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【どんな仕事?】コピーライターに向いてる人・向いてない人の特徴

コピーライター向いてる人

心を動かすようなコピーライターになりたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

  • やっちゃえ日産
  • さ、ひっくり返そう
  • わんぱくでもいいたくましく育ってほしい

など、数々の名言をコピーライターの方々が時間をかけて作成し、企業のCMやポスター等に使われています。

その裏でどんなことを行っているのか、今回は現役のコピーライターの方へ仕事内容や給料・なり方をインタビューしましたので、これからコピーライターを目指す方の参考になることでしょう。

コピーライターとはどんな仕事?給料は?

仕事内容

自社の広告を制作するのか(内部制作)、クライアントの広告を制作するのかによって異なりますが、基本的にはターゲットを設定して、ターゲットの生活や思考、好み、関心事に関連するワードやセンテンスでコピーを作成します。

奇をてらうことなくシンプルなコピーを複数(かなりの数です)書き、足したり引いたり作り変えたり、地下作業も多いです。

その前提となるのが広告企画ですので、企画をしっかりと理解して方向性を確認してからのライティングとなりますので、事前の分析や自分なりのリサーチが重要です。

インプットのないところにはアウトプット(コピー)はない、と考えるといいと思います。

コピーが決まってからも、デザインや印刷の工程の中で修正もありますので、印刷物が完成(校了)するまで気は抜けませんが、自分が関わった広告が世に出たとき、それを自分で見かけたときの喜びは、何物にも代えられません。

言葉の力で、誰かを購入に動かしたい、興味を喚起したい、世の中に必要な製品の価値を理解させたい、など様々な側面でコピーは大切な役割を果たしています。

給料

平均で400万円前後

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コピーライターの仕事のやりがい

考えに考えて、書きに書いて、「これだ」と思うコピーにたどり着いたときのやりがい、喜び、ときめきは相当なものです。

どういう訳か一生懸命書いているときよりは、気分転換に散歩をしたり、コーヒーを飲んだり、気を休めたときにコピーが浮かんでくるので不思議ですがその瞬間は気持ちが昂ります。

そこに行きつくまでに、ネットや書籍、知人へのヒアリング、ディレクターやクライアントとの相談など、多くのインプットを経て、書いて直して絞り出して、そうして生まれてくるコピーはどれも非常に愛着があり大切です。

前述の「これだ」と思えるものは多くはありませんが、野球選手が練習に練習を重ねて、素振りをし、見えない相手と何度も想像で戦い、ようやく手にした舞台でホームランを打ったような爽快さはあると思います。

また、そうして作ったコピーで、クライアントからのお礼やねぎらいがあったとき、商品の売り上げにつながったり、資料請求者が増えたり、問い合わせ件数が増えたり、何らかのリアクションが返ってきたときの嬉しさ、達成感もやりがいの一つだと思います。

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コピーライターの仕事で辛いこと

自分がどれほど苦しんで書いたコピーでももちろん採用されないこともあります。信念を持ってこれがいい、と思ったコピーでもいともたやすく不採用、というときも多々あります。

OKが出ずに締め切りまで徹夜したり、一度OKが出ても修正の依頼が来たりすることもあります。夜が遅くなったり、労働時間が長かったり、睡眠時間が短くなったりすることもあります。

加えて、自分の感覚とディレクターやクライアントの感覚のずれ、終わりの見えにくい工程などは辛さのひとるかもしれません。

どんな状況であれ、なぜそのコピーか自分なりに根拠と意図を明確にして書くこと、説明できる状態にしておくことをお勧めします。

ただし、自分の考えや意見に固執しすぎないように気を付けてください。

納得できないことも、さほどいいと思わないコピーを採用されることも、コピーをディレクターやクライアントに修正されることもあります。

それも仕事です。

次こそは、の気持ちで頑張りましょう。

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コピーライターへ向いている人の特徴3つ

向いている人の特徴
  1. 書くことが好きな人
  2. 前向きな人
  3. 一度で採用されなかったり逆境に燃える人

①書くことが好きな人

何はともあれ、言葉を書くことが好きでないと続きません。

コピーライターは書くのが仕事です。書くことが好きでないと続けていくのは難しいと思います。

仕事をしていれば書くことがつらくなることも、書くことが苦しくなることも、書きたくないと感じるときもあります。

しかし、悩んだり苦しんだり落ち込んだりしても、最後の最後に、「やっぱり、俺、書くのが好きだな」と思えるからこそ、「もう一本書くか」「次書こう」という前を向く気持ちが生まれてくるのだと思います。

「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、」コピーライターもその一つでです。書くことが仕事であり、書くことが練習になり、書くことが成果になり、書くことで報われる。結局のところ、コピーライターは書くことから逃れられないのです。

逆に言えば、書くこと(コピーの女神とでもいいましょうか)から、手放してもらえないのだと思います。

最後に、入り口の「好き」と、やり始めてからの「好き」は多少質が違うかもしれません。

➁前向きな人

不採用にあなる本数が多いからです。

昔ながらかもしれませんが、メインとなるコピー、デザイン上一番いいところに入れるコピー、キメのコピーなどは何本も何本も、何本も何本も書くことになります。

すべてが全く別の切り口である必要はありません。言い方や語尾、一文字だけ変えるなどニュアンスを変える書き換えもたくさんあります。

そうやって書いて提出したコピーでもすべて不採用になることもしばしばです。明確な理由がなく「なんとなくピンとこない」というあいまいな理由で不採用の場合もあります。そういったときに、負の気持ちがありながらも「じゃあこの方向性でどうかな」「こっちの書き方ならどうかな」「この単語だけ変えてみるのはどうだ」「”です”を”ます”に変えてみるか(例)」など、ほんの少しでも前向きに受け止めて、手を動かしていかねばなりません。ある意味では、楽観的な前向きさがあるといいのかもしれません。

