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【現役に取材】人事総務に向いてる人は?仕事内容と役割

人事総務に向いてる人

面接の時にしか会うことが無いため、人事総務は具体的にどんなお仕事をしているのか、分かっていない方も多いかと思います。

社内の人事に関して全般を任されている非常に重要な役割となっておりますが、表に出て話している時の姿しか見ることが無いので、社内でどの様な仕事をしているのか気になりますよね。

今回は、人事総務として約3年務めている現役の方から、人事総務のお仕事や向いている人・向いていない人の特徴をインタビューしてきましたので、これから人事総務への転職を考えている方にとっては、参考になることでしょう。

人事総務の仕事内容と給料

仕事内容

人事・総務の兼務であり、まず、人事に関しては新卒採用を主に担当し、母集団形成から採用内定に関わる全てのフォローをしております。

各種イベントの企画・運営の中で、インターンシップも随時開催し、通年採用を採用して活動しております。

給与計算や、有給管理なども人事内で行っております。また、SNSの配信で、動画作成や写真投稿、ライブ配信なども業務の一つです。

総務としての業務内容は、物品管理や職場衛生管理、奨学金貸与手続きなどを行っております。

給料

会社や勤続年数によって大幅に変わりますが、勤続約3年の私は年収約280万円(額面)です。

人事総務の仕事のやりがい

人事としては、実際に自分が初めて出会った学生さんから、内定承諾をいただけるときは非常に嬉しいです。

インターンシップや合説などのイベントで、直接学生さんに関われる時間も楽しいです。

特に、こちらから仲間を増やそうという目線で関わっている中で、相手からも自分自身に興味を持ってもらえて、いろいろと質問してくれたりすると距離感も近くなり、「この組織の中で、この学生さん(春からは仲間)になる人のことを一番理解しているのは自分だ」と胸を張って言えるくらい、のめり込んで仕事ができるのも、花形の職域だからこそのような気もしてやりがいです。

人事総務の仕事で辛いこと

人事の仕事とは反対に、総務での楽しさは分からず、何のために自分がこの仕事をする必要があるのかも分からず、モチベーション維持が難しいことが辛さになっています。

人事でも、人のことをやり続けている以上、常に気を張ることがあり、気疲れしたり、採用業務のなかでのSNSの配信で、同じ職場の人からもどうしても目立った存在として映ってしまうので、いろいろと言われることや、見られていることも地味なストレスではあります。

人事総務に向いている人の特徴

向いている人
  1. ポジティブな人
  2. 地道にコツコツ努力できる人
  3. 周りに流されない人

①ポジティブな人

人を誘う人事の仕事のなかで、やはり自分自身がまずはその組織のことを好きでないと、アピールもできないし、楽しそうに活躍できるイメージを提供することもできないと考えるからです。

仕事はご縁ですから、どこで働くかで、人との繋がりは大きく変化してきます。

ポジティブに、性格も考え方も人とのコミュニケーションもバランス良く保てないと、会社の顔としての活躍は難しく、周りも認めてくれないと思います。

一筋縄ではいかないことも多いのが、人を支える人事・総務の仕事のため、自分自身でポジティブに気持ちをコントロールすることが大切です。

②地道にコツコツ努力できる人

一人を採用しようと思うと、本当に多くの労力を要します。

時間も、お金もかかるなかで、仕事は多くあるこの時代、求職者さんから選ばれる組織でなくてはなりません。

超大手企業や、超有名企業であれば話は別ですが、一人採っても、一人辞めという流れが、グループ全体でみると当たり前の流れであるため、コツコツ努力をして、小さな成果を積み重ねられる姿勢がないと、メンタル的に苦痛だと思います。

インターンシップも採用もしていると、数か年同時に常に動いているので、本当に気疲れが多い仕事です。

人の心をつかむことはすごく難しいので、少しずつ距離を縮め、相手を知るための努力は並大抵ではありません。

③周りに流されない人

人事は、人の前に出ることも多く、内外部問わず、注目されやすいポジションです。

その分、良いことも悪いことも言われやすく、なかなか理解されないことも多いです。
嫌なことが耳に入ってきたとしても、ポジティブな発信をして採用に導く必要があるので、ある程度割りきれるタイプのほうが良いと思います。

また、総務の仕事は裏方であるため、自分がしたことが何に繋がり、何に評価されるのかも分からず、モチベーションの維持も難しいため、良くも悪くもあまり周りと比べないような、そして周りは周りとして考えられるような人が向いていると思います。

人事総務に向いていない人の特徴

向いていない人
  1. 優しすぎる人
  2. 主体性がない人
  3. 直接のコミュニケーションが苦手な人

①優しすぎる人

人のことを想って仕事をしても、相手はそこまでその組織のことを想ってくれてはいないので、裏切られた気持ちになることも少なくはないです。

優しい人だと、どうしても人の気持ちを考えて、例えば退職希望が出た際も、その人の気持ちを優先したり、理解したりしようとしがちですが、こちらからすれば、一人欠けたら大変なことになると分かっているので、そこはあまち人のことを優しく思いすぎては自分が辛くなり、仕事がしにくくなるところでもあるので、ある程度、冷静にさばけるスキルは必要になると考えるからです。

②主体性がない人

自らの発信がないと、人は注目してくれないし、近づいてもくれません。

主体性があれば、トライアンドエラーを繰り返しつつも、何度でもチャレンジできますが、主体性に欠けてしまっては、何をどうしていいか壁にぶつかった際に乗り越えることがすごく大変になるのではないかと思います。

壁にぶつかることばかりのこの仕事ですから、自分で試行錯誤して、乗り越えられるように工夫ができないといけません。

アイデアは与えられるものではなく、生み出すものであるため、主体的な行動がノルマ達成や評価に繋がると思います。

③直接のコミュニケーションが苦手な人

SNSを使ってのコミュニケーションがいくらできたとしても、最終的に人事や総務は現場のことをしっかり考えることが必要であすため、自分自身で現場の声を拾うことも重要です。

そのためには、直接、社員とのコミュニケーションをはかり、日常会話や仕事についても幅広く話すことが重要な情報収集の材料になります。

また、採用に関しても、全てをAIで任せることはまだリスクもあるので、コミュニケーションが得意で、人の心や、求職者が何を求めているのかをヒアリングし、それに沿ったサポートができないと、効率の良い業務遂行には至らないのではないでしょうか。

人事総務へ就職する方法

Re就活という媒体を利用しで自己応募し、書類選考・面接と進みました。

転職エージェントによっては、非公開求人もあるみたいですので、複数の転職サイトや転職エージェントで探した方が良いでしょう。

もちろん、人事総務検定などの資格を保有していると、業務上で役に立つこともあるかもしれませんが、資格必須の求人募集は見た事が無いです。

人事も総務も、人の人生に関わるターニングポイントに関わる仕事であり、環境整備にも大切な職種です。

なかなか評価される場面も少なく、辛いかもしれませんが、やりがいはあるので、頑張ってください!

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