転職ノウハウ

面接で手応えありなのに落ちるのはなぜ?知らずにやりがちな間違い4選!

面接で手応えありなのに落ちる

「面接で手応えがあったのに、落とされてしまった…」
「あんなに感じが良い対応だったのに、なぜ?」

手応えがあったはずの面接で落とされてしまうと、落ち込みますよね。

「あの面接はいけた!」と思い始めると、勝手に次の選考の妄想とかを始めたりしてしまって、落ちたときのショックに拍車をかけてしまったりすることもあると思います。

次の面接に向けて切り替えていくことが大事ですが、どうしても立ち直れないこともあるでしょう。

そんなときには、他の人の体験談などを見て、事実を整理した上で、気持ちを落ち着けることが大事です。

この記事では、手応えがあったはずの面接で落ちてしまう原因や、対策についてまとめました。

過度に期待せず、淡々と転職活動を成功に導くために有益な記事になっています。

ぜひ参考にしてみてください。

面接で手応えありでも落ちることはある!落ち込まないことが大事!

まず把握しておきたいのは、手応えありでも落ちることはよくあります。

なぜならば、面接でのあなたの印象や受け答えのスムーズさに関わらず、企業には採用の要件が存在するからです。

  • 〇〇の経験がある人
  • 今までに△△という実績を出してきた人 など

これらを書類や面接の受け答えで見抜いたのちに、企業は採用を決定します。

なので、どんなに人当たりよく面接で振舞って、面接の場を盛り上げたところで、条件がマッチしなければ落ちてしまいます。

別にあなたの人間性を否定されているわけでもなければ、経歴を否定されているわけでもありません。

切り替えてすぐに次の面接に向かっていくことが大事です。

特に受け答えが得意な人ほど、「面接は盛り上がったのに落ちてしまう」ということをたくさん経験することになるでしょう。

確かに面接での受け答えがしっかりとしていたのに落ちてしまうと、人間性を否定されたのか?と感じたりして、落ち込むこともあると思います。

しかし、ちゃんと受け答えができていたなら、それはタイミングや相性のせいである可能性も大きいです。

必要以上に落ち込まずに、しっかりと次の面接に備えていきましょう。

面接で手応えを感じる3つの場面

まず面接で手応えを感じる場面をまとめます。

このような場面を経験した人は誰もが「受かったのでは?」と感じているはずです。

もしあなたが同じような経験をしたなら、それはあなただけの思いこみではありません。

自分の面接を客観的に振り返って、次の面接に活かしていきましょう。

①面接官からの質問が多い

面接官からの質問が多いと、手応えを感じると思います。

質問が多いということは、面接官があなたに興味を示していることを表しています。

少なくとも興味がないということはないですし、質問が連続しているということは面接の受け答えに問題があるということもないでしょう。

面接ので振る舞いに関しては、自信を持って大丈夫です。

もし質問の数が多いなと感じたら、あなたのことを面接官が真剣に見定めている合図ですが、それでも落ちてしまうのであれば、別の原因がある可能性があります。

②話が盛り上がる

質問に限らず、話が盛り上がると手応えを感じますよね。

人材採用は候補者の経歴も大事ですが、人としての相性はもっと大事です。

学生時代に体育会系の人と文化系の人がなんとなくグループに分かれて行って、意外となじまないのと同じです。

人はみんな持って生まれた性格がありますので、性格に合わない集団に属してしまうのはお互いに不幸な結果を招いてしまいます。

面接官も会社を代表して採用活動に当たっています
その面接官と話が盛り上がるというのは、組織に馴染める土台を持っていると考えて良いでしょう。

③入社日を確認される

今後の選考日程や入社後の詳細について確認されると、結果も期待しますよね。

次の選考に進まない人に対して、選考や入社日の詳細をしっかりと伝えたところで、何も意味はありません。

詳細の確認が入ったということは期待でいる可能性ありです。

しかし、採用側に”今後の選考については必ず伝える”というルールがある可能性があり、誰に対しても同じ説明をしている可能性があります。

面接官も人間なので、時には言わなければいけないことを忘れることもあります。

そのため、次の選考については必ず伝えることをルール化しているパターンです。

