「給料が少なくて、なかなか貯金ができない」
「貯金しようという気持ちはあるのに、なかなか思うように貯まらない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
なかなか貯金が出来ないと、気持ちも塞がってしまいますよね。
「やっぱり収入が少ないからムリかな…」
なんて、諦めの心境になるかもしれません。
でも少ない収入でも、実は考え方を変えるだけで、お金を貯めることはわりと簡単にできるようになります。
この記事では、そんなお金が貯まっていくような考え方についてご紹介していきたいと思います。
お金が貯まりづらくなる行動と対策
後悔する買い物が多い
買い物をしていると、誰しも一度は「買わなきゃよかった…」と後悔したことはあると思います。
しかし、後悔する回数があまりにも多いと、少し問題があるかもしれませんね。
そんな時は欲しい物が本当に必要かどうか、一回は迷うようにするのがオススメです。
一回は迷うように習慣付けると、意外とそんなに必要なものが少ないことが分かります。
ATMの手数料を払う回数が多い
ATMを使う時に、手数料を引かれる回数が多い場合も気を付けた方がいいでしょう。
110円や220円といった、少ない金額ですが、毎回毎回支払い続けると、年間で計算すると1万円以上使っていたなんてことも。
コンビニ、他行のATM、自行でも時間外(8:45から18時以外の時間)などは手数料が発生してします。
ATMでも自行で、平日の時間内に利用すれば、手数料がかからずにお金を引き出すことが出来ます。
そこを意識するようにするだけでも、お金の減りを抑えることが出来ます。
コンビニに行く回数が多い
コンビニに行く回数が多い人も、注意が必要かもしれません。
なんでも置いてあって便利なのですが、誘惑も多いから、つい買い物をしてしまいがちですよね。
公共料金の支払いだけするつもりが、コーヒーもついでに買ってしまったり。
雑誌だけ買いに行くつもりが、新作のデザートも買ってしまったり。
こういった「ついで買い」を防ぐ為にも、なるべくコンビニに行く回数を減らしてみましょう。
ちょっとした買い物も分割払いしている
分割払いのメリットは、ひと月の支払う金額を少額に抑えられることです。
ですが、金利などがかかる点からすると、あまりいい方法とは言えません。
さらに分割払いは、払い終わるまで、月々少しずつ引き落とされ続けてしまって、お金の管理もしづらくしてしまいます。
もしも日頃から分割払いをよく利用しているような人は、一括で払うようにすることで金利分が浮いて貯金ができるようになります。
収入と支出を把握する
収入が少ない人が、貯金をするためには、「自分の収入と支出を把握しておくこと」が重要になってきます。
収入と支出を把握すれば、どんなものにどのくらい使っているかが見えてきて、使いすぎている箇所が一目瞭然になるからです。
その為には、家計簿をつけることが1番いいでしょう。
「家計簿って、なんだかめんどくさそう…」
と感じるかもしれませんが、携帯の機能などを使えば、大変さはだいぶ半減されます。
例えば、携帯と連動させたりできる家計簿アプリや、レシートを取っておかなくても購入履歴がわかる電子マネーなどを活用するのもいいかもしれません。
そこまで几帳面に書き込まなくても管理出来るようになるので、こういったものを活用すれば無理なく家計簿がつけられるようになります。
家計簿がつけられるようになったら、いまの収入に対して支出が多すぎていないかを見直してみましょう。
目安として、月の手取り収入を生活費が6割、予備費が2割、貯蓄が2割、くらいになるようにするのが理想的な割合とされているので、まずはそれを目指してみるのがおすすめです。
例えば、手取りが20万円の場合は、住居費や食費、保険料など生活に必要な金額(生活費)が12万、交際費や娯楽費・急な出費のための金額(予備費)が4万、将来的に貯蓄しておく金額(貯蓄)が4万、といったイメージです。
意識して近付けていくことが大事なので、最初はざっくりでもいいので続けてみてください。
将来の目標を立てる
ただ漠然と節約しても、出来ないことが増えてストレスの元となってしまいます。
そこで、将来どういったことにいくらくらい使いたいかと、細かく目標を立ててみることで貯金するモチベーションをあげることが出来ます。
固定費の見直しをする
支出の内容は、大きく『固定費』と『変動費』の2つに分けられます。
固定費とは、毎月決まって出ていくお金のことで、だいたい次のようなものがあります。
- 住居費
- 携帯料金などの通信費、
- ガス、電気などの公共料金、
- 保険料
など
変動費は、出ていく金額が月によって変わるものです。
- 食費
- 日用品、雑費など
- 交際費
など
そして、貯金のために効果が非常に高いのが、固定費の見直しをすることです。
1回でも見直せば、その後の月々の金額が抑えられるので、ストレスもそれほどかからずに節約していくことが出来ます。
例えば、取り掛かりやすいのは携帯料金の見直しなどですが、大手キャリアから格安スマホに変えてみるだけでも、ひと月五千円くらいは節約することが出来ます。
まずは、そういった取り組みやすいところから見直してみるといいでしょう。
変動費は適度に節約する
固定費に比べて、変動費は少し節約が大変なところがあります。
あんまり我慢して買い物を控え過ぎているとストレスも溜まりますし、交際費を抑え過ぎると交友関係にもあまり良くないからです。
そこで、変動費に関しては、あくまでできる範囲で節約していくといいでしょう。
例えば、浪費も1ヶ月いくらまでならOK!といったことを最初に決めてしまって、息抜きをしながら無理なく続けられる環境を作ることも大事です。
6.銀行口座は、日常用と貯金用とで分けて管理する
「銀行口座が、1つしかない」
という人は、口座をもう1つ作ることをおすすめします。
口座が2つあることで、日常用と貯金用に分けて管理することができるからです。
そして、貯金用の口座に入れたお金は手を付けないようにしましょう。
それでも手を付けてしまいそうで不安な場合は、銀行の自動積立を利用したり、会社の財形貯蓄制度を利用するのもいいかもしれません。
給料が出たらまず貯金する
給料が出たらまずは貯金をしてしましょう。
一か月で残った残金を貯金に回そうと考えると、意外と節約したつもりでも「全然残っていなかった」なんてことが多いものです。
そこで、強制的に給料が出たら3~4万円くらいを、貯金用の口座に入金してしまうのです。
(目安として貯金額は、手取り収入の2割が理想的です。)
こうすることで自然と1年後には、40万円くらいの貯金が出来るという仕組みが出来上がります。
無理のない範囲で副収入を得てみる
支出を抑えても目標金額まで貯められそうにもない場合は、副収入を得てみるのも1つの方法です。
フリマアプリを使ってお部屋をすっきりさせてみたり、クラウドソーシングなどで自分の得意なことを生かして、副業を始めてみるのもいいかもしれません。
この場合、会社が副業を禁止していないか、本業に支障が出てしまわないかも考えて無理のない範囲で働くのが長く続ける秘訣といえるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?少ない収入でも、日頃の行動のちょっとしたことを見直してみたり、貯金をするタイミングを変えるなど、考え方を変えるだけでお金が貯まる仕組みは簡単に作ることが出来ます。
我慢ばかりする節約生活に疲れてしまわないように、自分に合う方法から始めて、ぜひ貯金が増えていく生活を手に入れてくださいね。