女性が退職する理由は様々です。
結婚・出産での退職や、ご主人の転勤による退職、キャリアアップでの転職や、ご両親の介護などによる退職。
定年退職などもありますね。
退職する人に喜んでもらえるように、退職理由や年代に合わせたプレゼントを選びをしましょう。
贈る方のことを考えたプレゼント選びのコツ
退職する人へのプレゼント選びのコツはを3つ紹介します。
退職する人へのプレゼントでNGなもの
まず、退職する人へのプレゼンでNGなものを押さえておきましょう。
①靴、靴下、スリッパなど
特に靴下やスリッパなど、実用性があり、贈り物として人気が高いですが、「足元で踏みつける」ことを連想させ、見下すイメージを連想させてしまうため退職する方へのプレゼントとしては避けた方がよいとされています。
②ハンカチ
プレゼントとして選びやすいハンカチですが、漢字表記で「手巾」と書くことから、「手切れ、縁切れ」に繋がり、退職する方へのプレゼントとしては縁起が悪いとされています。
③下着
靴下やスリッパなどと同様、服の下に着用するものなので、見下すイメージとなります。また、特に女性へのプレゼントで、下着を贈ることは、性的な意味で捉えられかねないデリケートなものなので、よほど親しくない限りは贈るべきではありません。
④櫛(くし)
「苦」「死」を連想させるため、縁起がよくない贈り物とされています。
⑤日本茶
日本茶は香典返しなど弔事の際に使われることが多いため、退職する人へのプレゼントには不向きです。
⑥文房具
「もっと働くように」「勤勉に」という意味を含むため、目上の方に贈ることは控えた方がいいでしょう。
⑦刃物
「縁を切る」ことを連想させるので、別れの際の贈り物としては控えましょう。
⑦現金
こちらも「生活の足しに使ってください」という意味があり、見下しているイメージがあります。
年代や予算、その後の生活にあったプレゼントを選ぶ
先述しましたが、女性の退職理由は様々です。
また、退職する方の年代や、その後どのような生活を送るかによって喜ばれるプレゼントも変わります。
あなた一人であげるのか、みんなで折半してあげるのかによっても、予算が変わりますし、
他の方と同じようなものを渡しても贈られた側が困ってしまうので、周りに事前にリサーチをすることをおすすめします。
職場から自宅までの持ち帰りやすさを考える
特に、最後の職場から自宅へ持ち帰りやすさは、意外と見落としがちな点です。
通勤が電車か車か、あなた以外の方からもプレゼントがありそうか、など状況を想像してプレゼントを選びましょう。
予算やシーンに合わせたプレゼントを
プレゼントは安すぎても高すぎても相手を困らせてしまいます。
予算の目安を参考に選びましょう。
また、あなた一人であげるプレゼントなのか、みんなで折半してあげるものかでも選べる品物が変わりますので、まずは予算を明確にしましょう。
ちなみに、あなた一人であげるプレゼントの場合は
渡す相手 | 相場 |
---|---|
同僚や友人、後輩など | 3,000円〜5,000円 |
先輩や上司など | 5,000円〜10,000円 |
が相場になっていますので、この辺りの金額を参考に、プレゼント選びをすると無難です。
大勢で折半するプレゼントは豪華なものを選びがちですが、物理的に大きすぎたり重すぎたりしないかなどを考えて選ぶことも大切です。
20〜30代女性で退職する人へのプレゼント
20代〜30代女性の退職理由は、結婚・出産・ご主人の転勤・ステップアップなど様々です。
若い方に高価すぎるプレゼントを選んでも、恐縮されてしまう可能性があるため、普段使いしやすい、流行などを押さえたものがおすすめです。
第1位 ハンド・ボディーケア用品
その方の雰囲気や好みによってブランドを考えると、特別感が増します。
- Aesop(イソップ)
- THREE(スリー)
- Jurlique(ジュリーク)
- John Masters Organics(ジョンマスターオーガニック)
- L’OCCITANE(ロクシタン)
- JILL STUART(ジルスチュアート)
- gelato pique (ジェラートピケ)
- TOCCA(トッカ)
- PAUL & JOE BEAUTE(ポール & ジョー ボーテ)
- SABON(サボン)
- JO MALONE LONDON(ジョマローンロンドン)
- CHANEL(シャネル)
- Dior(ディオール)
- Chloe(クロエ)
など、参考にして選んでみてください。
予算によって、ハンドクリームのみ、ハンドバームとハンドソープのセットなどと組み合わせることもできます。
個人でのプレゼントにも、みんなからのプレゼントにも、予算が組みやすくおすすめです。
第2位 マグカップ
実用性が高く、デザインも豊富なのでおすすめです。
次の職場でも使いやすい保温性の高いものや、家庭でパートナーと使えるペアのものにするのもいいですね。
- Marimekko(マリメッコ)
- ARABIA(アラビア)
- iittala(イッタラ)
- KEYUCA(ケユカ)
- KINTO(キントー)
- THERMOS(サーモス)
- NARUMI(ナルミ)
- Noritake(ノリタケ)
- RIVERET(リヴェレット)
調べれば調べるだけたくさんのマグカップがありますので、必ず好みに合うマグカップに出会えます。
第3位 バスグッズ
お子さんと一緒に利用できたり
自分のリラックス時間に利用できるのでおすすめなのがバスグッズ。
- LUSH(ラッシュ)
- L’Occitane(ロクシタン)
- SABON(サボン)
- JILLSTUART(ジルスチュアート)
- John Masters Organics(ジョンマスターオーガニック)
などはバスグッズの種類も多いので、迷った際には覗いてみるのもあり!
