- 人一倍努力しているのに、仕事が覚えられない…
- やる気はあるのに、仕事のタスクを忘れてしまう…
- メモとか基本的な事はやっているのに、全然効果ない。
と悩んでいる方は多いです。
少し意識を変えるだけで、今すぐに簡単に解決できる方法があります。
私も以前、仕事が覚えられず、何度も同じ事を聞いては忘れてしまう、という事を繰り返していました。
職場の人からやる気はあるの?努力がたりないのでは?と言われた事がありました。
そして段々聞く事さえできなくなり、仕事へ行きたくなくなってしまいました。
しかし、これから紹介する方法を実行し、
- ほんの少し、意識を変える
- ほんの少し、やり方を変える
たったこれだけで仕事がさくさくと覚えられる様になり、1度覚えた事も忘れる事がなくなりました。
仕事が覚えられると、仕事って楽しい事だと実感できたし、効率よく仕事ができるようにもなりました。
これからは周りの人にやる気がない、努力が足りないなんて言わせない。
仕事がおぼえられなくてすぐ忘れる人でも簡単にできて、すぐに解決する仕事術の紹介です。
仕事を覚えられないすぐ忘れる人の特徴
⑴メモをとっていない、メモをとっているのに活用していない
- メモをとっていない
- 読み返した時に何が書いているのかわからない
- メモを書く事に満足して読み返さない
頭の中で覚えられるからと言ってメモをしなかったり、いざという時にメモ帳や筆記用具がなくメモがとれなかったという人。
また、メモはとったが読み返した時に、何の事が書かれているのかわからないメモでは意味がありません。
中にはメモをした事で仕事を覚えたと満足してしまい、バックの中に眠ったままという人も。
⑵仕事の内容を把握していない
- 最終目的がわかっていない
- 指示された事だけをこなしている
- わからない事を聞けずに放置している
最終目的も考えずに、指示された事だけをこなしている人がいます。
目的から外れてしまうと無駄な仕事をしている事だってありえます。
そんな時にしてしまう、相手からしたら意味不明の質問。
これでは誰からも教えて貰えなくなり、聞きたい事も聞けなくなってしまいます。
こうした事が続けば、意欲もやる気もなくなりさらに仕事が覚えられなくなります。
⑶優先順位がわからない
- 目の前にある仕事から始めてしまう
- 周囲の状況が見えていない
- ・自分のやりたい仕事や楽な仕事からしている
何からとりかかれば良いかわからず、とりあえず目の前にあった仕事に手をつける。
しばらくして「あの書類今日までだった」と次の仕事にとりかかる。
忙しそうにしている上司から違う仕事を指示される。
結局すべてが中途半端。
こんな事ありませんか。
これでは仕事をお覚えるはずがありません。
これで解決!一度覚えた事をすぐ忘れない仕事術
⑴覚えなくても大丈夫?!メモがあれば仕事ができる
どんなに仕事ができる人でも、すべてを頭の中で記憶できる人はいません。
ですから、仕事が覚えられないと悩んでいる人は、
簡単な事でもメモに残しましょう。
メモは、聞きながらポイントだけを書く事が一番効率的な方法だと思います。
しかし、ポイントだけをメモにできる人は仕事なんて忘れません。
大変だけど、なるべく全てをメモする事から始めましょう。
ひとつ注意ですが、早く書こうと殴り書きをしても、後から読んだ時に何が書いているかわかりません。
美しい文字でなくても読める文字が基本です。
そして、いつ書いたのか分かる様に日付を書いていた方がわかりやすいと思います。
意外とあるのが、いざメモを取ろうとした時にメモ帳はあるのに筆記用具が!
