看護師

透析看護師に後悔する人も?向いてる人の特徴3つ

透析看護師に向いてる人

「透析看護師」の仕事内容を皆さんはご存知でしょうか?

「透析看護師」という職業について、テレビや雑誌・ビジネスシーンなどで見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。

「透析看護師」の仕事内容や仕事のやりがい・つらいこと・向いてる人の特徴・なりかたなどを知っていないと転職活動ができません。

今回は、現役で「透析看護師」として活躍されている方に、インタビューのうえ、実体験を踏まえて根掘り葉掘り聞いてみましたので、これから目指そうと考えている方の参考になることでしょう。

透析看護師の仕事内容と給料

注射を持つ看護師

仕事内容

透析看護師とのことで、透析の業務に限った内容を書かせていただきます。

透析導入された患者は基本1回4時間の治療を、週3回、一生行うことになります。

(腎移植などで離脱される方もいますが)。

透析患者さんとは週3回顔を合わせることになるので、自然と密なコミュニケーションをとるようになりますし、そこから体調を伺ったり、変わったことが無いかを探っていくのが仕事の1つです。

そして透析を行うにあたり、透析用の血管(シャント)へ血液を抜くところ、返すところと2箇所穿刺をおこないます。

そこに管を接続し、機械を操作し透析開始です。

治療4時間を経た後、抜針し止血を行い、透析終了です。

開始・終了時はバタバタとけたたましく働きますが、この辺の業務は至ってシンプルですし難しくは無いです。

ただ穿刺が難しい血管をされている方もいますので、失敗してもめげない心と、向上心が必要です。

治療開始後の4時間は患者もまったりと過ごされているため、他部署へ手伝いに行ったり、ほかの業務を消化し過ごしています。

ただ透析を行っている際に起こる血圧低下や、意識消失などの急変対応が少なからずあります。

基本的には医師の指示のもと、対応を行いますが現場でとっさの対応力も必要になります。

このような透析の開始・終了といったルーチン業務の他にも透析患者への食事指導や飲水指導など業務は多岐にわたります。

毎日基本的には同じ業務が繰り返されるので刺激的では無いですが、患者からすると生きるか死ぬかの治療を行っています。

患者とコミュニケーションをしっかり取りつつ、正確な作業が必要な職業だと思います。

給料・収入

350万~450万前後です。

役職が着けば更に上がります

透析看護師の仕事のやりがい

心電図の絵

患者と週3回顔を合わせることになるので、言ってしまえば友達のように話が出来る患者も増えてきます。

ですが、コミュニケーションが苦手な患者や、怒りやすい患者もいます。

そのような患者にも治療を行わなければなりませんし、指導も行わなければなりません。

新しい知識を習得し説明したり、興味のありそうな会話をして話を弾ませることで、患者との距離を詰めて、治療を任せて貰えるようになるとやりがいを感じます。

また透析を行うためには穿刺が必要ですが、穿刺が難しい患者がたくさんいます。

一概に難しいと言っても、人間性が難しい患者と血管の走行が複雑で難しい患者がおられます。

どちらにしても1発で血管に入れる技術力が必要になりますが穿刺技術を習得し向上させるには血管に刺す経験を積むしか無いです。

失敗したらやはり嫌な顔をされますし、怒る患者もいます。

この人の穿刺にはもう行きたくないなと思うことも度々あります。

ですがその人とコミュニケーションしっかりとり、また刺してもいいよと許可を貰い、穿刺させてもらい、成功した時の嬉しさと怖かった患者にお礼を言われた時の達成感は素晴らしいやりがいを感じさせてくれます。

透析看護師の仕事で辛いこと

入院患者の絵

現在透析されている患者で糖尿病からの腎不全で透析導入になった患者が多くおられます。

糖尿病になったからと言ってすぐに透析導入にはなりません。

医師の指導がありながらもそれを守れず腎機能が低下して行った結果、透析導入になります。

皆さんがそうとは言いませんが、こちらの指導したことを守れなかったり、頑固な方が多いのも事実です。

透析を導入してからも食事制限や、飲水制限がある為、看護師である我々が患者に指導を行わなければなりません。

しかし守れない患者が多く、その事で医師に指導が出来ていないと指摘されることがあります。

板挟み状態です。

自分はきちんと指導をしていても患者が守れていなければ、意味が無いのでそのような患者に、どのように指導を行うかという事によく頭を悩まされます。

また、基本的には歳上なので、子供のように叱ることも出来ません。

しっかりコミュニケーションをとり、なぜ制限を守れないのか原因を究明し対応していく根気強さが必要になります。

透析看護師へ向いている人の特徴3つ

向いてる人の特徴3つ
  1. 人とコミュニケーションをとる事が好き
  2. お年寄りが好き
  3. ルーチン業務が苦じゃない

①人とコミュニケーションをとる事が好き

週3回同じ患者と顔を合わせますから、治療を行う上でコミュニケーションをとり、信頼してもらう事が必要になるからです。

看護師の中でもオペにつく看護師は患者とコミュニケーションをとることがほとんどないでしょう。

しかし透析看護師は患者とのコミュニケーションが業務の1部と言ってもいいくらい大事な項目になります。

透析の開始・終了を行うにしても、穿刺を行うにしても、指導を行うにしても顔を覚えてもらい、信頼されてからのものになりますので、人とコミュニケーションをとることが好きな人には向いている職業だと思います。