また、ソープフラワーなども可愛くておすすめです。
40〜50代女性で退職する人へのプレゼント
40代〜50代では、キャリアアップの転職や親の介護などの理由で、退職される方が多いかと思います。
お世話になった先輩や上司のプレゼントは、普段自分では買わないような少し高級感を感じさせるようなものにしてはいかがでしょうか。
第1位 お酒・コーヒー・紅茶などの嗜好品
- 手に入りにくいような日本酒や焼酎、ワイン
- ブランデー3本セットなどの飲み比べもの
- 名前入り焼酎
- お酒に合うおつまみや珍味
- MEISSEN(マイセン)
- Starbucks Coffee(スターバックスコーヒー)
- 猿田彦珈琲
- FAUCHON(フォション)
- Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)
- WEDGWOOD(ウェッジウッド)
などがおすすめです。
第2位 グラス
若い方にはマグカップをおすすめしましたが、40代以降の方には少し高級感のあるグラスのセットなどはいかがでしょう。
- Baccarat(バカラ)
- iittala(イッタラ)
- KINTO(キントー)
- BODUM(ボダム)
- WEDGWOOD(ウェッジウッド)
- Moser(モーゼル)
- Lalique(ラリック)
など、ブランドや種類も様々ですので、贈る方のイメージや使用場面などを想像して選んでください。
第3位 タオル
普段自分では買わないような高級感のある上質なタオルを送ってみるのも良いかと思います。
- ホットマン
- 今治タオル コンテックス
- ヒポポタマス
- アビスアンドハビデコール
- 今治タオル 極上タオル
- 今治タオル イケウチオーガニック
など、洗練されていて肌触りにもこだわりのある、極上タオルなどがおすすめです。
60代女性で退職する人へのプレゼント
60代は定年退職の方がほとんどかと思いますが、なかには体調不良などの理由で止む無く退職される方もいらっしゃるかもしれません。
どちらにしろ、長くお勤めされた敬意と感謝を込めた華やかなプレゼントが喜ばれると思います。
第1位 カタログギフト
仕事を終えてゆっくり吟味できるカタログギフトなど、60代以降の方だからこそのプレゼントはいかがでしょうか。
- 贈る方がお料理やお食事がお好きな方には
⇒グルメカタログ - 甘いものがお好きな方には
⇒スイーツカタログ - アクティブな方には
⇒体験カタログ
など、様々な分野の特化型カタログギフトを選ぶと特別感がでます。
第2位 名入れギフト
長くお勤めの方には、感謝の気持ちを込めて、お名前や「ありがとう」「お世話になりました」などの文字を刻んだギフトも喜ばれるかと思います。
- 焼酎や日本酒などのお酒
- タンブラーやグラス
- 湯飲みや茶碗
- ブックカバーやポーチなどの革製品
- エプロンなどのキッチングッズ
- トートバックやエコバック
など、調べてみると色んなものに名前を入れてくれるサービスがあります。
主張しすぎず、おしゃれなデザインのものだと、普段使いで長く使ってもらえます。
第3位 プリザーブドフラワー
お花を贈呈することも多いかと思いますが、長く飾れるプリザーブドフラワーも喜ばれると思います。
- ギフトボックス型
- ガラスケース型
- ブーケ型
など、種類やデザインも豊富ですし、近場の花屋さんや百貨店などでも取り扱いが豊富です。
ネット通販などでも購入がしやすいため、入手しやすいのも特徴です。
最後に
それぞれの年代に合うプレゼントをご紹介しましたが、やはり、贈る方に喜ばれそうなものを贈ることが一番大切です。
同じ贈り物でも、その方に似合いそうなブランドを選んだり、相手のことを考えた時間が贈り物の価値をもっと高めてくれます。
ぜひ、この記事を参考にして、楽しみながら退職する方へのプレゼントを選んでみてください。