になし。
同僚との仲も、わりとよい職場だと思うので、辛いことというのは、少ないと思います。
コールセンターSVに向いている人
- 明るい人柄であること
- 言葉遣いが丁寧であること
- 感謝の気持ちが持てること
①明るい人柄であること
どんな時も、前向きである人柄であることが重要と言えます。
だからこその明るさです。
明るい人柄は、あい対する人をも明るくし、仕事を円滑に進ませることが出来ます。
なかなかそういう風に持っていける人は少ないかもしれませんが、でも、いいこと探しをして、仕事に明るさを持ってくると、仕事もはかどるし、周りとの協調性も生まれるし、楽しくお仕事が出来ます。
明るいという要素は、どこにでも必要とされることであり、仕事をしていく上で、最も重要なことではないかと思います。
難しいことではありません。
仲間を引っ張っていくためにも、明るい人柄であることは大事といえます。
リーダーである以上、性格の前向きさは重要といえると思います。
②言葉遣いが丁寧であること
言葉遣いの丁寧さは、仕事をしていく上で、すごく大事なことではないかと思います。
メンタルが安定してるからこそ、出てくる相手への配慮の気持ちと、相手の気持ちを汲んであげられるような丁寧な口調。
これは、何をおいても重要です。
仕事をしていく中で、仲間たちとうまくやっていくためにも、ぶっきらぼうであってはいけません。
相手への感謝と敬意の気持ちがあるからこそ、仕事を頼まれるのであり、SVという重要なポジションにつけるのではないかと思っています。
言葉遣いの丁寧さは、相手に対して、わたしはあなたに対して、敬意を抱いてますよとの印であり、すごく重要ポイントです。
仕事の向こうには、必ずたくさんの人がいます。
それを感じて、言葉遣いは丁寧にするべきだし、大事なことだと思っています。
③感謝の気持ちが持てること
仕事があるということに対しての感謝の気持ちが持てる人は、何の仕事も出来ます。
小馬鹿にした態度だと、どことなく、やはり相手に伝わってしまい、まわってくる仕事もまわってこなくなってしまいます。
あなたに頼みたい、あなたにやってもらいたいと思わせるのは、やはり、仕事に対しての感謝の気持ちを持っているからこそだと思います。
仕事は、対人です。
人が嫌がる行為をしてはいけません。
だから、細心の注意をはらってやらなければなりません。感謝の気持ちは、いろいろなことを知っているからこその、感謝の気持ちがわいてくるのだと思います。
どんなに小さな仕事でも、丁寧にやっていると、それがちゃんと伝わります。
だからこそ、感謝の気持ちを持っている人はリーダー向きなのです。
コールセンターSVに向いていない人
- 不平不満の多い人は向いていない。
- 細かいことが嫌いな人は向いていない。
- すぐ投げ出す人は向いていない。
①不平不満の多い人
なんの仕事もそうですが、不平不満の多い人は、その仕事向きではありません。
要するに、あらさがしをしてしまう性格の人は向いていないと言えます。
仕事に明るい一面を見出して前向きにやれる人でないと、とてもじゃないとつとまらないと思います。
仕事じたいは、とても忙しいし、ひっきりなしに電話がかかってくるので、文句のひとつも言いたくなりますが、周りの人と一緒になって、愚痴や不平不満ばかりを言っていたら、仕事ははかどりません。
前向きに、そして、仕事にいい点を見つけ出し、そして、切り替えのうまさが重要視されると思います。
仕事というのは、その繰り返しですが、コールセンター業務は、こなす仕事量が多いので、気持ちの切り替えがうまくできないとつとまりません。
②細かいことが嫌いな人
細かいことは嫌いな人は向いていないと言えます。
なぜなら、電話をしてくる相手の人は、細かいことを知りたがって、電話をしてくるからです。
それに対して、面倒だからと逃げの姿勢だと、仕事はつとまりません。
リーダーの立場にいるならなおさらです。
相手の人が何を求めてきてるのかを、的確に判断し、答えを用意し、うまく説明する能力が求められています。
また、人の話をよく聞くことも大事です。
時間をうまく使って、相手の人の話をかいつまんで聴き、何がポイントなのか、相手の人が何を求めて電話をかけてきているのかをわからないと、うまく回答できないし、次につなげられないと思います。
失敗は誰でもするので、一つひとつのことに、誠実に対応することが大事だと思います。
③すぐ投げ出す人
すぐ投げ出す人は、この仕事に向いていないと言えます。
なぜなら、コールセンター業務は相手の話をよく聞いて、相手がどうしたいのか、何を求めて電話をかけてきているのか、適切な判断をしないといけないからです。
相手の話をじっくり聞かないと、相手の求めていることがわかりません。
だから、自分の話ばかりをしていてもいけないですし、不満も残りがちですが、相手から、クレームを言われたとしたら、それは、適切な処理をしなかったから、それに尽きると思います。
SVの仕事はリーダー的役割で、みんなの意見も集約しなければなりません。
すごく難しいし、責任も重いですが、やはり、感謝されたときのうれしさがあって、この仕事が出来るのだと思います。
コールセンターSVへ就職する方法
転職サイトは、有名どころなら、どこでも大丈夫だと思いますが、ハローワークを利用するとより、着実です。
特別な資格は必要ありません。
相手の話をよく聞いて、適切な答えと、多方面に回答出来るフレキシブルさが重要になってきます。
柔軟な脳みそと、相手に対して、丁寧に対応すると、必ず感謝される仕事です。お給料もいいです。ただ、人の話を長時間聞くので、疲れますが、我こそはという方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
とにかく、要点を得た回答が出来るようになると、仕事もうまく運びますし、楽しくなります。