③一度で採用されなかったり逆境に燃える人

これは絶対条件ではないと思います。

ただ、この気持ちを持てる人は成長が早く、強いと思います。大きな逆境でなくても、向かい風に対していろいろな方法で立ち向かおうという熱い気持ちのある人であれば、どんな状況になっても粘り強く対応できるからです。

あきらめの気持ちがよぎることは悪いことではありませんが、マイナスの気持ちを自分のガソリンにして、アクセルを踏んでいける逆境で燃えることができるエンジンを持った人であれば、きっといいコピーが書けると思います。

ただし、アクセルを強く踏みこんで訳ですから、決して燃費がいい走りとは言えません。自分なりに、休み方も考えて実践していってください。今日だけは前向きにあきらめて休養する(寝る)、という方法も必要であることは、今のうちから知っておいてほしいと思います。

布団に入ったら(横になったら)考えない、これは名将・原辰徳(巨人軍監督)の教えでもあります。

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コピーライターへ向いていない人の特徴3つ

向いていない人の特徴
  1. 書くことが嫌いな人
  2. 論理的に考えるのが苦手な人
  3. 体力のない人

①書くことが嫌いな人

大前提の話ですが、書くことが嫌いな人はやめておいたほうがいい職業です。

パソコンを使ってコピーを書くのは現代では当たり前のことですが、ときには自分でサムネイルやラフ(簡単な設計図のようなもの)を書いてみてどの位置に、どんな雰囲気でコピーを入れるとよいか、手書きをすることもありますし、メインのコピーやキメのコピーはノートに書き連ねていき、方向性や案を練り上げることもあります。

自分の手書きの字で書いてみてしっくりくるか、などを試してみることもあります。ここまでは物理的に書く行為ですがこれが嫌いな人は向いていないかもしれません。

また、文章を書くという行為が苦手な人も向いていないかもしれません、何にせよ、書くことがすべての職業ですので、書くことが厳しい・書きたくない、という場合は長く続けていけないかもしません。

➁論理的に考えるのが苦手な人

コピーを書く行為は、論理的な思考に他ならないと思います。市場や商品を分析して、それをターゲットに合うように方向性や内容を決めて、それに最適な文字数や文章量で書いていくためには、どうするとそこに到達するのかを「調べて・考えて・落とし込む」という行為が必要になってきます。

その場合に、多少なりとも論理的に考えることができていないと、全体のl流れや構成、文章が支離滅裂になってしまいます。論理的というと難しくとらえてしまうかもしれませんが、簡単に言い換えれば、順序だてて考えるということなのだと思います。

物事を伝えていくには順番が必要で、ときに結論から伝えることもあるでしょうし、最後まで結論を取っておく場合もあると思います。企画やターゲット、方向性に合わせて、根拠・理由とセットで考えること(論理的に考えること)が大切だと思います。

③体力のない人

これはどの職業にもある程度あてはまるのかもしれませんが、体力や健康に自信のない人は向いてないといってもいいと思います。

時間的に不規則になることも多いですし、かといって撮影や取材の同行となると朝も早いし夜は遅い、ということも多々あります。

体力というよりは、休み方に自信のない人と言い換えてもいいかもしれません。休める、と思った瞬間にしっかりと休んでおくことは非常に重要です。

体だけでなく脳(頭で考える)を使う職業でもありますので、ある程度の睡眠と栄養を取っていないと活動自体に支障が出てしまいますね。

体力・健康・自己管理・ある程度の自炊などの要素も大切化もしれません。多少のハードワークでも体を壊さない、効率よく休養する癖がついている、など体力に関しては今のうちからよくよく考えておいたほうがいいと思います。

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コピーライターになるには

まずはコピーライターの講座などに通いながらコピーを書くことになれるのがいいと思います。

気に入った広告をスクラップしておき、「誰に向けて、どんな意図で書いたか」を自分なりに分析する癖をつけておくと、ターゲットに対してどんな表現や言い回し、コピーを使うとよいのかが、イメージ出来ると思います。

仕事になればターゲットに合わせた企画があり、それがベースになりますのでこういった経験は役立つと思います。自分の場合、これに加えて、朝日新聞の天声人語のようなコラムを読みながら、「自分ならこんな風に書く」という改編の作成や内容を変えずに文章を短くするなど、文章を書く練習を数か月していました。

コピーライターはかつてのような華やかで儲かる仕事ではありません。

地味な作業、疲れる作業、面倒な作業、理不尽なこと、そういったプラスではない要素も多々あります。

まずは、「糸井重里氏のような」などの考え方は一時休止しておいたほうがよいでしょう。糸井氏であっても、計り知れない苦労や努力、忍耐、そういった負の部分はあると思います。

ただ、必死で書き上げたコピーが世の中に出ていく様は、なんとも言えない喜びも、自負も、見栄もプライドも、多くのプラスの気持ちを感じさせてくれるものです。

ただ、四の五の言わずにやってみるのがいいのだと思います。自分が書いたことは、あくまで振り返ってみて思うことです。若さを武器に覚悟は持ちながらですが、飛び込んでもいいのかもしれませんね。

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