仕事に行きたくない時ってありませんか?
- 毎日、朝になると「仕事に行きたくない」と思う…
- 月曜日はモチベーションが上がらない…
- 行きたくないけど、休むと罪悪感で苦しい。
楽しみややりがいがあれば会社に行くのも辛くないかもしれませんが、毎日がそうとはいきません。
得意先に怒られた、上司に怒られた、仕事でミスをした・・・など、悪いことが起こった翌日なんて特に行きたくなくなりますよね。
ここでは、明日仕事に行きたくないと思っている方が少しでも気持ちを軽くできるよう、会社に行きたくなくなってしまう原因と解決法を紹介していきます。
ぜひ参考にして、心を休めてくださいね。
仕事に行きたくなくなってしまう理由は?
朝、起きた時「あ〜今日は仕事行きたくないな〜」・・・なんてことはありませんか?
多くの人が感じた経験があるのではないでしょうか。
長く務めているとそういう機会も増えて来ますよね。
では、どんな時に仕事に行きたくないと感じてしまうのでしょうか。
- 休み明けで気分が乗らない
- 人間関係で悩んでいる
- 前日のミスを引きずっている
- 仕事が忙しくて辛い
- 仕事のやりがいが見つからない
- 通勤が辛い
- 職場の待遇に不満がある
などがあげられます。
この中に自分が思い当たる項目はありましたか?
人によって理由は様々ですが、いずれにしても共通する点は「気分が落ち込んでいる」という事です。
人は、気分の浮き沈みを繰り返しています。
良い気分の日もあれば、悪い気分の日が続くこともあります。
悪い気分が続いた時、体がいうことを聞かなくなっていくのです。
つまり「気分が落ちている時=仕事に行きたくなくなる時」ということになります。
気分が落ちているときはどんなことも前向きに考えにくくなりますよね。
それでも社会人は簡単に仕事を休むわけにはいかないので、どんどん心が疲れてしまうのです。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
①休み明けで気分が乗らない
楽しい休日を過ごしたり、好きなことをして過ごした休日の後は特に気分が乗らなくなります。
楽しかった時間とのギャップが大きすぎて、気持ちがついていかなくなってしまうのです。
休みの期間が長くなればなる程、この傾向が強くなります。
よく耳にする「五月病」もこの一種です。
五月病は医学的な病名ではありませんが、ゴールデンウィークなどの長期連休の後に会社や学校に行きたくなくなってしまう症状のことをさします。
新社会人や若手の社員に多く見られていましたが、現在では地位や年齢に関係なく環境の変化があった人などを中心に多くの人が五月病を経験しています。
自分では気付かなくてもストレスが溜まってしまい、症状が出てきてしまうのです。
②人間関係で悩んでいる
人間が抱えるストレスの大半は、人間関係にあるといわれています。
人の考えは十人十色なので、気が合う人もいれば、気が合わない人もいます。
これはごく自然な事なのです。
しかし、誰もがいい人間関係の中で働きたいと考えているので無理をして相手に合わせたり、自分の考えとは違う事をしてしまったして、つい無理をしてしまいます。
そんなストレスを感じながら生活しているため、家に帰ってきてストレスから解放されたときにどっと疲れてしまうのです。
③前日のミスを引きずっている
仕事をしているとミスをしてしまう事もありますよね。
小さなミスから大きなミスまで様々ですが、その翌日はどうしても会社には行きにくくなります。
特に真面目な性格な人の場合は「自分のせいで相手に迷惑をかけてしまったんだ」と自分を攻めてしまう傾向があり、気持ちが落ち込んでしまいます。
そのような状態では、頭も回りにくくなってしまうため思わぬミスを引き起こしてしまう事が多いのです。
これが「負の連鎖」というものです。
こうなってしまうと、余計会社に行きづらくなってしまいますよね。
④仕事が忙しくて辛い
人にはキャパシティといって、許容範囲があります。
許容範囲以上の仕事をしてしまうと、パフォーマンスが悪くなってしまい効率が落ちます。
労働者のために残業カットをしようという流れがありましたが、実際のところ仕事量は増えているのに作業時間が減っている会社が多くあります。
そうなると働いている人の負担が増えるばかりで、心も体も疲れきってしまうのです。
そのため仕事が辛くなってしまい、行きたくなくなってしまいます。
⑤仕事のやりがいが見つからない
どんなに大変な仕事でも「やりがい」を見つければ頑張れるものです。
しかし、やりたい仕事ばかりできるわけではありませんし、やりたくない仕事ばかり回されることもあります。
どんな仕事であれ「やりがい」を感じることができないと、継続していくのは困難です。
モチベーションが上がらず、腰が重くなってしまうのです。
⑥通勤がつらい
通勤方法は人によって様々です。
電車の人もいれば、車の人もいます。
ここで問題になってくるのが「通勤時間の長さ」です。
日本は他の国に比べて通勤時間が長いと言われており、行き帰りだけでかなりの時間を消費してしまいます。
プライベートな時間が少なくなってしまうと何のために働いているのか分からなくなってしまいますよね。
⑦職場の待遇に不満がある
一生懸命に働いていているのにもかかわらず、なかなか昇給しなかったり評価をしてもらえないとやる気がなくなってしまいます。
さらには残業代カットなどされて手取りが少なくなってしまったという方もいるのではないでしょうか?そうなってしまうと、不満が溜まっていく一方です。
「仕事に行きたくない」は解決できるの?
