薬剤師

【保存版】薬剤師に向いてる人・向いてない人3つの特徴

薬剤師に向いてる人

昔は薬剤師といえば薬局にいるイメージでしたが、最近ではドラッグストアに勤めている薬剤師も多く、就職先の選択肢が増えています。

もし、薬剤師の資格をもっていれば、安定して高額な給料が得られるというのに憧れますよね?

今回は、現役の薬剤師の方で、ドラッグストアに勤務される方から、仕事内容や仕事のやりがい・向いてる人の特徴などをインタビューしましたので、これから薬剤師を目指そうと考えている方には大変興味深い内容となっていることでしょう。

薬剤師の仕事内容と給料

仕事内容

私はドラッグストア勤務薬剤師ですが、仕事内容は多岐に渡り、1日の流れとしては

  1. 納品された商品の品出し
  2. 商品発注
  3. 棚の商品を前陳、クリンリネス
  4. 特売商品の値札変更
  5. 商品補充  

などの作業をこなしながら絶え間なく来店するお客様のお薬の相談にお応えしたり、季節の変わり目では季節品の商品棚の商品入れ替えをしたりと、暇な時間は基本的にはありません。

ほとんどのドラッグストアは休憩時間中であってもお客様が薬剤師からの接客を望まれたり第一類医薬品などをご購入の際は対応しなければならない為、店内に拘束されていつでも働かなくてはいけないので心から休める時間は出勤から退勤時間になるまでない勤務先がほとんどです。

日常業務以外では、定期的に開催される社内会議でプライベートブランドとして新商品の医薬品の処方内容を提案したり、多岐にわたるお客様のニーズに対してどのように対応するべきかの情報共有なども行っています。

給料

店舗や地域によって変化がありますが、ドラッグストア勤務の薬剤師では、年収700万円前後となります。

薬剤師の仕事のやりがい

病院へ行かずにセルフメディケーションで病気や様々な症状を治したいお客様のお悩みに寄り添い、原因を突き止め適切な市販薬をご紹介することでお客様のお悩みを解決するお手伝いができることが何よりのやりがいです。

時にはお悩みを聞いたうえで、受診が必要な判断をし受診勧奨をすることもあります。

そうして様々な方法でお悩みを解決したり力添えに尽力していると、かかりつけ医のように何かあったら私たちに相談に来てくださる方が増え、まずドラッグストアで相談してから必要なら病院へ行こうと思って来た、とおっしゃってくれる方もとても多くてほんの一部ですが医療費の削減に貢献出来たり、病院へ行くのは億劫だけれど不安というお客様の気持ちを晴れさせることが出来るのが嬉しいです。

日々の接客で顔なじみのお客様が増えると、ふと店を通りかかったときに挨拶や近況報告をしにきていただけたり、体調不良以外にも洗顔料やシャンプーなど体のこと、ストレスについて心のことなどなんでも気軽に相談しに来てくださったり、こちらの顔色や体調を気にして声をかけてくださる方も多くいらっしゃって充実した毎日を送ることが出来ると思います。

薬剤師の仕事で辛いこと

とにかく仕事量が多いのがつらいです。

基本的に一店舗に薬剤師は一人しか出勤してないので全て一人で対応する必要があり、休憩をまとまって取れることはまれです。

体調不良でもすぐに変わりの薬剤師が来てくれるほど人が余っている会社もあまりなく、薬剤師が出勤しないと販売できない医薬品などもたくさんあるので基本的には休めません。

ドラッグストアは小売業なので土日祝は休みが取りにくく、お盆休みや年末年始休みもなくほとんど年中無休なため、まとまった休みを自分で取らないと帰省や旅行もしにくいです。

ですが、まとまった休みを取ることは薬剤師はなかなか難しい場合が多く、結局帰省や家族旅行には何年も行けない人も多くいます。

それに比べて調剤薬局勤務の薬剤師などは近隣クリニックなどの休みに合わせて長期休暇があることも多く、薬剤師一人勤務の店舗も少ないため交互に休暇をとることもでき、体調不良時は欠勤することも可能だと思います。

薬剤師へ向いている人の特徴3つ

向いてる人の特徴
  1. 聞き上手な人
  2. 先輩に気を遣わず自分のペースで働きたい人
  3. とにかく稼ぎたい人

①聞き上手な人

薬剤師にもコミュニケーション能力が必要と言われていますが、ドラッグストアでは特にお客様のお悩みを聞き出したり、本人も原因がわかっていない不調についてお話をお聞きすることで原因を予測して適切な商品をお勧めする必要があります。

まず、原因解明にはたくさんの情報が必要になり、友達でもない店員に心を開いていただくには話をさせ、親身に聞き、話していいんだ、私のことを考えてくれているんだ、という安心感を与えることが大切です。

そして原因に目星がついた後も、なぜその商品が最適なのか納得しないとお客様は購入してくれません。

セールストークが必要になりますが、こちらがただその商品の良いところを並べたところで、お客様は買ってくれません。

お勧めするには、お客様はこういう状態なので、こういった効果のあるものがよく効きます。

なので、その効果のあるこの商品が最適ですよ。

と、ひとりひとりにあったセールストークが必要になるので、相手の気持ちを聞く力は必須です。

②先輩に気を遣わず自分のペースで働きたい人

この仕事のデメリットでもある一人ですべての仕事をこなすということは、大変なことである反面、とても魅力的なことでもあります。

その日の業務内容は決まっていた場合も、時間配分は自分の自由に組むことが出来ますし、接客の合間を縫ってではありますが、休憩時間を自由に設定できる職場がほとんどです。