また、最近流行している在宅ワークでは決して行うことのできない業務ですので、職場の上司や同僚としっかりと連携をとり円滑な業務を行う事が必要になります。

医師から指示をいただく際にも聞き漏らしがあってはいけないし、曖昧な指示をこちらから医師に確認する様なこともありますのでコミュニケーションスキルがあると役に立つと思います。

②お年寄りが好き

透析患者は高齢な方が多いです。

中には若い患者もいますが私の務めている透析施設の患者の9割以上は60歳以上の高齢者です。

おそらくどこの透析施設もそうです。

また、私の務めている透析施設では100名以上の透析患者がいますので、高齢者とのお付き合いが好き、上手な方に向いている職業だと思います。

仲良くなれば孫のように可愛がってくれる患者もいますし、友達のように話が出来る患者もいますので、経過観察を行う時間では、体調の確認を行いながらついつい長話をしてしまうこともあります。

中にはカミナリ親父のように怖くて頑固な方もいますが、取っ付きにくい反面、信頼して貰えた時の感動は大きいです。

おじいちゃん、おばあちゃん子な方は自然と高齢者のツボを刺激して好かれている傾向にあると思いますので、是非透析施設で活かしてみるのもいいのでは無いかと思います。

③ルーチン業務が苦じゃない

透析の業務は
透析を開始→4時間治療・経過観察→透析を終了
の流れで毎日行われます。

透析を開始した後の時間で別の業務を行う事はありますが、基本的には毎日同じスケジュールで仕事を行います。

仕事の内容も穿刺をして回路を繋ぎ透析を開始する変わり映えの無い内容です。

言ってしまえば単調な作業ですが、患者の命に関わる治療を行っているので、繰り返しのルーチン業務でも1回1回丁寧な仕事ができる方には向いている職業だと思います。

こちらからしたらたくさんいる患者の一作業のようですが、患者側からすると病院で行われる治療なので、毎日単調な業務だからと言って気を抜くことは許されません。

そこに自分でやりがいや仕事の楽しさを見つけて、穿刺の失敗をしなかったり、難しい血管を難なくこなす穿刺職人を目指したり、高齢な患者からモテモテなスタッフを目指してみてもいいのではないでしょうか。

透析看護師へ向いていない人の特徴3つ

向いてない人の特徴3つ
  1. 型にハマりたくない
  2. 指示を出されたくない
  3. 人の面倒をみたくない

①型にハマりたくない

透析施設では毎日基本的には同じスケジュールで業務を行っていますので、毎日新しいことをしたい願望のある方や、皆に驚かれるような仕事をしたい、型にハマりたくないというような方は透析看護師は難しいのでは無いかと思います。

病院は患者の事を1番に考えている組織のようで、あくまで会社でありサービス業でもありますので、きちんと規律を守れる必要があります。

看護師の配属される部署の中でも透析看護師の仕事はルーチン業務感が強いのでそこに耐えれる必要があります。

オペに着いたり、救急に着いたりすれば毎日違う症例を体験することが出来ますので、そちらに配属される事をおすすめします。

ルーチン業務でも職人気質でひとつの事を極めていきたいような方には向いている職場だと思いますので同じ看護師でも部署を選ぶ際に考慮してみてください。

②指示を出されたくない

透析看護師を行っている以上、どれだけ上り詰めたとしても師長です。

病院という組織の中ではどう頑張っても資格上、医師には勝てません。

自分がどれだけ勉強をして経験があっても突然やって来た研修医にでも下出に指示を仰がなくてはなりません。

医師が皆さん傲慢な方ばかりではありませんが、組織としては医師の下につき、医師の指示のもと治療を行っていきますのでトップを目指して、むしろ指示を出して動かしていきたいという希望がある方には向いていないのでは無いかと思います。

勤続年数が長かったり、圧倒的な専門知識がある場合など医師より見た目上、立場が上になっている看護師もおられますが、あくまで治療行為を行う際には医師の指示のもとですので、指示を出されるのが嫌だったり、年下の医師に指示を出されると穏やかでいられないような人には難しいのではと思います。

③人の面倒をみたくない

おじいちゃん、おばあちゃん子で高齢者と接するのが苦じゃない方も居れば、子供の面倒を見るのが得意で好きだという方もおられると思います。

私は子供に叱るより、自分より歳上の高齢者に指導を行う方がなかなか難しいんじゃないかと感じます。

高齢者は自分が長いこと信じて生きてきた意思と習慣があります。

それが間違っていた場合、何とかしてそれを治して行かなければなりません。

そうなった場合は子供に新しい事を教えるよりも難解だと思いますし根気がいる事だと思います。

この指導を行っていくにはこの患者をどうにか良くしてあげたい、助けてあげたいという感情が無いとこちらが負けてしまいます。

面倒見が良くないと無理とは言いませんが、人の面倒を見ることが好きじゃなかったり、イライラしてしまうような人にはなかなか高齢者の指導は難しいのでは無いかと思います。

透析看護師になるには?

医者が待っている絵

看護学校か看護部へ行き、国家試験の受験資格を得ます。

国家試験合格の後、准看護師か正看護師の資格を得ることで病院の透析室か、透析クリニックへ就職しこの仕事に着くことが出来ます。

看護師には色々な部署があり、たくさん業務があって覚えることも多いと思いますが、患者から直接ありがとうとたくさん言って貰える職場だと思いますので興味が沸けば是非選んでみてください。

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