この場合は選考や入社日の詳細について確認されたとしても、通過したかどうかには影響がないことになります。

今後の選考についてさらっと説明された程度なら、過度に期待をせずに待っておくことが大事です。

面接で落ちると感じる3つの場面

手応えを感じる場面があったとしても、その後の受け答えや質問の回答内容によっては、面接官から「この人はうちに当てはまらなそうだな」と感じ取られる可能性があります。

ここでは面接で落ちるサインになっている可能性がある場面をまとめました。

一見、受け答えもできて面接が雰囲気よく終わったとしても、落とされるサインが出ていた場合には、お祈りになる可能性もあるかもしれません。

落ち着いて合否の結果を待つようにしましょう。

①急に面接官が冷たくなる

急に面接官が冷たくなる場合は、落ちるサインになっている可能性があります。

途中までは「うちの会社に合うかもしれない!」と思われていても、経歴などを深掘りするうちに、「やっぱりうちだと、経験不足かな…」と感じられてしまうこともあります。

そのときに急に質問が表面的になったり、態度が冷たくなったりすることがあります。

しかし、面接官も企業の顔です。

見込みがない候補者に対して、あからさまに態度を変えることは考えにくいでしょう。

そのため、もし本当に面接官の態度が冷たくなったとしたら、その企業がやばいのか、あなたがよほど無礼な振る舞いをしたかのどちらかです。

面接の内容を振り返って自分の態度を見返しつつ、次の企業の選考について準備をしておくとよいでしょう。

②面接がすぐに終わってしまう

面接がすぐに終わってしまう場合、面接官があなたに興味を示していない可能性があります。

面接はわざわざ時間をとって、あなたと企業の相性をすり合わせる大事な場です。

今後の選考に進んでもらう人材に対して、面接をさらっと終わらせてしまうことは考えにくいでしょう。

この場合は、しっかりと原因を見定めて、対策を打っていく必要があります。

面接に呼ばれているということは、書類選考を経て「経歴は問題はない」とみなされているはずです。

それにも関わらず、面接前半で見切られてしまうというのは、何かしらの問題がある可能性があります。

身だしなみが悪いのか、最初の挨拶や自己紹介に問題があるのか、面接前半に原因があると考えて、対策を考えてみましょう。

面接がすぐに終わってしまう場合は、面接序盤の受け答えを見直してみて、長く話を聞いてもらえるように努めましょう。

③逆質問の時間を設けてもらえない

逆質問の時間を設けてもらえない場合は、見込みなしと感じられている可能性が高いです。

面接は、企業が採用者を選ぶ場ですが、あなたが企業を選ぶ場でもあります。

その場で企業の内部についての情報を明かそうとしないのは、あなたのことを真剣に候補者としてみていない可能性があります。

ただし、逆質問がないにも関わらず選考に通ってしまったときにも注意が必要です。

企業の内部に何か言いづらい問題があって、候補者に突っついて欲しくないと思っている場合があります。

その場合は面接を遮ってでも、自分から積極的に質問を投げかけてみましょう。

その質問すらも、はぐらかされたりするようであれば、その企業は要注意です。

逆質問がないことは落ちるサインになっていると同時に、企業の体質のバロメーターでもあります。

聞きたいことはしっかりと聞こうとする姿勢が大事です。

面接で手応えありでも落ちる理由4選

「面接で手応えはあったのに落とされてしまった…」という場合に把握しておきたい理由をまとめました。

面接での手応えがあった場合、少なからず内定の土俵には立っていた可能性が高いです。

しかし、それでもよい結果が得られなかったのであれば、何かしらの原因があります。

その原因は、あなたにはどうしようもない原因かもしれませんし、何かしらの対策を打てた原因かもしれません。

あらゆる可能性を想定して、打てる対策を打っていくことで、次の面接で同じ結果を招かなくて済むでしょう。

しっかりと原因を把握しておきましょう。

①入社希望日が合わない

企業によっては、この日に入社をしてもらいたいという日程を明確に設けている場合があります。

この日程が合わないと、手応えがあっても選考に落ちてしまう原因となるでしょう。

ただし、入社の日程に関しては”どうしても入社してほしい人”であれば、企業はなるべく柔軟に対応するはずです。

