テレビCMやチラシ・WEB広告など、生きている中で、広告を見ない日は少ないかと思います。
自分が獲得した企業の広告を0から考えて制作して、多数の人に見られると思うと、広告代理店の仕事は非常に魅力的だと思っている方も多いことでしょう。
- 広告代理店って具体的にはどんな仕事内容なのかな?
- 年収が高いって聞くけど、実際は給料どうなの?
- 「きつい・激務」って言うけど自分が向いてるか心配…
しかし、広告代理店といっても、沢山の会社があり、有名な総合広告代理店の電通や博報堂などの大手から、街中にある零細・中小と呼ばれる広告代理店もあります。
私たちが表面的に見えている広告を作る過程で、想像以上に大変な業務が多いのが実態です。
今回は、中小規模の広告代理店で働く方から広告代理店に向いてる人の特徴や気になる年収をインタビューしましたので、これから広告代理店への仕事を考えている方にとって参考になる情報が満載となっております。
以下2つの転職エージェントは、「希望の働き方」・「希望年収」・「向いてる仕事」に沿った求人情報を提案してくれるので、登録して損はありません!
スマホで無料登録しておくだけで、今より良い条件の非公開求人を提案してくれるチャンスを逃さないようにしましょう。
向き不向きが分かれる!広告代理店の”企業規模”によるの特徴違い
広告代理店に向いているかどうかは、志望している企業の規模感をしっかりと見た上で考える必要があります。
広告代理店は規模によって、仕事内容が大きく異なります。
まずは大企業と中小企業で、事業内容にどういった違いがあるのかをまとめましたので、参考にしてみてください。
※ここでの特徴はあくまで一般的なものです。個々の代理店によって様々な事情がありますので、詳細は面接などでしっかりと確認しましょう。
大規模な広告代理店の特徴
まずは大規模な広告代理店の特徴です。
大規模な広告代理店には、下記のような企業があげられます。
- 電通
- 博報堂 など
誰しもが一度は聞いたことがあるような大企業が、大規模な広告代理店に当たります。
大規模な広告代理店の特徴は下記の通りです。
- オリンピックなどの大規模イベントに関わることができる
- テレビCMなどのマス広告に関わることができる
大規模な広告代理店は、仕事の内容も大きなものが多いです。
特に、オリンピックなどの大規模イベントの企画運営に深く関わることができることが大規模な広告代理店の醍醐味と言えるでしょう。
もちろん、その分競争率も高くなるため、入社するのは至難の技です。
しかし「自分は誰もが知るような、大きな作品に関わりたいんだ!」と考える人にとっては、大規模な広告代理店はとても魅力的な選択肢になります。
中小の広告代理店の特徴
中小の広告代理店については、大規模な広告代理店よりも小回りのきく仕事が多くなります。
- 地元企業のチラシ製作
- 地元の電車やビルなどの広告枠の販売と製作
- ネット広告の運用とコンサルティング など
中小の広告代理店は、特定の分野に特化していることも多く、大企業と比較すると人目につきにくいような小さい仕事も増えます。
そのため「日本中で話題になるような、大々的なテレビCMに関わりたい!」という考えを持って入社してしまうと、少し期待外れな印象を受けてしまうこともあるでしょう。
しかし、予算規模が小さいということは”中小企業の取引が多い”ということも意味しています。
クライアントと一緒にビジネスを伸ばしていく、という感覚を強く味わえることは魅力と言えるでしょう。
大規模な広告代理店は、自分の立ち位置によってはクライアントとの距離感も遠くなりがちですが、中小の広告代理店であれば密につながることも多くなります。
自分が手がけた広告が成果につながれば、よりダイレクトに感謝の言葉をいただけることになるでしょう。
中小であることは、必ずしもデメリットばかりではありません。
あなた自身の希望も考慮して、自分にあった企業選びをすることが重要です。
あなたはどこに向いている?広告代理店の分類について
