鹿島建設、大林組、大成建設など、日本を代表するゼネコンを取引先として持つ、テクノプロコンストラクション。
その評判や、やばい口コミとはいったい、どんなものがあるのでしょうか。
この記事では、その内容を詳しくご紹介していきます。
テクノプロコンストラクションとはどんな企業?
テクノプロコンストラクションとはどのような会社なのでしょうか。
まずは、会社概要から見ていきましょう。
テクノプロコンストラクションの会社概要
テクノプロコンストラクションの概要は以下のとおりです。
テクノプロコンストラクション会社概要 | |
会社名 | 株式会社テクノプロ・コンストラクション |
本社所在地 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35F |
代表者 | 代表取締役社長 関和 達也 |
設立 | 2008年11月 |
拠点 | 本社、営業拠点:27、 技術拠点:2(2021年7月現在) |
従業員数 | 2,816人(2021年6月末時点) |
中途採用比率 | 2019年6月期:86.0%、2020年6月期:79.4%、2021年6月期:93.5% |
売上高 | 190億円(2021年6月期) |
資本金 | 1億1千万円 |
事業内容 |
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主な取引先 | 大林組、清水建設、大成建設、鹿島建設、竹中工務店、大和ハウス工業株式会社、長谷工コーポレーション、戸田建設、協和エクシオ、等々 |
名だたる大企業が得意先に並んでいますね、これはほんの一部ですが、ここには載せきれないほど、多数の大企業との取引があります。
テクノプロコンストラクションの特徴
テクノプロコンストラクションは、
『すべてのお客さまに安心を、すべての技術者に安全を』
というスローガンをもとに、建設現場の施工に関わる以下の5つの施工管理を実施しています。
- 品質管理
- 原価管理
- 安全管理
- 環境管理
- 工程管理
施工現場で求められる管理業務から、事務所内の管理業務に至るまで、幅広くこなすことのできる技術者をそろえている会社です。
得意先の施工現場へ、安全管理業務や工程管理業務、施工物に対する品質管理業務などへ、また、事務所内へは図面作成・修正・資料作成・施工計画書・管理台帳作成など、管理業務全般をフォローできる人材を派遣しています。
ですので、もしテクノプロコンストラクションへ転職した際は、施工現場ごとに技術員が派遣され、現場が終了するとまた別の現場へ派遣されるというような業務を担当することになるでしょう。
テクノプロコンストラクションの悪い口コミがやばい
それでは、テクノプロコンストラクションの悪い口コミは、どんな口コミがあるのでしょうか。
項目ごとに見ていきましょう。
給与がやばい
- 1年目の頃は同年代に比べ、比較的給与はもらっていた印象があるが、ボーナスが少ない。また2年目は、驚くほど給与があがらないし、ボーナスも上がらない。同年代から給与に差がついてくる。上場企業であれば、もうすこしもらえると期待していたが、昇給・ボーナスはどのように評価されているのか、明確にしてほしい。
- 他の建設派遣会社に比べると、年収はかなりひくいと思う。
- ボーナスはありません。決算賞与となっているので、もらえれたら良しと考えるべきである。
- 給与は基本的に高くない。基本給が低く設定されており、想定残業分が別に支払われる。なので、残業しても給与が増えることはない。
基本的に、ボーナスは期待できないようですね。
新卒だと推測されますが、1年目の給与はそこそと良いようです。
しかし、2年目では昇給が期待できないようですし、他の派遣業者に比べると、年収はそれほど高くないようですね。
勤務時間がやばい
- 朝は朝礼が8時から始まる現場が多く、基本的には7時~7時半には出社しなければならない。
- 私の派遣先は、就業時間が8:00~17:00ですが、退社する時間はたいてい19:00になります。忙しいときは、20~22時くらいまで残業があります。
- 夜間対応や、早朝対応もあるため、体力に自信がない方にはオススメできません。
- 現場により、残業時間が違います。また、完全週休2日制ではありません。
土曜日と祝日は基本的に出勤です。
やはり、建設現場の朝は早いようですね。
また、繁忙期ともなると、図面作成やら施工管理やらで、朝は7時から出勤で、夜は22時までかかるようです。
よほどの体力と粘り強い精神力が必要なようです。
働き方
- 会社としては、副業に関してNG。副業がダメなら給与を上げてほしい。今どき、副業なしでやっていけると思っていること自体が、考え方が古い。
- リモートワーク無し、定時退社無し、副業不可。
- 土曜日にサービス出勤をしている人がいた。
- コロナなどで現場がストップする場合は、契約終了となる。
このご時世で、副業が禁止ですと厳しいですね。
その分、給与やボーナスで補填してくれるのであれば別なのですが、残念ながらそうでは無いようです。
