接客・サービス業

【美容師になるには?】向いてる人の特徴3つ

美容師に向いてる人

おシャレが好きな方、メイクが好きな方など、見た目に気を使っている方は、美容師に憧れることがあると思います。

最新のトレンドスタイルを常に取り入れ、それを仕事にしているって羨ましいなと思うでしょう。

しかし、体力仕事であったり、給料・年収が低いとも言われており、実際はどんな状況なのか気になりますよね?

今回は、現役の美容師の方に、仕事内容や向いてる人の特徴・仕事の辛いこと・なるにはどうすれば良いかなど、事細かにインタビューしましたので、目指そうと考えている方の参考になることでしょう。

美容師の仕事内容と給料

仕事内容

まずほとんどの美容室はスタイリスト、アシスタントの2種類に分かれ仕事しています。

スタイリスト、アシスタントの仕事内容、仕事量に関しては就職する美容室によって異なりますが、基本的にスタイリストはお客様のカウンセリング、カット、カラーリングの色・薬剤決めパーマのデザイン・巻き方・薬剤決め、お客様がお帰りになる前のスタイリング、再来店に繋がるようにレター出し、売上管理、アシスタントの教育がメインの仕事で、アシスタントは、スタイリストの補佐になるので、一人のスタイリストに予約が重なってしまった場合にシャンプーやカラーを塗る作業、パーマを巻く作業、ブローなどを行います。

それ以外に共通しての仕事は薬剤やお客様へ販売する用の商材(シャンプーなど)の発注、タオルやカット・カラーなどの際に使うケープの洗濯、カラーやパーマなどで使った道具の洗浄、ハサミやダッカールなどの消毒、会計・受付・電話対応・予約管理、カットした髪の片付け、店内清掃が営業中の仕事内容です。

営業時間が終わった後に、ミーティングや技術の練習、今流行の髪型やカラー・パーマなどの研究も行います。

また、店舗によってことなりますが、コンテストに出るお店はコンテストの作品作りも営業終了後に行います。

殆どの美容室が季節限定仕事として、成人式のヘアセット、メイク、着付けもします。

給料と年収

年収が低いと言われがちですが、店舗によっては年収1000万円の美容師もいます。

平均的には、年収300~400万円前後です。

美容師の仕事のやりがい

一番はお客様の笑顔がたくさん見られることだと思います。

美容室はスーパーやコンビニ、その他の接客業と比べてもお客様と接している時間が長いので、たくさんの会話などを楽しみながら仕事ができ、接する時間が長い分お客様との信頼関係などが築きやすいです。

それによってお客様から色々なお悩みをお伺いすることができ、様々な提案の幅も広がり、提案し、気に入っていただけた分お客様の笑顔が見れますし、次のご来店に繋がります。

また、他の仕事では習得することが出来ない技術をたくさん習得できるので、所謂手に職をつけることが出来るのもこの仕事の魅力だと思います。

また、スタイリストとしても指名も勿論嬉しいのですが、アシスタントとしてもシャンプーなどでお客様から指名(次回その方がご来店した際シャンプーなどを担当させてもらえる)をいただけたりもするので初めて指名がいただけた時の嬉しさは他では味わえない体験です。

お給料に関しても、アシスタントは基本は一律ですが、スタイリストになると、指名数だったり、お客様の人数をこなした分だけお給料も増えますのでそこでもモチベーションが上がります。

更にヘアトレンドにも詳しくなるので、テレビや雑誌の見方も新しい見方ができ、そこも面白みがあると思います。

美容師の仕事で辛いこと

やはり仕事中はずっと立ち仕事(カットで座るとき以外)になるので体力勝負にはなってきます。

足の疲れやむくみは勿論ありますし、使用する薬剤は強いもの(特にブリーチ剤)も多いので、皮膚が強い方でもある日急に荒れたりします。

また、白髪染めなどのカラーリングは色素が濃い為、爪や皮膚が茶色く染まる場合もあり手を洗ったぐらいでは落ちません。

美容室にもよりますが、昔ながらの美容室に就職するとアシスタント時代の練習は、営業前の朝練習、営業後の終電までの夜練習が当たり前でほぼ強制になる場合もあります。

上下関係も厳しいところが多いです。

あとはスタイリスト、アシスタント問わず洋服や靴、下着の中に切った髪も入ってきて、細かい毛は、洗濯だけではなかなか取れなかったりするので洋服などのメンテナンスも大変なことの一つになります。

