- 今の仕事に不満があって転職を考えているけれど、やりたいことが見つからない…
- 転職しなければいけない状況に追い込まれているけれど、やりたいことが見つからず焦っている…
そんなあなたのために、やりたい仕事が見つからないときの転職先の見つけ方をまとめました。
仕事を変えるということは、人生においてとても大きな決断です。
「次こそは心から納得できる仕事について、もっと人生を充実させたい!」と思うことは当然だと思います。
この記事では、あなたのその願望を叶えるために「やりたい仕事の見つけ方」をまとめています。
少しずつ行動に移していくことで、やりたいことを見つけるための一助になるはずです。
ぜひ参考にしていただいて、仕事選びに生かしてみてください。
やりたい仕事がみつからなくても焦らなくてOK
「今の仕事も本当に楽しいとは思えないし…。やりたい仕事が見つからないけどどうしよう…」
そう考えているときにまず意識したいことは、焦らないことです。
実際にやりたい仕事を明確に持っている人は少なく、大半の人が迷いを持ちながら自身のキャリアを考えている様子が伺えます。
転職を考え始めたばかりの頃、やりたい仕事が決まっていたかどうかを伺ったところ、68%が決まっていない状態で活動をスタートしています。
自信満々に自分の仕事のことを語る友人をみていると、焦りが生まれますよね。
しかし、そのように自信を持って自分のやりたいことを語れる人は、少数派です。
そして、あなたの前で自信満々に語っている人も、影ではいろいろな悩みを抱えていることも考えられるでしょう。
焦って転職先を決めてしまっても失敗の元です。
「やっぱりこれじゃなかった…」と転職後に後悔をしても、時間を巻き戻すことはできません。
焦らずに自分を振り返って、しっかりと自己分析をしていくことが大事です。
やりたいことがみつからないときの転職先の見つけ方4選!
転職をしたいけど、やりたいことが見つからないときに撮りたい行動を4つにまとめました。
やりたいことが見つからないと、机の前でウンウン唸って悩みがちですが、それではなかなか答えにはたどり着かないでしょう。
やりたいことは何かしらの「行動」を起こすことで少しずつ見えてきます。
小さいことからで大丈夫なので、まずは動いてみる精神を大事にしていきましょう。
いろんな業種の仕事を見てみること
まずはいろんな業種の仕事を見て、視野を広げることが大事です。
例えば下記のような行動が効果的です。
- 転職サイトに登録してみる
- 普段見ているものがどういう仕事の上に成り立っているのか、を想像するクセをつける
転職サイトの登録は鉄板です。
無料で登録することができて、多種多様な求人を見ることができるので、今まで知らなかった仕事にたくさん出会えることでしょう。
また普段の生活から、仕事を意識していろんなものを眺めてみることが大事です。
世の中のほぼ全てのものは、裏側で誰かが仕事をした上で成り立っています。
普段行くレストランやテーマパーク、サブスクの動画配信サービスなど、あなたの周りにはいろんな仕事があふれています。
このような環境を学びに活かさないことは、とてももったいないです。
- 「この仕事は誰を幸せにして、どんなスキルが求められるんだろう?」
- 「この仕事を自分はやってみたいと思えるだろうか?」
このようなことを自問自答しながら、毎日を過ごすことで少しずつ自分のやりたいことが見えてくるでしょう。
転職サイトに登録して、幅広い求人を見るのと同時に、日々の生活の中から学びを得る姿勢を忘れないようにしましょう。
気になったことを実際に試してみること
転職サイトや普段の生活から学びを得て、やってみたいと思えることができたら、まずは実際に試してみることをおすすめします。