広告代理店は規模によって分類できますが、事業内容によっても分類することができます。
ここでは分類ごとに広告代理店の特徴を解説します。
広告にはいろいろな種類があり、会社によって得意分野は異なります。
芸能事務所やマスコミなどと広い繋がり持っていて、総合的な広告製作が強いところもあれば、特定の業種だけに強い広告代理店もあります。
広告代理店を選ぶ際には、あなたが関わりたい領域をしっかりと定めておくことが必要です。
「広告代理店といったらテレビCMでしょ!」と一括りで考えていると、入社後にギャップが生まれてしまいます。
求人内容を確認する際には、しっかりと確認しておくようにしましょう。
広告代理店の分類については、無数の分類方法がありますが、ここでは三つに分類して紹介します。
総合広告代理店の特徴
テレビCMや芸能人の起用など、予算感が大きい仕事を請け負っていることが多いのが、総合広告代理店の特徴です。
電通や博報堂などが代表的です。
総合広告代理店は長い歴史や多数の実績で培った各所との繋がりや、才能あるクリエイターを抱えることによって、レベルの高いコンテンツと魅力的な広告枠を提供しています。
入社の倍率も高く、仕事も激務になりがちなためハードルは高いですが、総合広告代理店に入ることでしか得られない体験も数多くできることでしょう。
大規模な広告製作に強いモチベーションを感じる方は、是非ともチャレンジしてみることをおすすめします。
オフライン広告特化の代理店の特徴
総合広告代理店以外の広告代理店は、いずれかの分野に特化していることがほとんどです。
総合広告代理店が拾いきれない細かいニーズや、中小企業の広告宣伝をサポートすることで収益を上げていることが多いです。
その中でも、チラシや電車広告などのネット広告以外の”オフライン広告”に特化している代理店があります。
例えば下記のような特徴を持った代理店です。
- 新聞広告特化
- 電車などの交通広告特化
- チラシなどの紙媒体特化 など
各種類に特化していることで、その分野に深いノウハウを持っていることが多く、特定のクライアント企業にかなり頼りにされていることも多いです。
特に中小企業の広告宣伝は、売り上げや事業継続に大きな影響を及ぼします。
しっかりと成果につなげられる広告代理店は、クライアントから重宝されることでしょう。
もちろん、特化型の広告代理店でも大小の規模の差はあります。
規模の差によって、手がける仕事内容も変わってきますので、転職活動の際にはしっかりと確認をするようにしましょう。
また紙媒体特化の広告代理店の体験談を、この記事の後半でまとめていますので、参考にしてみてください。
ネット広告特化の代理店の特徴
特化型の広告代理店で最近増えているのが、ネット広告特化型の広告代理店です。
2019年にはネット広告の市場規模がテレビ広告の市場規模を抜いた、ということで話題になりました。
インターネット広告費は新設項目を加えて2兆1,048億円、前年同様の推定方法の場合、1兆9,984億円(前年比113.6%)と6年連続で二桁成長。テレビメディア広告費(地上波テレビ+衛星メディア関連)の1兆8,612億円(前年比97.3%)を超える結果となった。
それだけ伸びている業界であり、新規参入も多くなっています。
ネット広告は、成果を明確に数値化することができるのが大きな特徴です。
広告の管理画面を見れば、一件のお客さんを獲得するためにどれだけの予算をかけているか、が明確にわかります。
そのため、クライアントに対して数値報告をする機会も多く、数字に苦手意識がある人には向かない可能性が高いです。
しかし、数値が明確に管理できるということは”自身が行なった施策がどれだけの成果を上げたか”ということが、はっきりとわかるということでもあります。
自分で考案した施策が大きな成果を上げて、クライアントに感謝をされたときの嬉しさは、とても大きいです。
成果にコミットしなければいけない厳しさはありますが、とてもやりがいの大きな仕事も言えるでしょう。
【実体験】 広告代理店の仕事内容と給料を解説!