そのため、日程が原因でお見送りとなる場合は、あなたと同程度の能力を持っていて日程も合わせられる候補者が別にいた可能性があります。

入社日程については求人情報に書かれていることもあります。

その日程に合わせて、引き継ぎ日程を調整しておき、面接時に自信を持って伝えられるようにしておくのがベストです。

②給与などの条件が合わない

希望の給与と合わない場合には、どんなに面接が好感触でも不採用となる可能性が高いです。

多くの企業には給与の基準があり、その基準からあまりにもかけ離れた条件は出しづらいのが実情です。

そのため候補者の希望の待遇を実現できそうにない場合は、企業側が採用を諦めることがあります。

この場合は、今の自分の状況と希望の条件が釣り合っているかどうかを再度確認しましょう。

特に、未経験の仕事に移る場合は給与は下がることが多いですし、仕事内容を優先すると、条件にはある程度の妥協が必要な場合があります。

自分が何を最優先にして転職するのかを、もう一度確認してみましょう。

③他の人が採用された

あなたが採用になる前に、他の候補者が採用された場合、不採用になる可能性が高いです。

企業には採用枠があります。

事業で利益を出していくために、余計なコストをかけるわけにはいかないので、無駄な人員は抱えることができません。

そのため、あなたの選考が進むよりも先によい候補者が見つかった場合、そちらが採用となり、あなたは不採用となることがあります。

選考開始後、このような状況になった場合には仕方がない面もあります。

しかし、応募前であれば”すぐに応募すること”で、リスクを下げることができます。

転職エージェントも「枠が埋まってしまうので、早めに応募してください」とよく伝えてきますが、転職サイトでの応募も同様です。

気になる求人が上がっていた場合には、即応募することを心がけましょう。

あなたが書類作成に手間取っている”たった一日”の差で、選考スピードが違ってくることも多々あります。

気になる求人が埋まってしまうことを防ぐために、大事なのはスピードです。

気になる求人にはすぐに応募することを心がけましょう。

④面接の流れが決まっていて常に雰囲気が良い面接をしている

企業によっては、面接の流れが決まっていて、誰に対しても常に雰囲気が良い面接を行なっている場合があります。

これは面接官の人柄にもよるところではありますが、それがその企業の個性だったりします。

転職サイトの口コミなどを見ると面接の感想が載っていたりしますが、その口コミが良い内容ばかりだった場合には、常に良い雰囲気の面接が行われている可能性が高いです。

この場合、面接の雰囲気だけで合否の感触をつかみとるのは難しいです、

ちなみに、良い雰囲気の面接にはしっかりと乗っかるようにしましょう。

面接官が場の空気を意識的に良くしているのは、あなたの話をより深く聞きたいと思っているからです。

すでにあなたの経歴に魅力を持っていることは間違いありません。

雰囲気の良い面接官は合否の感触をつかみにくいですが、話がしやすい状況であることは間違いないです。

その場の空気感を活用して、あなたの良さを精一杯伝えていきましょう。

面接の手応えを過信しないで淡々と取り組もう

面接で手応えがあったにも関わらず、落とされてしまうのはどうしてなのか?というテーマでまとめました。

手応えのある面接だと、結果についても期待しがちですよね。

その後に落とされてしまうと、より一層辛い気持ちになると思います。

しかし、面接にはその場での受け答えのクオリティ以外にも「企業の採用要件」というものが存在しています。

どんなに雰囲気が良くても、給与や仕事内容、必要な経験などがマッチしないとなかなか採用には至りません。

そして、面接で落とされたからといって、あなたの人間性を否定されているわけではありません。

たまたま企業側の採用要件に当てはまらなかっただけのことです。

深く落ち込む必要はありません。

面接の手応えというのは、あくまで”手応え”です。

その裏にはいろんな条件が重なって、合否が決定します。

どんな雰囲気の面接であれど、通るときは通りますし、落ちるときには落ちます。

過度に期待せずに、淡々と転職活動を進めていくことが大事です。

納得いく転職活動にするために、前向きな気持ちを心がけましょう。

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