仕事に行きたくないからといって社会人は簡単に休むことは出来ませんよね。
では、どうしたら解決するのでしょうか。
- 仕事の前日は早く寝る
- 嫌われない人間はいないと割り切る
- 過ぎたことは気にしない
- 自分のキャパシティを知る
- 上司に相談する
- 引っ越しをする
- 思い切って転職も視野に入れる
このような解決方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①仕事の前日は早く寝る
人間にとっていちばん大切なのは、体をしっかりと休ませることです。
しっかり睡眠時間は確保できていますか?
もししっかりと睡眠できてないのであれば注意が必要です。
人はしっかりと眠ることによって、疲労を回復させストレスができます。
十分に睡眠がとれていないと、イライラしたり集中力が低下します。
憂鬱な気分にならないために、どんなに忙しくても必ず睡眠時間は確保しましょう。
②嫌われない人間はいないと割り切る
人間関係には「2:6:2の法則」というものがあります。
これは、どんなにいい人でも2割には嫌われ、6割は無関心、残りの2割には好かれるという法則です。
どういう行いをしたとしても自分のことをよく思わない人はいなくならないのです。
そのため、自分のことを嫌う人がいても自分を気に入らせようとする努力はしなくても良いのです。
③過ぎたことは気にしない
ミスをしてしまった時、落ち込むことは誰でもあります。
失敗に対して反省をすれば、その後は気にする必要はありません。
迷惑をかけてしまったのであれば素直に謝り、気持ちの切り替えをしていくことが大切です。
④自分のキャパシティを知る
自分ができる仕事量を把握することはとても大切です。
それを超える場合は、はっきりと断りましょう。
自分のキャパシティ内であればミスが減り、作業効率が上がることで自信がつきます。
結果、仕事ができる人間になり周りからも信頼されるでしょう。
⑤上司に相談する
自分がしている仕事にやりがいを感じていないのであれば、上司などに相談して、やりがいを持てる業務に変えてもらえるよう伝えましょう。
もしそれが無理ならば、あえて嫌な仕事を続ける必要はありません。
自分にとってやりがいのある仕事を見つけましょう。
転職することも一つの考えです。
⑥引っ越しをする
会社によっては拠点の移動が可能かもしれませんが、個人の都合で会社はなかなか動いてはくれません。
それなら、職場の近くに引っ越しをして通勤時間を短くしたり、乗り換えの少なくなる沿線に変えるなどして、貴重な自分時間を増やしましょう。
⑦思い切って転職も視野に入れる
職場の待遇の改善が難しいのであれば、無理にその仕事を続ける必要はありません。
環境改善を待つのであれば、いっそ転職も視野にいれてみてはいかがでしょうか。
自分にあった仕事が見つかるかもしれませんよ。
仕事に行きたくないのには訳がある
仕事に行きたくないのに、行き続けなければいけないのが社会人です。
しかしそんな気分で仕事をしていても、良い結果は得られにくいでしょう。
そうすると悪循環に陥り、気分が落ちてしまいます。
最悪の場合うつ病などを発症してしまうかもしれません。
そうならないためにも、早い段階で気持ちを持ち直していきましょう。
仕事行きたくなる工夫は?
仕事に行きたくない時にはどんな工夫をしたらいいのでしょうか。
- 休日に一日趣味に没頭してみる
- 通勤中好きな音楽を聞いて気分を高める
- 親しい友人と会う
- 睡眠時間を確保する
- 美味しいものを食べる
- 旅行に行く
気分転換をすることで、心がリフレッシュします。
それ以外にも自分でやる気を出す工夫を考える事が大切です。
プライベートや職場の外から気持ちのリセットをして、仕事に望んでいきましょう。
自分の気持ちに素直になろう
「職場や人間関係に不満があり、やりがいを持てずモチベーションが上がらない」・・・というのはとても辛いですよね。
残念ながら、それでも社会人は気持ちを切り替える努力が必要です。
しかし皆が同じ状況ではないので、仕事を頑張る工夫ができる人とできない人がいます。
「自分はどうしたいのだろう?」と自分の心と体と向き合うことが一番大切です。
少しでもモチベーションが上がるようであれば、しっかりと体を休めて仕事に向き合っていきましょう。
しかし「睡眠時間を確保できない、心がズタボロになってしまっている」・・・というのであれば、無理に今の仕事を続けていく必要はありません。
「仕事を辞めてしまう」事も出来るのです。
心と体の健康を一番に考え、自分の気持ちと向き合ってみましょう。
まとめ
仕事を続けることは、本当に大変なことですよね。
仕事をしていてやりがいを持ち、キラキラと輝いている人のほうが少ないかもしれません。
それでも社員一人一人は、会社にとって「縁の下の力持ち」なのです。
あなた方がいなければ会社は続けられません。
会社にとって社員は宝なのです。
気持ちをリフレッシュして、明日からの仕事へのモチベーションをあげたり、自分の心に素直になって少しでも前を向く事ができるようになれば心も体も元気になっていきます。
一度きりの人生です。
自分を大切に、毎日をしっかり生きて楽しんでくださいね。