ここからは、実際に広告代理店で働く人の実体験をベースにまとめました。
・紙媒体を扱う広告代理店に勤務経験
・仕事をする中で”やりがい”も”辛いこと”も経験
広告代理店は激務と言われますが、その中にもしっかりとやりがいが存在しています。
それを知らずに「広告代理店の仕事は辛いだけ」と切り捨ててしまうのは、とてももったいないです。
広告代理店の仕事の流れや、実際に業務に当たった感想もまとまっていますので、参考にしてみてください。
仕事内容
広告代理店の営業職の場合、以下が主な業務内容になるかと思います。
▼ステップ1
・テレアポ
私の場合は新規顧客開拓のため電話件数月700件を目標に毎日電話営業をしていました。
これだけかけて月平均3件契約が取れるというイメージでした。
・飛び込み営業
不動産会社や区役所等広告の需要が高そうなところをしらみ潰しに営業していました。
やり方としては自社のパンフレットと名刺を持ってビルに入っている企業を地道に訪問していくイメージです。
飛び込みなのでアポ無しです。
▼ステップ2
・広告制作
契約が取れてからは営業がクライアントとデザイナーの仲介役となって話を進めていきます。
対面や電話で打ち合わせをし、どのような広告が作りたいのかをすり合わせていきます。
話がまとまればラフを作成しクライアントに提出し、OKがで次第制作スタートします。
通常のA4〜B4チラシであれば、初稿(第1回目の提出)は1〜2日で出せる場合がほとんどです。
印刷は早くて中1日、印刷会社によっては中2〜3日かかる場合もあるので広告作成から納品まで1週間以上は見積もっておいた方が安心です。
・ポスティング
印刷したチラシをポストに投函していく作業です。
代理店の場合、下請け業者がいることがほとんどなので下請けのポスティング専門業者に依頼することになります。
投函する人材はアルバイトの人が主なので会社の管理体制によってクオリティが異なります。
管理体制が悪い会社だとアルバイトがサボっていたりチラシを捨てていることもあるので注意が必要です。
特に費用が安い場合はそれなりの理由があると考えた方がいいでしょう。
会社によってはアルバイトにGPSをつけていたり、責任者が巡回チェックなどしてくれていることもあるので会社選びには注意しましょう。
・新聞折込
ポスティングと同じく下請け業者に依頼します。
新聞折込業者はポスティングと違って確実に新聞に織り込んでくれるので安心かと思います。
新聞をとっている層(ビジネスマン、戸建てに住む家族や高齢者など)をターゲットとしている広告内容であれば高い反響が期待できます。
逆に若年層は新聞をとっていない場合が多いのでポスティングの方が効果的と言えるでしょう。
給料年収
平均的に年収300万~400万、課長・部長クラスになると500〜600万超え。
大手企業になれば年収は更に上がります。
広告代理店の仕事のやりがい
様々な業界の方と関われるのでその業界の話が聞けるのはとても面白いです。
普通に生活していれば関わることにない人たちなので、様々な業界の知識を自然と身につけることができます。
また苦労してとってきた案件を最後までやり遂げ、クライアントから感謝された時はとてもやりがいを感じました。
時間をかけて制作した広告が世間に出てたくさんの人の手にとってもらえると本当に嬉しく感じると思います。
自分が直接デザイナーとして作成したわけではなくとも、クライアントと直接やりとりをするのは営業職の仕事なのでクライアントからの感謝もダイレクトに感じることができますし、たくさんの人と協力して完成させた達成感はとても大きいです。
また営業職は成績がボーナスに直結することがほとんどなので良い成績で良い報酬を得たときはモチベーションアップにもつながります。
特に誰かと競うことが好きな人は、自分の力で売り上げを立てていくことに面白さややりがいを感じられるでしょう。
広告代理店の仕事で辛いこと
営業職なのでひたすらずっと営業をし続けることに抵抗がある人はしんどいと思います。
結果が全て、数字が全てという世界なので、どのような過程があっても結果に繋がらなければ評価してもらえません。
頑張っているのになかなか結果に繋がらない時はどんどんモチベーションが下がっていきます。
しかし営業職は地道な積み重ねが大事な仕事なので、粘り強く続けられる営業マンが成果を残せます。1年越しで仕事をとってくるということもよくあります。
また、クライアントの要望に応えられなかった時、努力したけど反響が出なかった時、必死な思いでとってきた案件が下請け業者のミスで飛んでしまった時はとてももどかしくやるせない気持ちになりました。
代理店業は様々な会社と協力して仕事が成り立つので自分がどれだけしっかり仕事をこなしても他の部分でミスをしてしまえば連帯責任になりがちです。
クライアントからすればお願いしているのは代理店の営業マンなのでミスの代償はダイレクトに自分にぶつけられます。
