百貨店にある化粧品コーナーで化粧品会社の美容部員の方々が華やかに見えますよね。
最新の化粧品を扱っており、綺麗にされている方が多く、女性の憧れる職業の1つではないでしょうか?
今回は、現役の化粧品会社でビューティーアドバイザーとして美容部員として働く方へインタビューをしましたので、これから化粧品会社のお仕事に就きたい方の参考になることでしょう。
化粧品会社の仕事内容と給料
仕事内容
化粧品会社でも仕事内容はたくさんあると思います。
私は化粧品会社でビューティーアドバイザーとして美容部員として働いています。
業務内容はとにかくお客様への接客販売です。
タッチアップで直接お肌につけてあげてお客様に似合うメイクを見つけてあげるのもビューティーアドバイザーの仕事なので、研修でたくさんメイクの実技があるかと思いますが、やはり似合う色やメイクをしてあげると、お客様は感動してご購入に繋がります。
逆にあまりだとまったくご購入に繋がらないので、しっかりメイクの勉強をすることが大事になってきます。
とにかく自分の実力がすべて数字に繋がるのでやりがいを感じる一方、仲間と数字を比べてしまいそこでくじけてしまうこともあると思いますが、そこで負けてたまるかという気持ちがある子はどんどんのびていくと思います。
私達をみてメイクをかわいい同じものがほしいと言って頂けたり、肌が綺麗だとスキンケアを真似してくれるので高単価に繋がります。
自分自身も売り物と思う気持ちが大切です。
給料
会社にもよりますが、平均年収は300万~350万となります。
化粧品会社の仕事のやりがい
先ほどの質問でもあったように、自分の努力がお買い上げの金額という数字で明確にあらわれるので、勉強、努力を重ねるとその分結果としてあらわれやすい職業だと思いますので、達成感はかなりあると思います。
個人はもちろんお店の予算などもあると思いますが、それをスタッフ全員で達成できた時の嬉しさはさらに達成感を感じれます。
お客様と仲良くなると自分指名の顧客様も増えていき、担当のお客様が綺麗になっていくのを間近で感じれるのですごく嬉しい気持ちになります。
新作やトレンドをいち早く取り入れることもできるのでお洒落度もどんどんあがっていくと思います。
自分のしてあげたメイクを気に入ってくれて、お客様が喜んでくれ、ありがとうと言ってくれる時、この仕事をしていて良かったなと感じます。
あとは自分自身がきれいでいればいるほど、お客様からの支持もあつくなるので自分磨きが自然と身に付くので、同年代の友人よりも若々しくいれるという面も人前にたつ仕事で良かったなと年齢が高くなってから思います。
化粧品会社の仕事で辛いこと
1番大変なのは立ち仕事ということです。
若いときは苦痛もなく働けますが、年齢があがっていくと店頭に長時間たつことが、しんどくなってしまうかもしれません。
あとはブランドによりますが、若い方をターゲットにしていると自分自身がお店から浮いてしまうという可能性もあるので、長く続ければ続けるほど、年齢の壁にぶちあたる日が来ると思います。
次に先ほどから何回もお話していますが、全てが数字になってあらわれてしまいます。
そのため自分自身の予算が達成できていないと周りと比べてしまい焦ってしまいますし、先輩からの圧を感じてしまうこともあります。
そういったときは買わせようという接客になってしまい、さらに売上に繋がらず空回りしてしまいやすいです。
風邪や花粉症などで話し辛い日も中にはあるかもしれません。
ですが接客業なのでとにかくお客さまとお話をしないといけないので声が出にくい日などはしゃべりたくないけどお話しないといけない‥と辛く感じると思います。
化粧品会社へ向いている人の特徴3つ
- 笑顔が素敵
- コミュニケーション能力が高い
- 美的センスが優れている
①笑顔が素敵
接客業なのでやはり笑顔がとても大切になってきます。
化粧品の販売員になると綺麗な方が多いと思いますが、その分美人はきつくみられます。
なので一つ一つの言動がきつく見られてしまい、お客様の不安になることもあるかもしれません。
にこにこと笑顔が素敵な方ですと、親近感がわきこの人になら相談してみようかなとお客様のほうから歩みよってきてくれることと増えますし、やはり印象に残りやすいので、次のご来店に繋がることも増えると思います。
今までも笑顔はとても大切でしたが、今はマスクのため目しか見えないので今まで以上に笑顔が大切になってきます。