女性の働きやすさ
- 男性社会がまだまだ根付いており、派遣先もそのような環境にある会社が多いので、バリバリ体育会系の女性でないと厳しいと思う。
- 派遣先によっては、ちから仕事もあるため体力に自信の無い人にはおすすめできません。また、女性特有の月のものに関しての体調不良は、現場の上長によって対応の良し悪しが分かれます。
- 自分が派遣された会社は、大手の古い会社のため、女性もいるが基本的にはまだまだ男性優位の会社です。女性は内勤の業務は良い感じで働けているが、現場監督をしている人は、辞めていく人が多いのが現状。
建設業界ですから、まだまだ男性社会の圧が根強いようです。
しかし、パワハラやセクハラといった悪い口コミは見当たりませんでした。
テクノプロコンストラクションの良い口コミがやばい
給与について
- 東証一部上場グループでもあることから、前職よりも基本給の年間のベースが100万円以上も上がったことが何よりもうれしかったです。
悪い口コミでは、給与が少ないという口コミも多かったのですが、転職組からは年収で100万円もアップしたようですね。
日本企業で100万円アップはなかなかないので、こういった恩恵を受けている人もいるようですね。
勤務時間について
- 36協定があるので、そこまで残業や休日出勤が多かったりということはない。
- 今の現場は、解体関連なので、土日祝日が休みで平日も定時に帰ることができているので、プライベートを充実させることができている。
顧客の施工現場によっては、残業も少なく休日出勤も少ないという現場もあるようです。
平日も定時で帰宅できる現場もあるようなので、担当する現場次第で勤務時間も大きく変わるようですね。
働き方について
- 資格取得については、かなり力を入れてくれている印象。会社が扱っている専用の教材・学校があって、会社が費用を負担してくれる。
- 技術系で現場へ出ている人は、当然ながらリモートワークはないと思っていたほうが良い。緊急事態宣言中、自分の現場は1ヶ月間現場が止まってしまい、その間は自粛という状況であった。その間、給与はふつうに出た。
働き方については、現場での勤務である場合は難しいですね。
現実的に考えても職種的にリモートで対応できることは少ないでしょう。
しかし、資格の取得については、費用も含め全面的にサポートしてくれるというとことは、大きな強みですね。
女性の働きやすさ
- 事務職やCADオペレーターなどの補助的な職種であれば、とても働きやすいと思う。
- この会社というよりは、この業界で活躍している女性はおおいと思います。専門的な知識や経験がなくても、現場にでて経験やスキルを積めば、派遣先の大手ゼネコンやサブコンからお声がかかることもあります。
- パソコンが少し触れる程度の事務員と、現場経験があって資格を取得した現場大視認とでは、年収にとても大きな差が生まれます。
女性の働きやすさでは、良い口コミが目立ちました。
基本的な事務員レベルから現場監督まで、業務のボリュームは幅広いです。
また、働きぶり次第では、現場で大手ゼネコンからのヘッドハンティングもあるようですので、頑張ればがんばっただけ、良い結果が生まれるチャンスもあるようです。
テクノプロコンストラクションが向いている人
さて、これまでテクノプロ・コンストラクションの口コミを中心に見てきました。
それでは、この企業に転職・就職が向いている人について、解説していきます。
年収が低い人
現在中小企業へお勤めで、年収がなかなら上がらず悩んでいる方に向いているのではないでしょうか。
テクノプロコンストラクションへ転職後、年収が100万円も上がったという口コミがありました。
テクノプロコンストラクションは一部上場企業なので、非上場の中小企業にくらべると、年収の基準は高いようです。
資格取得を希望する人
テクノプロコンストラクションは、資格取得のために全面的にサポートしてくれます。
もちろん、費用に関してもサポートしてくれるので安心です。
ただし、同業他社にくらべて給与水準があまりよろしくないような口コミも多いです。
資格を取得し、現場の経験とスキルを得るために就職し、その後は次のステップアップへ、というのもひとつの手ではないでしょうか。
建設業界で活躍したい女性
事務職や、CADオペレーターの業務は、建設業課では多数存在します。
女性のきめ細やかなお仕事が求められています。
また、口コミでも多かったように、体力と精神的にタフな女性は、資格取得や現場経験を積めば、現場監督の業務も任されます。
現場で大いに活躍をすれば、大手ゼネコンからヘッドハンティングされる可能性もあります。
まとめ
テクノプロコンストラクションの口コミについて、詳しく解説してきました。
施工現場でのお仕事は朝が早く、繁忙期には夜遅くまで働くという現場もあります。
しかし、現場によって土日祝日は完全にお休みで、平日も定時で退社できるという現場もあるようです。
もし、あなたの求める働き方に合致するようであれば、応募を検討されるのもひとつのアイデアです。