退職・職場の悩み

仕事にやるきない自分も、何もかも嫌になっているあなたへ

仕事やるきない

仕事にやるきない自分も、何もかも嫌になっているあなたへ

なんとなく仕事にやるきがでない…。

そんなふうに漠然と悩んでいませんか?そんな人はきっとあなただけではありません。

なぜやるきがでないのか。

やるきがないのは悪いことなのか。

自分自身と向き合って、考えてみましょう。

仕事にやるきがでないと悩むあなたへ

仕事にやるきをもって臨んでいる人は、いったいどれぐらいいるのでしょうか。

中には、明らかにやるきのなさが出ている人もいるでしょう。

しかし、大半の人は、やるきがでないと悩みながらも、周りや上司に悟られまいと、日々、仕事をこなしているのではないでしょうか。

また、以下のような調査結果もあります。

30代の男女500人にアンケート調査を行った結果、「仕事のやる気が出ないときがある」人は500人中472人。

頻度や程度には差があるものの、30代の94.4%は仕事のモチベーションが上がらない日があるとわかりました。

(出典:Biz Hits

この調査で分かるように、社会人生活にも慣れ、後輩もでき、いざこれからという30代でさえ、90%以上の人が、仕事にやるきを感じないことがあると回答しているのです。

仕事にやるきを感じないのはなんら特別なことではなく、多くの人が感じていることなのです。

仕事にやるきがでない原因

ではなぜ、こんなにも多くの人が、仕事にやるきを感じられないのでしょうか。

原因を1つずつみていきます。

季節

春は、精神的に不安定になりやすく、うつ病になる人が増える季節とも言われています。

またこれに伴い、自殺者も増加傾向となります。

これは、3月〜5月頃にかけて、新年度への移行時期となり、様々な環境の変化についていけなくなるためです。

また、季節の移り目は、自律神経のバランスも乱れやすく、そういった点も、精神的に不安定となる人が増加する理由の1つです。

仕事の不調

仕事に行き詰まっているときや、ミスが続いているときも、仕事へのやるきがでなくなってしまうと言えるでしょう。

自分に自信を無くし、仕事に対してもやるきを失ってしまうのです。

労働環境の不満

社内での人間関係や、残業が多すぎるなどの不満がこれにあたります。

また、自分の行っている仕事に対して賃金が見合っていないと感じている場合も、仕事へのやるきがなくなってしまうと言えるでしょう。

体調不良

寝不足をはじめとする体調不良で、自らの身体が万全でないときです。

こういった時は、仕事に限らず、様々なことへのやるきがなくなってしまいます。

プライベートの問題

労働環境に問題がなく、仕事も順調な場合でも、プライベートでなにかしらの問題がおきている場合には、仕事にも影響がでやすいと言えるでしょう。

家族の体調不良や子育ての悩みなど、いくらプライベートを仕事に持ち込んではいけないと言え、精神的な面では何かしら影響はあるものです。

仕事にやるきがでないときの対処法5選

ここまで、仕事にやるきがでない原因についてみてきましたが、ここからはそれに対する対処法をいくつかあげていきます。

①諦めて休息をとる

どんなに頑張らなければと頭の中で分かっていても、身体がなかなかついてこない時には、諦めて休息をとることをおすすめします。

寝不足などの体調不良の場合には仕事を休んで、たっぷり休息をとるようにしましょう。

また、仕事が行き詰まっている場合には、全く別の仕事をするなどして、脳に休息を与えましょう。

そうするとで、ふとした瞬間に、良いアイディアがうかぶこともあるかもしれません。

②自然の景色などを見に行く

休日も身体が重く、家で引きこもりがち…なんてことも多いのではないでしょうか。

しかし、室内の、しかも自分の家であれば尚更、同じ景色、同じ空気でますます気が滅入ってしまいます。

気持ちが後ろ向きになっている時は、外に出ること自体、億劫になりがちですが、思い切って外に出て気分転換してみましょう。

散歩やドライブなど、自然の景色を見たり、外の空気を吸ってみると、意外と前向きな気持ちになれたりします。