なので自然と笑顔が作れる方のほうが接客業には絶対にむいていますし、プラスになると思います。
②コミュニケーション能力が高い
お客様との会話の中で、そのお客様の好みなどをしっかりと探っていかないといけないので、しっかりとお客様と会話が出来る人の方がいいと思います。
業務的な質問を繰り返して好みを探っていくのひも、楽しそうにいろいろなお話を出来る方や、お客様のお話を広げて向こうを喋らせる事ができる方はどんどんとお客様の内面に入り込めるのでかなり強いと思います。
これはどのお仕事でも大切なことだと思いますが、お客様以外にもスタッフとの連携も大切ですし、予算をみんなで達成するには全員のコミュニケーションが必要になってきます。
みんなの輪の中にスッと入り込める子は何かと特だと思うのでコミュニケーション能力は高ければ高い方が有利だと思います。
③美的センスが優れている
メイクをタッチアップしてあげるとなったときに、お客様の好みもあるかと思いますが、パッとその方のお顔などを見て、似合うカラーやお顔のパーツのバランス感などを瞬時に判断出来るのは、勉強や努力をして手に入れるのはもちろんあると思いますが、もともと美的センスが優れている子はもって生まれてきています。
さらに努力をすると本当にずば抜けて上手に感じます。
よくメイクが上手な子は、顔を用紙に例えて、メイクは絵を書く感じと答えます。
そのようにバランス感や色彩などを綺麗に見せる事ができるので、お客様にメイクをしてあげたときに喜ばれることがかなり多いと思います。
そうするとお買い上げに繋がることも増えるので美的センスはある方がいいと思います。
化粧品会社へ向いていない人の特徴3つ
- 愛想がよくない、顔にでやすい
- 人の意見を取り入れない
- 見た目に対して努力をしていない人
①愛想がよくない、顔にでやすい
お客様対応の仕事なので愛想がよくない方はもちろんむいていません。
接客態度が良くないとご購入に繋がりません。
そんな方から商品を買いたいと思いますか?同じものを買うのならニコニコと愛想がいい子から買いたいと思いませんか?お客様は神様です。
とまでは言いませんが、お客様からお金を頂いて、それが自分自身の給料になるのです。
しっかりお客様が満足して頂けるような対応、その方と向き合った態度をとれないとやっていけないと思います。
お客様は敏感なので少しでも不満な態度をとるとクレームに繋がることもあります。
相手が間違っていることだとしても、それを出してしまうと逆上させてしまうので大人な対応ができるようにお願いしたいです。
②人の意見を取り入れない
入社したてに多いと思いますが、自分が正しいと思いすぎていて、先輩などからの意見を素直に聞けない子は成長できません。
例えばメイクのアドバイスをされて自分はこっちの方がいいけど先輩には注意、指導されてしまったといった場合、自分は自分の出来の方がいいからなおしたくないと思うかもです。
ただ正しい、間違っているだけではなく、経験値、人それぞれ考え方があるのでまずはその意見を取り入れてまずは実践してみる。
そしてそれで違うかった時や、別のやり方の方がいいと思った時にやっと意見を言うということが大切だと思います。
社会経験がないと、とても難しい事だと思いますが、これが出来るようにならないとどんなお仕事も難しいと思います。
③見た目に対して努力をしていない人
販売員は自分自身マネキンだと思うので、売りたいものは自分自身につけてアピールするのが1番だと思っています。
見た目で判断するのは今の世の中いいことではないと思います。
ただ美容業界なのでやはり見た目は大事です。
雑誌でお洋服を見て、これ可愛いと思うのはモデルさんとそのお洋服がマッチしていたから自分もと思って見ませんか?化粧品も同じで綺麗な人がつけていてたら真似したいと思って頂ける事が増えると思います。
お姉さんのそのカラーどれですか?と聞かれる事がとても増えます。
どれだけ自分を磨きブランドイメージに合わせる事が出来るかで、売上も全然違ってくるので、自分自身のためにも見た目の努力をすることを忘れないでほしいです。
化粧品会社へ就職する方法
転職サイトや企業のホームページで求人情報が沢山あります。
必要な資格はございません。
お客様から「ありがとう」を沢山頂けるやりがいのある仕事ですので、転職サイトで色んな社風や雰囲気の異なる会社の面接を受けてみると良いでしょう。