退職・職場の悩み

【経験者が語る】ユーターン転職は難しい?感じたメリット・デメリット

ユーターン転職難しい

コロナ禍で生活スタイルや働き方が大きく変わった今、地元に帰りたい、都会の生活に嫌気がさしたという理由でUターン転職をする方が増えています。

私自身、3年前にユーターン転職した経験者です。

地元には就職先がないのではないか、都会の生活に慣れていたので、田舎での暮らしに不安などUターン転職が難しいと思われている方へUターン転職経験者の視点から、メリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。

ユーターン転職して地元で働きたい方急増中

冒頭でもお伝えしましたが、現在、生活スタイルや働き方の変化に伴いUターン転職を希望する方が増えています。

株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)の調査によると、

20代の仕事観や転職意識をひも解くために実施したアンケート調査では、今新型コロナウイルスの流行や、テレワークの推奨で、地元・地方で働きたい20代が増加していることを受け、「UIターン」に関して調査。

「UIターンや地方での転職を希望する人」は65.8%に上り、2020年5月比29.7ポイント増加しました。

「新型コロナウイルスの流行により、家族のいる地元に戻りたいと思うようになった」「テレワークで首都圏にこだわる理由がないと思った」「満員電車を避けたいと思うようになった」などの声が寄せられており、新型コロナウイルスの流行やテレワークの実施をきっかけに、「地元・地方で働きたい」と考える20代が増加傾向にあることが分かります。

(出典)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000578.000013485.html

20代だけでなく、30代以降でも

  • 子供の成育環境を考えて地元へ戻りたい
  • 親の様子が心配で地元へ戻った
  • 都会の喧騒に疲れてUターン転職をした

など、どの年代でも地元へ帰りたいという思いが強くあることがわかります。

ユーターン転職のメリット

では、Uターン転職することで得られるメリット・デメリットはどんなものがあるでしょうか。

Uターン転職をすることのメリットは

  • 地元での慣れ親しんだ環境で生活できる
  • 自然豊かな中でリフレッシュできる
  • 満員電車などの通勤ラッシュからの解放
  • 家族や友人などと過ごす時間が増える
  • 子育てや親の介護がしやすい
  • 生活費など都会と比べて安い

などが挙げられます。

ユーターン転職のデメリット

一方、Uターン転職をすることのデメリットは

  • 都会の生活に比べて不便(公共交通機関や娯楽など)
  • 車の運転が必須
  • 有名企業への転職やキャリアアップには向かない
  • 転職活動が大変
  • 現在の給与から下がる場合もある

などが挙げられます。

自分のこれからのライフプランで譲れないもの、大切にしたことなどを、しっかりと考えることが大切です。

私のユーターン転職の理由

実際に私は子供の出産を機に、3年前、妻である私の地元へ家族で移住しました。

それまで夫の転勤で、都市部を転々としていた我が家。

転勤族のため、周りに頼れる家族や友人がおらず、子供と2人きりの時間に不安を感じることも多かったです。

子供が熱を出した時、怪我をした時、初めての育児で不安も多く誰か近くに頼れる人がいればと常に思っていました。

そんな時に、夫がUターン転職をしようと持ちかけてくれました。

周りに頼れる存在が増えることにとても安心したのを覚えています。

夫自身も、全国各地の転勤を伴う仕事と家族との時間を取れない働き方を変えたくて、地方都市への転職を希望しました。

技術職だったこともあり、就職先はすんなりと決まりました。

地方都市は就職先が少ないと思っていましたが、現状は働き手不足のため買い手市場です!

都会ほどの大手企業はないですが、地方で有名な中小企業でも中途採用に力をいれているところが多く、即戦力を欲しがっていると感じます。

地元で働きたいと思った最大のきっかけ

また、私や夫が地元に移住したいと持ったきっかけがもう一つあります。

「持ち家が欲しい」と考えたことです。

夫は転勤族だったので、持ち家には一生縁がないかなと思っていたのですが、やはり家族が増えると賃貸アパートでは狭い。

なので、最初は都会のマンション見学を始めました。

しかし、田舎育ちの私たちはどうしても、この値段だったら、地元だと大豪邸作れるよね?と思ってしまうのです。

そこで、地元の土地の相場を検索してみました。

都心と比べて格安です。

夫にとっては、それが一番のきっかけだったと思います。

Uターン転職して家を建てよう。

その目的のもとに、私たち家族のUターン転職が始まったのです。

どうやって転職先を見つけたか

では、私たちがどうやって仕事を見つけたか。

夫と私の場合をそれぞれご紹介します。

ずばり、夫に関しては「地方公務員のU・J・Iターン枠」です。

各地方自治体のホームページで公務員試験の公募を今か今かと待ちました。

近年の傾向として、地方自治体でも即戦力採用に力を入れており、採用の年齢制限も30代後半くらいまで設けている自治体が少なくありません。

特に、県外からの移住者を増やしたいと思っている地方自治体も多く、中途採用とは別でU・J・Iターン枠を設けている自治体も多いです。

公務員試験を受けなければなりませんが、一般常識と小論文、面接など基本的なことができれば大丈夫。

民間企業での経験を行政でも活かせることをアピールしましょう!