アシスタント時代は練習用のマネキンやハサミなどの道具代金もかかるので貯金は貯まりません。

接客に関しても、色々なタイプのお客さまがご来店されるので、気難しお客様の来店もあり、気を使うことも度々あります。

また、スタイリストになって指名をいただけて客数をこなせればお給料は増えますが、指名が入らないと他のスタイリストのアシストをする形になる場合もあるので、
殆どアシスタントと変わらないこともありますので、実力主義なところがあり、厳しさがあります。

あとは美容師さん達は絆という言葉が好きなの方が多く、体育会系の方が多いので、絆を深めるための飲み会や旅行なども多いので苦手な人は辛いと思います。

美容師へ向いている人の特徴3つ

向いてる人の特徴3つ
  1. 臨機応変に対応出来る人
  2. 忍耐力がある人
  3. 手先が器用で要領のいい人

①臨機応変に対応出来る人

上記にもあげましたが、毎日色々なタイプのお客様の来店があり、時には気難しいお客様やこだわりの強いお客様もご来店されます。

スタイリストになるとカットだけのお客様だとしても、最低1時間弱は接さなければなりませんし、長時間の施術になりますと、3時間以上接さなければりませんし、アシスタントですと、スタイリスト以上にお店に所属するスタイリストの人数によって関わるお客様の人数も増えてきますので、どんな人とでも長時間接することが出来る人が向いていると思います。

また、そのお客様に合わせて臨機応変に接客の仕方を変える(例えば静かに会話する方にはボリュームを合わせるなど)ことが出来る人ですと、指名なども増やすことができ、また、自分自身も苦にならず仕事が出来ると思いますので、そのような人が美容師には向いていると思います。

②忍耐力がある人

上の辛いことにも書きましたが、就職した美容室にもよりますが、スタイリストになるまでは当たり前のように営業前の朝練習、営業後の終電前までの夜練習で、毎日練習に明け暮れますので、練習が苦じゃない人でないと難しいです。

また、営業の時間と練習時間を合計すると1日14時間程度は立ちっぱなしになり、それが休みの日以外は毎日続くので体力は絶対的に必要になってきます。

またスタイリストになってからは、お客様からのカットの指名が入ることも多くなり、他のスタイリストではダメというお客様も出来ます。

ありがたいことではありますが、替えがきかないということになり、基本的に体調不良などで休めない状況になりますので、体調不良になりやすい人や、体力に自信がない人は就職しても続かない可能性が出てきますので、体力に自信がある人が向いています。

③手先が器用で要領のいい人

スタイリストになるまでに早い方でも3年ほどかかり、長い方だと6年ほどかかる方もいます。

普通のワンカラーでのカラーリングなどはあまり手先の器用さや、不器用さなど関係ありませんが、ウィーピングという細かくハイライトなどを入れる特殊カラーや、パーマを巻く技術も巻き方にとっては細かい作業も多いので手先が器用な人の方が向いています。

勿論練習量を増やすことで手先の不器用さはカバーできますが、手先が器用な同期に囲まれると自分だけ技術の習得に時間がかかり、モチベーションが下がってしまう可能性があります。