中には代理店業を理解してくれるクライアントもおり、下請け業者を変えれば再度発注してくれる場合もありますが、やはりミスはミス。
印象が悪くなると、せっかく営業して受注した企業でも1回きりの付きあいで終わってしまうことも多いのは辛いです。
広告代理店へ向いている人の特徴3つ
- 人が好き、コミュニケーション能力が高い
- 地道な作業が好き、一つのことを長く続けられる
- フットワークが軽い、臨機応変
①人が好き、コミュニケーション能力が高い
本当に様々なタイプの人に会い、話をしなければならないので、人嫌いやコミュニケーション能力が低いと仕事にならないです。
中には難しいタイプの人もたくさんいるのでそういった人といかにうまくやっていけるかが重要になります。
もちろん好きな仕事だけ受けるという方もいるかもしれませんが、それでは仕事の幅は広がらないので、どんなクライアントともうまく付き合い結果につなげることができる営業マンが高い成果を残せると思います。
広告代理店営業はクライアントとデザイナーや下請け業者の仲介役となる重要な役割を果たしているので、両者の要望を聞きつつも適切な判断をして最良の結果につなげなければなりません。
このように書くととても高度なコミュニケーションスキルが必要に感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
経験上、相手の気持ちをくみとって余計なことは言わず、相手の要望をしっかり聞ければ段々コミュニケーションが上手くとれるようになります。
②地道な作業が好き、一つのことを長く続けられる
営業職は地道な積み重ねが後で大きい結果を生むことにつながります。なので、どんなにめんどくさくても毎日の営業の積み重ねがとても大切です。
この仕事をしていると毎日同じルーティン作業(テレアポなど)もし続けなければなりません。
飽き性であったり、新しい刺激が好きという人には向かないでしょう。
また、すぐに仕事にならなくても、たまにクライアントのところに挨拶に行ったり、電話をして忘れられないようにするなどできると良いと思います。
価格が安くても対応が悪く全く顔を出さない営業マンと、価格は少し高いけどとても対応が良く頻繁に挨拶に来る安心できる営業マンだったら誰もが後者を選ぶと思います。
クライアントが求めるのは価格の安さだけではなく、信頼できる対応と良い結果を出してくれる業者です。
時間をかけて信頼を勝ち取れる営業マンであることが重要だと思います。
③フットワークが軽い、臨機応変
様々なクライアントの要望に応えなければならないので、中には急な要望や変更に対応しなければならないこともあります。
そういった時に臨機応変に対応できるとクライアントからの評価が上がります。凝り固まった考え方ではうまくいかないでしょう。
相手の意見もしっかり聞けてすぐに取り入れようとできる人が向いていると思います。
営業職なので業務外のお付き合いをされる方も多いと思います。例えば、飲み会や休日のゴルフに付き合わされることもあるでしょう。
そういった時に断ってばかりいたらクライアントの機嫌を損ねてしまうかもしれません。もちろん無理矢理付き合えというわけではありませんが、数回は自分の上司も同行の上交流会のつもりで参加した方がいいかもしれません。
それがどうしても難しいのであればお中元やお歳暮の時期はもちろん、普段から顔を出してコミュニケーションをとって良い関係性を築けるようできることが大切でしょう。
広告代理店へ向いていない人の特徴3つ
- 人嫌い、コミュニケーション能力が低い
- 飽き性
- 頑固、カッコ悪いことができない
①人嫌い、コミュニケーション能力が低い
本当に様々なタイプの人に会い、話をしなければならないので、人嫌いやコミュニケーション能力が低いと話にならないです。
中には難しいタイプの人もたくさんいるのでそういった人といかにうまくやっていけるかが重要になります。
もちろん好きな仕事だけ受けるという方もいるかもしれませんが、それでは仕事の幅は広がらないので、どんなクライアントともうまく付き合い結果につなげることができる営業マンが高い成果を残せると思います。
広告代理店営業はクライアントとデザイナーや下請け業者の仲介役となる重要な役割を果たしているので両者の要望を聞きつつも適切な判断をして最良の結果につなげなければなりません。
このように書くととても高度なコミュニケーションスキルが必要に感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
経験上、相手の気持ちをくみとって余計なことは言わず、相手の要望をしっかり聞ければ段々うまくやれるようになると思います。
②飽き性
営業職は地道な積み重ねが後で大きい結果を生むことにつながります。なので、どんなにめんどくさくても毎日の営業の積み重ねがとても大切です。