そんな事にならない様にセットで持ち歩く事が大切です。
いつでもメモができるように、メモ帳と筆記用具はすぐに出せるようにしましょう。
メモは書くだけでは意味がありません。
書いたメモを見返して
自分だけのマニュアルを作りましょう。
作成したマニュアルを見ながら仕事を進める事はできましたか?抜けている事があれば書きたしましょう。
マニュアルができればもっと効率の良いやり方はないか考えてみてその都度マニュアルをアップデートしていきます。
マニュアルが完成すれば、仕事を忘れてもそれをみればちゃんと仕事ができるようになります。
もしかしたら完璧なマニュアルが作れたあなたはマニュアルを見なくても仕事をちゃんと覚えているかもしれません。
忘れてしまってもマニュアルを見たら良いですね。
⑵仕事の最終目的を意識すれば自然と仕事が覚えられる
どんな仕事でも必ず目的があります。
目的を意識せずに指示された事だけをこなしていては、いつまでたっても仕事が覚えられません。
覚えていても暗記をしているだけなので、すぐに忘れてしまうでしょう。
仕事に取り組む前に正確な目的を把握しましょう。
例えば 仕事の指示 買い物へ行く
最終目的 夕飯に家族でカレーを食べる
極端な例ですが、指示だけしか頭になければ、いつまでに行くのか、何を買うのか等考える事がやまほど。
そしてひとつひとつ覚えておかなければなりません。
しかし、最終目的がわかれば、今しなくてはいけない事が限られるので、しっかり覚える事ができると思います。
目的を意識すれば、覚えるのではなく自分で考えて仕事ができるので自然と身に付きます。
身に付いた仕事は自分のものとなりすぐに忘れるような事もありません。
目的が達成した時の達成感は、仕事への意欲や、やる気を高めてくれ、良い循環がうまれます。
⑶優先順位を正しく立て、今している仕事に集中する
仕事の優先順位がわからない人は、複数の仕事を同時に取り掛かってしまいます。
それでは頭の中が混乱しいつまでたっても仕事を覚える事ができません。
混乱しない為にも、正しい優先順位を立てて、今している仕事に集中できる環境を作りましょう。
優先順位が立てられないという方は、先ほど伝えた「最終目的」を意識すれば、優先順位も見えてきます。
先ほどの例でいうと、買い物の他に事務作業があった場合、事務作業をしながら
「いつ買い物へ行こう、どこのスーパーに行こうか、何を買ったらよいのか考えなくちゃ」
と考えながら事務作業をしてしまいます。
そうすると事務作業に集中できず、仕事を覚える事ができなくなります。
最終目的を意識すれば、ある程度何をしたら良いかわかっているし、今しなくても良いという事がわかるので、事務作業に集中できますよね。
⑷明日の自分にタスクをメールする
1日の終わりに少しだけ時間を使って、明日の私にタスクメールをしましょう。
その日に何をするべきかわかれば、ゆとりをもって仕事ができます。
忙しくしながら仕事を覚えるよりも、効果的です。
今日やり残した仕事や、明日するべき仕事を優先順位に書き出してメールをしたら良いですね。
すぐ忘れるのは病気の可能性も?
あらゆる方法を試しても仕事が覚えられない、すぐに忘れる人の中には病気の可能性も考えられます。
⑴同じミスを繰り返してしまう「ADHD」
一つの事に集中できず、様々な事を同時に考えてしまう。
結果ミ同じミスを何度も繰り返してしまう。
落ち着きがなくじっとしていられない。
計画性がなく、思ったら後先考えずに行動してしまう。
遅刻が多い。
⑵コミュニケーションが苦手な「アスペルガー症候群」
人の気持ちや感情が読み取る事が苦手
自分の手順にこだわりがあり臨機応変に対応できない
ひとつの仕事に集中しすぎて、他の仕事が手につかない
⑶読むこと、書くこと、計算する事の一部に困難がある「学習障害」
大事な資料等を読むのに時間がかかる、飛ばし読みが多い
会議の内容をメモする事ができない
簡単な計算ができない、図形やグラフが理解できない
発達障害があっても、特性を生かして働いている人は沢山います。
今の職場では限界だと思った時は転職を考えましょう。
発達障害の方の就業支援を行っている所もありますので参考にしてください。
辞めたい人は、こんな手段もある
あなたに合った仕事を見つける方法
頑張って仕事を覚えようと努力しても、覚えられない。
それは職場が合っていないだけかもしれません。
職場を変えたら仕事が覚えられないという悩みが解決したりすることもあります。
⑴自己分析をする
就職活動の時にしていた自己分析をもう一度やってみる。
過去の自分の経験を振り返り、仕事をして達成感を得た経験や今回の職場の様になかなか仕事を覚えられなかった経験を思い出し、共通点を探してみてください。
周りの人にも自分の事を聞いてみましょう。
自分が思っている事とは違う視点で見てくれる事もあります。
自分の価値観や、長所、短所がわかり、自分に適した仕事がみつかります。
⑵転職エージェントを利用する
自己分析をしたが、自分の適職がわからないという方には転職エージェントがおすすめです。
自分一人で転職活動をするのは難しいので、プロに相談しましょう。
キャリアアドバイザーが自分の条件にあった仕事を紹介してくれます。
そして、ほとんどが無料で利用できるのもポイントです。
また、会社の内部の情報も豊富なので、面接では聞けない会社の雰囲気等も教えてくれます。
就職が決まった後に会社とのトラブルが発生した場合にも対応してくれるので、転職エージェントの利用をおすすめします。