また、教えてもらう先輩によってやり方も多少違ったり、自分に合ったやり方もありますので、要領がいい人の方が技術習得に時間がかからずに済みます。

実際私はとても不器用で要領も悪いのでスタイリストになるまでに5年以上かかりました。

美容師へ向いていない人の特徴3つ

向いていない人の特徴3つ
  1. コミュニケーションが苦手な人
  2. 持病がある、または病気しがちな人
  3. すぐに稼ぎたい人

①コミュニケーションが苦手な人

普通の接客業よりもお客様と接する時間が長いことは勿論ですし、向いている人にも上げたようにスタイリストになると、最低でも1時間弱は同じお客様に接さなければならないので、コミュニケーションをとるのが苦手で、会話に詰まってしまうとお互いに気まずい雰囲気になってしまう可能性があります。

また、お客様がどんな髪型にしたいか、どんな髪色にしたいかなどをきちんと理解して、提案をしなければならない為、提案するために必要な情報を聞き出したりする際にもコミュニケーション能力が必要になってきます。

更に、髪の毛の状態(黒染めをした髪の毛をハイトーンのカラーにしたい、縮毛矯正をした髪の毛をブリーチしたいなど)により、実現することが無理な要望の際は断らなければならない時もある為、お客様を不快にさせないような伝え方をしなければならないのでこちらもコミュニケーションをとるのが苦手な人は難しいと思います。

②持病がある、または病気しがちな人

向いている人に書いた通りですが、1日14時間程度立ちっぱなしでただでさえ体力を使う職業ですし、営業前の朝の練習と終電前までの夜の練習で、睡眠時間も少いので持病を持っている人だと悪化する可能性もあります。

実際に私の職場では長時間労働で喘息が悪化してしまい、辞めた人もいました。

また、病気しがちな人ですと、アシスタント時代は練習についていけずに周りの人と比べて、自分だけ技術の習得に遅れが出てしまい、モチベーションが下がり結局辞めてしまう可能性があります。

また、スタイリストになってからですと、カット技術や雰囲気などで指名してくださるお客様が多く、代わりがきかない状態になりますので、お客様の予約をとるのに支障が出てしまい、結果的に他の美容室に移られてしまうお客様も出てきてしまう可能性もある為、病気しがちな人は難しい職業ではあります。

③すぐに稼ぎたい人

こちらも上の辛いことに書きましたが、アシスタント時代は練習用のマネキンや、ハサミ、ダッカールなどの道具を一式買います。

美容師専門学校で使用したものも勿論そのまま使うことも出来ますが、消耗品も多いので買い足すことも多々あります。

洋服に関してもカラー剤がついてしまったりすると着れなくなり、新しいものを買わなければならないのでほとんどお金は貯まりません。

スタイリストになって指名が増えれば増えますが、雇われている身ですとお店の売上達成状況によってはそこまでお給料が上がらない可能性もあります。

自身でお店を始めれば稼ぐことは可能ですが、スタイリストになるまでに大体皆さん3年ほど時間がかかるため、すぐに稼げないことが現実です。

すぐに稼ぎたい人は向かないので、長期的に考えて稼ぎたい人は美容師を目指してもいいと思います。

美容師へなるには?

就職する方法はまずは美容師専門学校に入学し、国家試験(実技、筆記)に合格し美容師資格を取得する必要があります。

ただし、見習い可能の美容室もあり、見習い可能の美容室の場合は事前に美容師資格を持っていなくても美容室に就職することができます。

その場合は美容師資格を取る前提での就職になりますので、美容室で働きながら通信制の学校に通うことになります。

専門学校の場合は2年間、通信制の場合は3年間資格取得条件に達するまでかかります。


試験自体は、筆記は学校に通って普通に勉強していれば受かるレベルなので難しくはありません。

実技はカットとワインディング(パーマを巻く試験)の技術試験で、こちらも練習すれば受かります。

なりたい方はまずは就職先のお店選びを気を付けた方がいいです。

就職したい美容室に何度か通ってお店の雰囲気などを見ておくといいかもしれません。

自分自身でお店を持てるようになれば自由に出来ますし、殆ど自分と気の合うお客様しか常連さんにならないので楽しみながら美容師を続けられると思いますので、お店を出すことを目標にして就職されるといいと思います。