嫌な先輩に怒られることもなく、困ったときは近隣店舗や本部の先輩や同期に電話やメールで相談することはできるので、一人勤務で特段困ることはありません。

忙しいということを除けば不自由なことは感じられないので、職場内での人間関係に悩まなくてよいというのはかなり大きなメリットだと思います。

逆に、先輩に近くでより親身に教育してもらいたい人や、時間管理が苦手な人は心細かったり仕事が時間内に終わらずに溜まってしまう、ということが起こってしまうかもしれません。

③とにかく稼ぎたい人

薬剤師という仕事は比較的高収入といわれる職種です。

現在は更新制度もないので若い時に頑張って資格取得するれば、選ばなければ就職先にはまず困らないこと、一度リタイヤしてもパート雇用でも時給2000円以上はもらえるのでお金には苦労しないと思います。

薬剤師としての就職先にも様々な勤務先があり、中でも間口が広くて一概に高収入なのはドラッグストアです。

ドラッグストアは入社1年目から割と高額な給与を得ることが出来るので、学生時代に奨学金を借入ていた人が多く感じます。

病院勤務薬剤師は就職当初は薄給なことが多いですが、勤続を続け立場が上がっていけばドラックストアよりも高額になっていくことも多いです。

薬剤師の就職先としては狭き門であるMRは入社当初から高額報酬が期待できるようです。

調剤薬局勤務の薬剤師は入社当初からドラッグストアでOTCを扱っている薬剤師と比べると給与は低い傾向にあります。

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薬剤師へ向いていない人の特徴3つ

向いてない人の特徴
  1. 薬、化学に興味のない人
  2. 接客がしたくない人
  3. 様々な分野で活躍したい人

①薬、化学に興味のない人

まず薬剤師になるまでには高校時代から大変な受験勉強が立ちはだかります。

薬科大学はピンキリで偏差値の低い学校から偏差値が高く格段に学費の抑えられる国公立の薬科大などたくさんあり、正直高い学費(高いところだと年間400万超えも)を払えばほとんどの人は入学できます。

しかし、最終目標となる薬剤師国家試験はどの大学も同じため、大学受験をさぼって低偏差値大学に入学すると、そこでの6年間で国家試験合格レベルへ到達しなければならないため壮絶な努力が必要になります。

偏差値の高い大学に入学した場合も勉強はそれなりに大変なので、やはり最終到達点の医薬品に強い興味を持っているか、医薬品を理解するのに学ぶことが必須な化学、生物学などを面白いと思えないと辛い勉強を乗り越えていくことは困難です。

なので、薬剤師に向いていないというよりはこういった人は薬剤師にはなれない可能性が高いと思います。

②接客がしたくない人

薬剤師は薬に黙々と向き合うイメージもありますが、人とのコミュニケーション、接客能力が低いと良い薬剤師になるのは難しいです。

一部の製薬企業での研究職などに就いた薬剤師は黙々と研究をすれば良いかもしれませんが、そのようなところに就職できる薬剤師はほんの一握りで、単に薬剤師免許保有というだけではほとんど雇ってもらえず、国立大学の院を卒業していたり大学での勤務をしてそこでの研究成果をもっていないとなかなか難しい就職先です。

そうなると、ほとんどの薬剤師が調剤薬局、病院、ドラッグストアで働くこととなりますが、これらは全て患者さん、お客様を相手にしなければいけないので接客、患者とのコミュニケーションが嫌な人にはかなり辛い職場となります。

口が上手い必要はないので、せめて相手に興味を持って話をしっかりと聞くことのできる人でないといけないと思います。

③様々な分野で活躍したい人

薬剤師は専門的な職業です。

せっかく薬剤師免許を取得したのならば薬剤師として働き、それに見合った給料を得たい人が多いと思います。

そして、薬剤師であることが求められる就職先というのは限られていて、主な就職先は

  1. 病院
  2. 調剤薬局
  3. ドラッグストア

に限られがちなので、その他の仕事をしてみたいと思うとその企業内で様々な部署があって配属してもらえれば良いですが、ほとんどの場合は難しいことが多いと思いますので、上記3つの働き方以外の仕事をしたい、職種に縛られずにその時にやりたいこと、楽しいことを仕事にしたい、と強く思われる人は薬剤師として働いていくことにはあまり向いていないかもしれません。

ただ、再就職などには困りにくいので、やりたいことを仕事にしたいが万が一それに失敗したときに稼ぐ手段は確保しておきたいという人は持っていて損はない資格です。

薬剤師へ就職する方法

6年制薬学部薬学科を卒業し、薬剤師国家試験に合格すると薬剤師として従事が可能となります。

国家試験合格率は70~90%程で年度によって難易度が異なります。

薬学部での勉強は相当大変なので各大学留年率が高く、卒業も国家試験合格見込みの学力がないとできないことが多いので、中退者や資格取得を断念する人もかなりの人数にのぼります。

薬剤師の求人が強みの転職サイト・転職エージェントがありますので、求人に困ることはありません・

好きこそものの上手なれ、で薬、化学、生物など学問に興味の強い人は楽しく学んでいるうちに薬剤師になっているかもしれません。

人の役に立ちたい、という強い使命感と目標がある人も立派な薬剤師になると思います。

目標をもって勉強頑張ってくださいね。