実際に試してみることで、自分の適正を確認することができますし、1人で実行するのであれば、自分に向いていないと思った時にすぐに撤退することができるでしょう。
いきなり転職をしてしまうよりも、低リスクで自分のことを理解することができます。
今は副業という形でも、いろんなチャレンジをすることができます。
- 動画編集
- ライティング
- カウンセリング など
わざわざ思い切った転職をしなくても、いろんな行動を起こすことができます。
やってみたい!と思える仕事を見つけたら、できる範囲で自分で試してみましょう。
転職後に後悔をしなくて済むように、最善を尽くすことが大事です。
他人の考えに触れて知見を広げること
視野を広げる際には「他人の考えに触れてみること」も、とても重要です。
自分1人の考えは、思った以上に狭い価値観に囚われているものです。
友人や新しく出会った人に興味をもち、いろんな話を聞いてみるようにしましょう。
例えば筆者の友人の外国人は、日本人とは大きく異なった考え方を持っていました。
日本人のように、世間体を気にして見栄を張ったりはしませんし、決して高待遇の仕事をしているわけではないですが、それはそれで幸せそうです。
彼からは、ガツガツ競争してお金を稼ごうとすることだけが仕事の意味ではないんだな、ということを教わりました。
他人の価値観に触れることはとても刺激になりますし、あなたの仕事観を大きく変えてくれるきっかけになるかもしれません。
今回の例は海外の方と話した例でしたが、同じ日本人だとしても、違う価値観に触れることで学ぶことはとても多いはずです。
今まで以上に、他人に興味を持つことを心がけてみると、より自分のことを理解できるようになるでしょう。
今の仕事を改めて見つめ直してみる
やりたいことが見つからないときには、今の仕事を見つめ直してみることも重要です。
今の仕事の何が気に入らなくて、何が好きなのかを改めて洗い出してみることで、自分の仕事観が見えてきます。
例えば、下記のように見直してみましょう。
- 商談があまり好きではないけれど、資料作成は好き
- チームでの作業よりも、1人でじっくりと集中していることが好き
- 利益や売り上げという数字を追うよりも、自分の納得するものを作ることが好き など
今の仕事を細かく分類してみることで、好きなことやできればやりたくないことが見えてきます。
その感覚をはっきりさせた上で、次にやってみたい仕事を選ぶと、より自分にあった仕事選びにつなげることができるでしょう。
また、今の仕事を見つめ直す中で「あれ?自分は今の仕事に意外と向いているかもしれないな」と気がつくこともあるでしょう。
もしそう思えたなら、それも一つの発見です。
必ずしも転職することだけが正解ではありません。
自分の価値観を明確にしつつ、幅広い選択肢から今後のキャリアを選んでいくことが重要です。
やりたい仕事を見つけて転職するには?自分を知ることが重要!
「今の仕事を見直す」という考え方を紹介しましたが、やりたい仕事を見つけるには「まず自分を知ること」が最重要です。
人間は意外と、自分のことをわかっていないものです。
「安定した生活を確保しなければ…」「友人が頑張っているから、自分も頑張らなくては…」と考えるような、真面目な人ほど自分の気持ちに嘘をつきがちで、自分のことを理解しづらくなっていると思います。
まずは自分の気持ちに嘘をつかずに、正直な心で自分の好き嫌いに向き合うことが重要です。
- お金を稼ぎたい…
- 時間を確保して、趣味の時間を増やしたい…
上記のような自分主体のモチベーションでも問題ありません。
必ずしも「世間体の良い綺麗な言葉でまとめる必要」はないので、まずは自分に正直な気持ちで自分の価値観を見つめ直してみましょう。
自分を理解することで、自分に向いている仕事が少しずつ理解できるようになってくるでしょう。
マインド次第で仕事は”やりたくなる”!