私に関しては、地元のハローワークを利用しました。
地方企業は大手転職サイトやエージェントに掲載が少ないため
実際に現地で探すことが一番効率的です。

ハローワーク利用のメリットは

  • 利用料無料
  • 失業給付を受け取れる
  • 再就職手当も受け取れる
  • 正社員、パート、期間契約など色んな勤務形態の情報が一気に集まる
  • 大手就活サイトにはないような穴場求人を見つけられる

などが挙げられます。

最初の就職希望シートに希望の職種などを記載しておけば、希望に近い求人情報を電話で教えてくれることもあります。

私は実際、ハローワークでご紹介いただいた企業に面接に行き、再就職を決めました。
大手求人サイトには絶対に載らないような企業です。

ご紹介していただかなければ、ご縁がなかったと思います。

以上のように、私も夫も割とすんなりUターン転職を成功させることができました。

地元に帰っても働き口がないのではないかと不安に思っているあなた。

行動してみれば意外とあなたの望む働き方が地元にもあるかもしれません。

また、地方自治体によってはU・J・Iターンの方向けの就職支援補助金などが整備されているところもあります。

面接までの交通費の補助や空き家への移住補助など、制度内容も様々ですので、ぜひ一度地元のUターン者向け支援を検索してみてください。

ユーターン転職して良かったこと

ここからは、実際に地元へUターン転職をした私の経験からUターン転職してよかったことをご紹介していきます。

①頼れる家族や友人の存在が近くにいる

これが一番大きいです。

ちょっとした子供の病気や保育園のお迎えなど家族の力を借りまくっています。

また、子育ての悩みを共有できる友人が近くにいることもとても心強いです。

②収入はそんなに変わらなかった

Uターン転職をすると収入が減るのではないかということを一番心配していました。

実際は、世帯総収入はあまり変わりませんでした。

夫に関しては、以前の給料がほぼ残業代で賄われていたので残業が減った分、少し給料が下がりました。

しかし、精神的・体力的な余裕が増えたので私たちにとってはプラスです。

逆に私の場合は、以前に比べて収入が上がりました。

以前は都市部で派遣社員として勤務していたため給料も低く、ボーナスもなかったのですが、現在では正社員として採用されたため給料もボーナスもきちんといただいています。

ですので、世帯総収入としてはほとんど変わりがないという状況です。

③子育てしやすい

以前住んでいた都市部は待機児童も多く正社員フルタイムで仕事をしていないと入れる保育園がほぼないような状態でした。

しかし、現在では自分たちの希望する保育園に子供を通わせることができています。

また、都市部の保育園は園庭なども十分にないお散歩に行くにも交通量が多く危ないなど預け先でも心配なことが多かったですが、地元の保育園では外遊びものびのびとさせてもらっているようで安心して子供を任せられます。

④今後の親の介護なども安心

現在はピンピンしている両親もあと10年もすれば立派な後期高齢者。

来たる介護の時期に向けて前もって地元に拠点を移しておくことは今後のためにもメリットになるのではないかと思います。

⑤娯楽は意外と多かった

もともとアウトドアが好きな我が家。

近くに海や山がありすぐに自然と触れ合える今の環境は最高です。

子供がもう少し大きくなればキャンプなどもしたいなと思っています。

また、近くに最近できた大型商業施設などもあり都市部の生活から離れて不便と感じることはあまりありませんでした。

もとより、現在ネットショップや動画のサブスクリプションサービスなどが充実しているので休日の娯楽は充実しています。

都会の生活と田舎の生活

私にとってのUターン転職のいいところを述べてきましたが、実際には、都市部での生活の方が良かったと思うこともあります。

・展示会やイベントなどが少ない

都市部で開催される舞台やイベント展示会など、地方に回ってくるのは何ヶ月後
もしくは開催されないことも多数。

イベントやライブに遠征するにもお金がかかります。

・顔見知りが多く、プライベートが制限される気がする

近くの公園に行けばママ友とスーパーに行けば職場の人となど都市部に比べて知り合いに会う確率がかなり高いです。

行動範囲が限られているのでしょうがないですね。

・自治会など地域の集まりなどが多い

都市部に比べ地域内での交流の場が多く感じます。

祭りなどの行事ごとも多いです。

ご近所さんと顔見知りになれるメリットはありますが人付き合いが苦手な方には億劫かも。

・地元ならではの慣習、付き合いが多い

前述と重なる部分がありますが謎の地元ルールや昔から伝わる風習など面倒だなと感じる付き合いもあります。

伝統を守りつつ、新しい世代が変えるべきことは変えていかなければならないなと感じます。

まとめ

都市部での生活も地方でも生活も、一長一短ありますが、自分にとっての最適な環境に移住するということも選択肢の一つだと思います。

特にこのコロナ禍がきっかけで私たちの生活もガラッと変わりました。

都会での生活に疲れているあなた、Uターン転職が難しいと感じているあなた、思い切って一歩踏み出してみてはいかがですか。

思っていたよりも、Uターン転職は難しいものではないかもしれません。

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