このご時世、様々な苦難に悩む人々が溢れています。
それはお金の悩みであったり、仕事であったり、人間関係だったり、はたまた他の何かかもしれません。
いずれにせよ、誰もが深い悩みを抱えているのは間違いないでしょう。
そしてそんな苦しんでいる人に寄り添い、助けたいと思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方々に向けて、当記事では苦しんでいる人を助ける仕事をご紹介したいと思います。
このご時世、人はどんな悩みを抱えているのか?
病気や怪我
昨今の感染症についてもですが、時として人間は不慮の病苦に悩まされるものです。
その被害の度合いは大小様々ですが、中には生まれつき抱えてしまっているものや、順風満帆だった人生が一瞬で崩れてしまうものもあるのが現実です。
特に重病や身体の一部を失ってしまうといったものは、精神に変調をきたしてしまう場合もあるでしょう。
人間関係
現代社会において人間関係は切っても切れないものです。
学校、職場、家庭での不和によって、精神を病んでしまう人間は非常に多いです。
中には誰にも相談することもできず、命を絶ってしまう方も少なくはないです。
ちなみに2020年1月から10月の自殺者統計は、厚生労働省自殺対策推進室の発表によると2,153人となり、前年同期比より39.9%増加しているとのことです。
自殺の理由は様々ですが、いずれにせよ心に抱えた暗鬱な感情がそれを促したのは言うまでもないでしょう。
このご時世、それらの悩みを解消する仕事の需要が高まっていると言えます。
金銭関係
金銭に関わる仕事ですが、様々な形があります。
個人や企業の資産運用であったり、保険などの相談に乗るものなどです。
昨今の感染症による飲食店を始めとしたサービス業などが経営難に陥っています。
そういったお金に悩んでいる方々の相談に乗る仕事も、需要があると言えるでしょう。
事件や事故、災害による被害
ニュースで見るような犯罪や事故は非日常的に見えるかもしれませんが、しかし実際に起こっていることであり、私たちが巻き込まれる可能性もゼロとは言えません。
また、昨今の異常気象による洪水や、地震といった自然災害もどのようなタイミングで私たちの生活を脅かすのかは分かりません。
避難のための備えをするなどの対策もありますが、やはり個人でやれる対策は最低限の程度に収まってしまうでしょう。
そのため、いざという時に被害に遭った人々の手助けをする職業ほど、私たちにとって心強いものはありません。
これらは時として人々の前に立ち塞がり、そして我々を追い詰めることもあるでしょう。
あるいは時間がそれを解決してくれる時もありますが、しかしその過程はかなりの苦痛を伴うかもしれません。
そしてそれに耐えきれず、命を絶つ人も少なくはないのが現実です。
どんな人を助けたいのか、どんな仕事が向いているのか
人々がどんな悩みを抱えているのかは上述の通りですが、漠然とした考えで仕事を選ぶのはやはり無謀です。
どんな人を助けたいのか、あるいは自身の得意なことを活かせるか、そういった点で選んでいくのが良いかもしれません。
以下に一例をまとめてみました。
・人の心に寄り添う仕事
心理カウンセラー、ケアマネージャー、
・怪我や病気を治す、あるいは介護などの仕事
医者、看護師、救急救命士、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、理学療法士、言語聴覚士
・社会の問題解決、人々の安全を守る仕事
自衛隊、警察官、消防士、弁護士、NPO職員、NGO職員、地方公務員
・お金(資産など)の相談を受ける仕事
ファイナンシャルプランナー、保険外交員
しかし、どうしてもこの仕事がしたいという強い意志や夢を持った方もいるでしょう。
もちろんその仕事に就くために、一から努力する必要があるかもしれません。
苦労するかもしれませんが、そこへ辿り着いた暁には、同時に人一番強いモチベーションや使命感を持って人助けの仕事をすることができるでしょう。
人を助ける仕事5選
・医師
皆様もご存じの、人の命と健康を守る仕事です。
直接的に人々の命を助ける仕事ですから、自身が人の役に立っていると肌で感じられると思います。
また、仕事の範囲は病院のみならず、山岳医やスポーツ医などと言った様々な仕事のパートナーとしても活躍できるでしょう。
漠然と医師になりたいと考えるのも良いのですが、どういった医師を目指したいのかも視野に入れてみるといいかもしれません。
・看護師
看護師は医師の補助や、患者の心身のサポートが主な仕事です。
昨今の事情も相まって、需要が高まっている仕事でもあります。
夜勤によって不規則な生活になりがちで大変な仕事ですが、人々の命の尊さを身近に感じとることができ、医師同様に人の役に立っていることを深く実感できるでしょう。
・介護福祉士
少子高齢化社会である日本において、重要視される仕事の一つでもあります。
介護が必要とされる人々の生活全般を支える仕事です。
おむつ交換やベッドから起こすなどの移乗介助の業務も行いますが、
その方の心身の状況などを理解し、生活継続の為に他職と連携していくことも重要になってきます。
重労働であったり状況判断を問われることにもなる大変な職業ですが、いつの時代も必要とされている職業の一つです。
・自衛隊
日本の平和と国民の生活を守る仕事です。
昨今の国内や他国への災害に対する救助や支援活動は、我々国民の記憶にも新しいと思います。
訓練や規律が厳しいのは当然ではありますが、しかしそれこそが被災地で苦しんでいる人々を救う為の強靭な精神と肉体を作っていると言えるでしょう。
海外でも一目置かれており、現地で大々的に感謝されたニュースもあります。
それは日本国民の誇りでもあり、大いにやりがいを刺激する職種であると言えます。
・NGO団体、ODA、技術支援企業(海外支援)
発展途上国への様々な支援を行う仕事です。
内容は学校や井戸などの建設や、農業、インフラ整備などと、多岐に渡ります。
自身がやりたいものをしっかりと定め、そこから自分のやりたい仕事を選ぶと良いかもしれません。
自衛隊と同様に海外で直接仕事をする際は現地の人々から感謝されることもあり、やりがいのある仕事だと思います。
ただし、人を助ける仕事は覚悟も必要
・専門的な技術と知識が必要とされる
中には国家資格も必要とされる職種もあり、相応の努力が必要とされます。
また、知識を得ても実際に経験を積んで、活躍するまでにかなりの時間を要することになるかもしれません。
また、業種によっては言語の壁にぶつかるかもしれません。
・非常にハードな仕事である
日々の訓練が辛いと職種もありますが、なにより身のプライベートを犠牲にしなければならないかもしれません。
さらに不規則な生活になりがちな業種もあるため、体力がなければ続かないものもあるでしょう。
⑤まとめ
いかがでしたでしょうか。
当記事で紹介したもの以外にも、多くの人を助ける仕事があります。
そしてそれと同時に、このようなことに困って苦しんでいる人間も多くいるのも事実です。
そんな方々を助けたいという方は、自分の得意なこと、やりたいことを人助けという形で実現できるように、是非とも頑張っていただければと思います。
当記事が、皆様の夢を叶えるための一助となれば幸いです。