この仕事をしていると毎日同じルーティン作業(テレアポなど)もし続けなければなりません。
飽き性であったり、新しい刺激が好きという人には向かないと思います。
また、すぐに仕事にならなくても、たまにクライアントのところに挨拶に行ったり、電話をして忘れられないようにするなどできると良いと思います。
価格が安くても対応が悪く全く顔を出さない営業マンと、価格は少し高いけどとても対応が良く頻繁に挨拶に来る安心できる営業マンだったら誰もが後者を選ばれやすいです。
クライアントが求めるのは価格の安さだけではなく、信頼できる対応と良い結果を出してくれる業者です。
時間をかけて信頼を勝ち取れる営業マンであることが重要だと思います。
③頑固、カッコ悪いことができない
様々なクライアントのニーズに合わせて提案する仕事なので、「自分の考えが絶対正しい」とか「こうであるべき!」という凝り固まった考えの人は向いていないです。
様々な考えや意見を取り入れることで良い広告が作れ、良い結果につながります。
あまり頑なに人の意見を聞けなかったり柔軟性にかけると、クライアントはもちろん同僚からも嫌煙されてしまうでしょう。
また、時には泥臭いこともしなければいけない場面もあります。
これは稀かもしれませんが謝罪の際に土下座したという上司も。
私の場合は、「実際にポスティングしたことがないのに下請け業者に丸投げしてもその大変さはわからない」と上司に言われ、新人の頃に練習として初めて自分でとったポスティングの仕事のチラシを自分で投函しに行ったりました。
真夏の時期だったのでかなり大変でしたが、投函可能なマンションかどうかチェックしながら1枚1枚投函していくことの大変さを身をもって実感することによって、今となっては泥臭い作業の経験が仕事に活きています。
広告代理店の仕事に活かせるスキルは?
営業職であれば、スキルがなくても基本的なクライアントとのやりとりやデスクワークができれば通用することも多いです。
しかし、基礎的な仕事力を持っておくに越したことはありません。
ここでは広告代理店で仕事をする上で、本当に基礎となるスキルのみをまとめました。
- 基本的なPCスキル(Word、Excel、PowerPointなど)
- 数値を管理するスキル(自社の売り上げ管理やクライアント状況の把握に必要)
- 関係各所との調整能力 など
広告代理店は様々な職種の人と関わる仕事です。
営業、デザイナー、イベントスタッフ、外注先など、社内外の広範な人たちと協力しながら業務をこなすことになります。
そのため、限られた時間の中で関係各所をまとめ上げながら、個人のデスクワークを効率よく行なっていく必要があります。
時間を有効活用するためにも、基礎的な仕事スキルは重要になってくるでしょう。
「営業職には特別なスキルが必要ない」と言いますが、基礎的なスキルだけでも身につけておくことで、入社後のスムーズなスタートダッシュにつながります。
可能な限り習得しておくことが重要です。
広告代理店入社は高卒でも大丈夫?学歴は関係あるのか?
「広告代理店に入社したいけど、学歴って関係あるの?」と気にする方も多いと思います。
結論としては”学歴はあるに越したことはないが、なくても大丈夫”です。
広告代理店の仕事は、良くも悪くも成果を問われます。
営業職であれば売り上げ目標があり、売り上げを達成するために、既存クライアントとの交渉をしたり、新規開拓をしなければなりません。
しかし、それは裏を返せば”成果を出せれば、学歴は関係ない”ということでもあります。
学歴に自信がなくても、勝負ができる環境が整っていると言えるでしょう。
面接で”この人は成果を出せそうだ!”と感じさせることができれば、入社できる可能性は十分あります。
小さい実績でも大丈夫なので、その結果に至るまでの試行錯誤をしっかりと伝えることで、面接官に期待感を持ってもらうことが重要です。
学歴を気にすることなく、果敢にチャレンジしていくことをおすすめします。
広告代理店へ就職する方法
営業職であれば、特別な資格は必要ありません。
営業職のためコミュニケーション能力、社交性は重要ですが入社してからかなり鍛えられるので、人と関わるのが好きであれば問題ありません。
女性はハキハキと明るく話す愛想の良いタイプ、男性はガンガン営業をしてくれそうな体育会系タイプが好まれる傾向にあります。
大抵社内に別でデザイナーがいると思いますが、自分でイラストレーターやフォトショップが使えると仕事の幅が広がり役立ちます。
精神的にも体力的にもきついですが、どちらもかなり鍛えられますし、とても良い人生経験になると思います。
また広告代理店の営業は様々な業界の広告の知識も身に付きますし、イラストレーターやフォトショップを触る機会も増えるので、そういったスキルを仕事をしていく中で身に付けることもできるでしょう。