自分のことを知ろうとするうちに、仕事を「やりたくなる」こともあるでしょう。
自分のモチベーションにつながることを理解することで、今の仕事の見え方が変わり、転職する必要もなくなるかもしれません。
例えば、自身の価値観を深掘りする中で「人を励ますこと」が自分の最重要なモチベーションだったとします。
その気づきがあれば、仕事の中のいろんな要素を「人を励ます」という視点で見直すことで、モチベーションに繋げられるようになるでしょう。
- 部下を細かく管理するのではなく、成果をもとに励ましを入れて、自走できるようになってもらう
- 自社商品が「誰を励ますものなのか」を改めて問うことで、商品そのものが今よりも好きになる など
今の仕事を自分のモチベーションと結びつけることで、今までと違ったやりがいが見えてくるでしょう。
そうなれば、楽しく仕事に取り組むことができるようにんるはずですし、楽しんで仕事に取り組んだ先には、スキルアップした自分が待っているはずです。
自分を見つめ直すことはやりたいこと探しにもつながりますが、今の仕事を楽しむための”取り組み方探し”にもつながります。
この機会に、しっかりと自分のことを見つめ直してみましょう。
【裏技】やりたいこと以外で仕事を選ぶ方法
「やりたいことを探すのは大事だけれど、今すぐに転職しないといけないし、そんなに時間がない…」
そんな人のために、やりたいこと以外で仕事を選ぶ方法を紹介します。
- 残業時間の少ない仕事を選び、自分の時間を確保すること
今すぐに仕事を探さなければならず、のんきなことはしてられないという人は、まず自分の時間をしっかりと確保できる仕事を意識的に探すようにしましょう。
やりたいことを探したいけれど、自分の時間を全く確保できないようでは、自分のことを振り返る時間も作れないでしょう。
ブラック企業に入ってしまっては、心身ともに消耗するだけです。
そうなるよりは、まず残業時間が少ない会社を選んで空いた時間に自己投資をする時間を確保しましょう。
焦って成長しようとして、激務の会社に飛び込むのはおすすめしません。
これだ!と思えるものが見つかってから、少し厳しめの会社に飛び込んでも遅くないでしょう。
やりたいことが見つからないけれど、転職しなければならない環境にいる場合、大事にしなければいけないのは「残業の有無」です。
時間さえあれば、自分を振り返ったり、新しいチャレンジを続けることができて、次の道が拓けてきます。
人生は長いので、無謀なチャレンジをするよりもしっかりと時間を確保して、自分と向き合うことをおすすめします。
それでもやりたい仕事が見つからないなら「できること」を増やそう
「でも、どれだけ探し続けてもやりたい仕事が見つからないし、どうしたら良いのかわからない…」
最後にそんなあなたにアドバイスです。
やりたいことがどうしても見つからない場合、まずはできることを増やしてみることが大事です。
できることが増えると、そのことで喜んでくれる人が増えます。
喜んでくれる人が増えると、さらにできることを好きになる、という好循環をつくることができます。
例えば筆者も、多少の文章が書けることで読んだ人に価値を届けることができ、時には文章を納品してクライアントを喜ばせることができます。
もともと「文章を書くことが何よりも好き!」というわけではありませんでした。
しかし、自分の文章で喜ぶ人がいることで、文章を書くことが嫌ではなくなり、仕事にしてもいいかなと思えるようになりました。
できることが増えると、喜んでくれる人が増えます。
それが、自然とモチベーションになったりするものです。
あなたも、何かを教えてあげたりすることで人から感謝され、幸せな気持ちを感じた経験があるはずです。
できることを増やすことは、その”幸せな経験”を体験しやすくすることであり、”やりたいこと”に気づくきっかけになることがあります。
もし、あなたが「どうしてもやりたいことが見つからない…」と悩んでいるのであれば、それはまだできることが少ないからかもしれません。
少しでも興味があることに果敢にチャレンジしていき、できることを増やすと、それが徐々にやりたいことに姿を変えていくことがあります。
悩んだときには、新しいことにチャレンジしてみたり、今できることで人の役に立とうとしてみたりしてみてください。
景色が徐々に変わってくるはずです。
まとめ
「やりたい仕事が見つからないときにとりたい行動」というテーマでまとめました。
机の前で延々と悩んでいても、やりたいことは降ってきません。
小さくても、行動してみることが大事です。
行動を起こすことによって、いろんなことを感じ、その経験を通じて、自分自身のことをより深く理解できるようになってくるでしょう。
まずは、失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジしていきましょう。