人生の岐路である結婚式に携わって、最高の1日を計画するウェディングプランナーというお仕事に憧れている方も多いのではないでしょうか?
しかし、ウェディングプランナーの仕事内容や必要な資格、年収などはあまり分かっていない方のために、今回は現役の方にインタビューしました。
今回は勤続10年のベテランウェディングプランナーの方に、仕事内容や向いてる人の特徴・大変さをインタビューしましたので、これから目指そうと考えている方の参考になることでしょう。
ウェディングプランナーの仕事内容と給料
仕事内容
ウェディングプランナーの仕事は多岐にわたりますが基本的にカップルに向けてご婚儀にまつわる挙式、パーティーの提案、手配が中心となります。
お客様に寄り添い顧客満足度を高めるとともに、セールスパーソンとして会社の売り上げを担う責任のある仕事です。
専門式場であれば、ゲストハウス、ホテル、レストランと主に上げられます。
その中でも新規担当という式場に興味を持った人にアプローチを始めてから契約に至るまでの業務と、施工担当という契約から打ち合わせが始まり当日までをサポートする業務に大きく分かれます。
それ以外にもブライダルフェアを企画したり、商品の企画を行ったり、結婚式を挙げたお客様に向けて周年パーティーを企画するといった業務に携わる事もあります。
よって、個人プレイの業務にとらえがちなウェディングプランナーの業務は、シェフや、サービスマン、といった社内のスタッフをはじめ、司会者、ドレススタイリスト、美容師、カメラマン、フローリスト、ペーパーアイテムやギフト会社の営業担当、挙式会社、と多くのパートナー企業と協力をしながら業務を進めていくため臨機応変さやスピード感が必要です。
給料
年収350~500万円前後です。
ウェディングプランナーの仕事のやりがい
結婚式という幸せいっぱいの現場で陰の主役として新郎新婦様を支え、先陣を切って進めていける、キラキラ仕事であることが楽しいと思えます。
また結婚式の打ち合わせに於いて、いろんな人生経験を積み、それぞれの思考があり、出会いも様々、家庭環境も様々な人に出会う中で、結婚式の知識を提供しつつも学ぶことが多いという事にやりがいがあります。
中には著名人だったり、会社の社長様だったり、突き詰めた趣味をお持ちの方、得意なことが自分と共通点だった方から学ぶことって本当にたくさんあって、結婚式が無事におひらきになったときにはこちらの方がありがとうございます!!!という気持ちにいつもなります。
また新郎新婦の招待されるゲストの主賓席には法人営業ではなかなか出会えないような重役の方をお目にかかり、そのかたの祝辞からお話を聞けることも他の仕事にはないやりがいだと思いますね。
少子高齢化が進み結婚式の件数が減ってきている縮小業界ではありますが、いかに可能性を広げていけるかは自分次第だと思うのでそういうチャレンジ精神もやりがいにつながると思います。
ウェディングプランナーの仕事で辛いこと
現場業務で挙げるならば担当替えをお客様から強いられることです。
人には合う合わないがあると思います。
ですが、結婚式という大切な1日の為に最善を尽くしたいという思いで向き合っている中、日ごろの業務に追われお客様とのすれ違いが生じてしまう事、ほんの小さなミスが大きな信頼を失ってしまうことがあります。
そんな時にあなたでは任せられない、あなたでは信頼できない、なんか波長が合わないといわれるととても落ち込みます。
しかし、それをいつまでもうじうじ悩んでいても業務が減るわけではないので切り替えて前へ進むしかないのです。
それでも気まずくなったお客様とは打ち合わせですれ違う事もあるのですからそういう状況を受け止めながら日々一歩ずつ前へ進んでいかなければなりません。
また業務量に関しても、接客2割、事務処理8割という会場もあります。
もちろん不器用な人でも根気よく処理すればできない仕事ではありません。
しかし、いかに効率よくよりを行い、タスクを整理しながら処理を行わなければプライベートが楽しめないという事は事実です。
ウェディングプランナーへ向いている人の特徴3つ
- 人の喜ぶ顔を見ることが好きな人
- 臨機応変な考え方ができる人
- センスを磨いてコミットできる人
①人の喜ぶ顔を見ることが好きな人
結婚式を通じて人を喜ばせることが好きだったり、この人の為に最善を尽くしたい。
という思いがなければやりがいはまず生まれず、ただただ精神的に追い込まれてしんどい仕事になってしまいます。
潜在意識として人間観察が好きだったり、奉仕的な気持ちのある人は苦にならないと思います。
極端ですが、自分のことよりいつも相手のことを優先してしまうような人はむしろ向いていると思います。
しかしその中でも振り回される事とは違います。
人の役に立つことを自発的に考えて、それがきちんと相手の喜びに繋がっていることを実感できることが大切です。
またそれが自分らしくいられるんだという考え方だったり、幸せだと実感できることが必要だと思います。
サプライズを仕掛けたり、関係者を巻き込んでみたり、いろんな方法で相手を喜ばせることの引き出しを広げてほしいなと思います。
②臨機応変な考え方ができる人
臨機応変的な考え方の例として、花嫁様が結婚式当日のドレスを3点着たいとします。
しかし全体スケジュールの内容は演出が沢山あり歓談も大切にしたいとおっしゃっているとします。
ここでプランナーができる提案が沢山あるという事を認識していることが臨機応変な考え方に繋がります。
歓談の時間をどこに設けるのか、花嫁様の色直しのタイミングをどこに於くかで花嫁様が後悔しない提案方法が沢山あるのです。
それをいかに多く生み出し主体性を持って提案できるかと、その考えをパートナー企業や各スタッフと協調しながら臨機応変に活かすことができるかという2つの臨機応変さが必要であると考えます。
このタイミングでは協調性を活かした方が良い。
このタイミングでは私の考えが正しいから主体性をもって取り組んでいきたい!など。
この考えができることはプランナーをする上でも今後キャリアアップをして管理職になっていく上でも重要なことです。
③センスを磨いてコミットできる人
ただ目の前の仕事にがむしゃらに必死にくらいついて行く事も初めは大切です。
ですが、それだけでは今の顧客ニーズに合った提案をすることはできません。
なぜなら、今の花嫁花婿様は一定の結婚式の知識をすでにお持ちだからです。
SNS等できちんと情報を得て、自分たちなりのスタイルを気付くことはプランナーがいなくてもできます。
それを超えるセンスを本来持っていなくてはいけないですし、習得しようという意識で常に学びや気付きを見出し、行動に移し、いろんな経験をしていく上で、ただ目の前にある好みだけではなく、文化や慣習、家族形態やトレンドに合わせたセンスある提案ができることが必要だと思います。
そのセンスを身に付けるのは特に難しい事ではないと思います。
日ごろから「なぜ?」という気付きを持ちながら業務に携わっていればおのずとセンスも磨かれると思っています。
ウェディングプランナーへ向いていない人の特徴3つ
- 人に対して興味がない人
- 忍耐力が全くない人
- 愚痴ばかりで行動に移さない人
①人に対して興味がない人
人に興味がなければそもそもサービス業自体向いていないので別の業界にいかれる方が絶対にいいです。
趣味や食べ物、仕事に対する好みや興味は人それぞれあると思います。
知らないことがあってもそんなに苦労しません。
たとえお客様とその点で話が合わなくても、別の共通点を見出していけばいいわけですから対してモノに興味がないことは気にしなくていいと思います。
ですが、人に興味がないという事は、相手の気持ちの変化に気づけず、受け取り方に勘違いが生まれたり、聞き間違いが発生するため非常に危険です。
手配ミスはお金で解決できることもありますが、ケアレスミスは長引くケースが多いです。
また人に興味がないと深い関係性が気付けないので式場への信頼度が下がってしまう事にもなります。
そういった面で会社にも迷惑でしかないので人に興味がない人はまず向いていません。
②忍耐力が全くない人
ウェディングプランナーという業務はキラキラしていますが中身は非常にどろくさい仕事です。
お客様の前ではキラキラできますがバックへ入ればひたすら手配、交渉をはじめとする事務作業が大量にあります。
そんな中で、対個人と接していますので、何かしらのきっかけで突然積み上げてきた手配が「やっぱりやめます」の一言でキャンセルになったり契約自体キャンセルという事もざらにあります。
それをいかに切り替えて忍耐強く行っているけるかはとても重要です。
お客様に寄り添いたい気持ち、契約に繋げなければいけないというプレッシャー、会社の方針、周囲の人との協調性、あらゆる業務に携わる上で体力的にも精神的にも忍耐力はとても必要であると思います。
ただ、追い込んだり思い詰める必要はなくて、それを超える、お客様からの「あなたが担当してくれてよかった」「最高の式になった」「式後も会いに来ます」という一言や仲間からの励ましの言葉が忍耐力を維持できる理由だと思っています。
③愚痴ばかりで行動に移さない人
基本的に間に挟まれる業務なので愚痴の1つや2つ、それ以上と弱音を吐きたいときは沢山あると思います。
私個人としては吐き出してもいいと思うのですが、義務を果たしてから権利を主張すべきというところは根底としてあると思います。
お客様の満足を得る努力もせず結果も生まず、上司の意見に常に反対したり、お客様のせいにしたりと他責ばかりして、日常茶飯事のことをぐだぐだ言っていては負の連鎖が舞い込んできます。
「言葉は力」「言霊」といいますので念頭に置いておくべきだとは思います。
自分が相手に抱いていることはたいてい相手もそう考えている可能性が多いと思って深く考えすぎないことも大切です。
なんだかんだ言いながらも最終的にポジティブに置き換えて負の要素を跳ね返して最終的に力に変えていける人というのが必要だと思います。
どの業界でもいえることだとは思いますが…。
ウェディングプランナーへ就職する方法
学校からの紹介、転職エージェントならマイナビやdodaの大手転職エージェント、ホテレス求人サイト、Twitterからウェディングプランナー求人を検索することが出来ます。
自分が主役となれる式って、入学式、卒業式、成人式、結婚式、お葬式があると思います。
その中でも自分が主役となり、多くの人様に「おめでとう」と直接言っていただけるのは「結婚式」しかないと思います。
だからこそ思いっきり楽しくてわすれられない最高の一日にするために責任感も必要ですし、自分自身が「楽しい」と思える努力ができる人であってほしいと思います。
商人としてのスキルも職人としてのスキルも両方必要な中、無形商材の提案を通じて自分自身の成長やキャリアに繋げられる仕事だと思うので本当にやりがいはあると思います。
お給料は営業職で考えると初めは低い方だと思いますが、何年か後に別の業界へ転職したとしてもどんなことでもできると思います。
集客の為の広告業務、成約へ導かせる営業、単価アップ、イベントの提案、事務処理、会計業務と多岐にわたる為キャリアアップの選択肢が沢山あるのです。
ぜひ挑戦してみてほしいです。