③生活習慣の見直し

夜間勤務などがある場合にはなかなか難しいですが、早寝早起きなど、基本的な生活習慣を見直すことは、とても大切です。

当たり前のことなのですが、社会人になると、口うるさく注意する親もいなくなり、夜中まで趣味に明け暮れている…なんて方も多いのではないでしょうか。

そんな趣味の時間を、夜から朝に変えてみる、食事に少し気を遣ってみる、などをするだけで、意外と精神面にも変化を与えてくれたりします。

④休職する

何をどうしても仕事にやるきがでず、それどころかプライベートにまで不調が及び、身体にも異常をきたしている、などの場合には、一度休職することをおすすめします。

うつ病などの精神的な疾患であっても、健康保健から「傷病手当金」を受給することが可能な場合もあります。

我慢をしすぎて、療養期間が長くなってしまう前に、休職という決断をすることも、時には大切だと言えます。

⑤どんな時も感謝の気持ちを忘れずに

どうしても仕事にやるきがでないときは、自分でもどうしていいか分からず、苦しい状況となります。

しかし、周りの人から「仕事に対してやるきのない人」と思われてしまうと、あなたに対するイメージはあまり良くないものになってしまいます。

そんな時、日頃から周囲の人へ感謝の気持ちを伝えるようにしておくことで、その人達の感じ方も格段に変わります。

自分のやるきをとり戻すことが難しい状況でも、1日1回でもいいので、周囲の人へ「ありがとう」を伝えるようにしましょう。

仕事にやるきがないのはそんなに悪いことなのか

ここまで、仕事にやるきをとり戻すという観点からみてきましたが、そもそも、仕事にやるきがないことは、そんなに悪いことなのでしょうか。

常にやるきがなく、適当な仕事ばかりをしているのではいけませんが、時にそういった心情に陥ってしまうことは誰にでも有り得ます。

それが、頑張りすぎているあなたへの、自分自身からのSOSであったとしたら、それを受け入れてあげることも必要なのではないでしょうか。

やるべき事の最低限しかできず、その先の事が何もできなかったとしても、その最低限を一生懸命やることが大切なのではないでしょうか。

仕事にやるきがないままで過ごすことのデメリット

どうしても仕事やるきがでず、必要最低限の事しかできないこともあります。

しかし、そうした状態が長くなることでのデメリットもふまえて奥必要があります。

会社からの評価が下がる

必要最低限のことをしっかりやっていたとしても、+αのことが出来ている社員と比べた時には、どうしても会社からの評価は落ちてしまいます。

周りの社員との隔たりができてしまう

やるきをもって日々取り組んでいる社員と意識の違いが生まれてしまい、そういった人達との隔たりができてしまう可能性があります。

この隔たりは、人間関係にも影響を及ぼしますので、注意が必要です。

負の連鎖を起こしてしまう

やるきのないまま、ダラダラと過ごしてしまうと、周りにも負の連鎖を引き起こしてしまうことがあります。

また自分自身につとっても、成長が止まってしまうことになり、周りと比べた時の焦りから、さらに負の連鎖を起こしてしまうかもしれません。

まとめ

バブル崩壊以降、景気が低迷しており、仕事に対して大きな希望をもてない人も多いでしょう。

しかし、どんな状況であっても、あなたの頑張りを見てくれている人は必ずいます。

仕事に関する事ではありませんが、私も家事育児を一人でこなしていたとき、周りはそんなこと分かっていないんだろうなと思っていました。

しかし、後々になって、主人の同僚達は、そういった私の頑張りを分かってくれていたことを知ったのです。

私は同僚達と話をしたこともなく、主人がそういった話を同僚にしたわけでもなかったのですが、主人の発する言葉の数々から、私の頑張りを理解してくれていたのです。

また仕事に限らず、日々前向きに過ごすことで、同じような人を引き寄せることができます。

そしてそういった人達は、あなたにとってプラスの存在となってくれるでしょう。

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