社会人としてある程度経験を積むと、自分の市場価値が気になったり、今の年収が適正なのか疑問に思ったことはありませんか。
転職エージェントでは、仕事を紹介してくれたり、アドバイザーと相談をして応募する企業を選ぶことが主となります。
しかし、ミイダスのようにキャリアアップができたりハイクラスな求人が多い、スカウトに特化した転職エージェントも少なくありません。
特に30歳を越えてくると
- 仕事が忙しくて転職活動に時間がとれない
- 自分の市場価値を知りたい
- スキルアップ・キャリアアップをしたい
という方も多いでしょう。
そこでこの記事では、上記のような方に、何故ミイダスがおすすめできるのかをご紹介します。
ミイダスに少しでも興味のある方は参考にしてください。
ミイダスとは?
ミイダスとは、「株式会社ミイダス」が運営しているあなたの市場価値を見いだし、企業から直接オファーが届く転職アプリです。
また、ミイダスの元々の始まりは大手の「パーソルキャリア」による立ち上げのため、有名企業という安心感もあるでしょう。
ミイダスでは、求人検索を自分で行う必要はなく、求職者のスキルや経験・経歴を元に気になった企業から面接確約のオファーが届くのです。
一般的な転職エージェントや転職サイトとの大きな違いは、個人から企業へアプローチをするのではなく、企業から個人に対してスカウトをする「ダイレクトリクルーティング」を行っていることでしょう。
更にスカウトをするだけではなく、ミイダスには求職者を様々な視点からみた分析サービスがあり、利用することにより自身の市場価値や強みがわかるようになっています。
そして、ミイダスは「アサヒビール」「味の素」「任天堂」など日本でも有名な企業が数多く利用しており、その数は281,000社となります。(2021年5月時点)
ミイダスの口コミや評判
スカウトがくるとお得な情報をいわれても、周りの評判は気になるのではないでしょうか。
そこで、ミイダスのネットでの特に多い口コミや評判を以下でご紹介します。
良い評判
・年収の高い会社に就職できた
・転職活動が楽に進む
・診断機能でマッチ率が上がった
・面接確約なのがお得
悪い評判
・想定オファー年収があてにならない
・転職活動のサポートがない
・オファーの質が悪い
ミイダスの良い評判では、「年収が上がる」という声が多かったです。
また、ミイダスからくるオファーは面接が確約しており、書類選考などは基本的にありません。
転職活動も、登録や経歴の入力が終わればあとは企業からのオファーを待つだけとなります。
オファーのきたメールやメッセージをみて判断していく作業はありますが、自分で求人を検索して一つひとつみていく必要はないため、忙しい方にとっては非常に楽に転職活動が進められるでしょう。
反対に悪い評判では「サポートがない」「オファーの質が悪い」などという意見が多かったです。
ミイダスは転職エージェントのように、担当者がサポートをしてくれるサービスはないため、書類の添削や面接対策などは自身で行う必要があります。
また、自分の全く興味のない企業からのオファーや、胡散臭い企業からのオファーが届くという意見もありました。
ミイダス登録すると会社にバレるって本当?
ミイダスに登録すると、公開されているプロフィールから、現在勤めている会社にバレるのではないかと心配になることもあると思いますが、バレることはないので安心してください。
理由は、ミイダスに公開される企業がみるプロフィールは、名前は出されず匿名だからです。
そして、名前や住所をそもそも登録する必要がなく、さらにミイダスの登録の際に就業先企業などを非公開企業に設定することができます。
非公開企業に設定された企業は相手のプロフィールが表示されることがないため、現在勤めている会社にミイダスの利用がバレることはないというわけです。
ミイダスのメリット・デメリット
ミイダスを利用するメリット・デメリットは以下のようなものです。
メリット
・自分の市場価値を知ることができる
ミイダスの大きな特徴である、市場価値を知ることができる機能では、利用者の適正年収を調べることができるのです。
作業は5分ほどで時間も特に取られることはなく、経歴やスキルなどを入力することによりあなたの適正年収が算出されます。
適正年収はあくまで目安ですが、自信の市場価値がわかることにより、今まで挑戦しようか迷っていた企業にトライするきっかけとなることもあるので、利用して損はないでしょう。
・年収データや転職実績を確認できる
ミイダスに登録すると、過去の利用者の転職実績や職種別の年収などを、詳細に閲覧することができます。
ミイダスでは200万人以上の年収データや、7万人以上の転職実績をもとに上記の情報を閲覧できるようになっており、利用者・成功者が多いから可能となるサービスです。
また、このような情報を事前に頭に入れておくことにより、自分の転職のプランや狙うべき年収がより具体的になりやすいでしょう。
・オファーのくる企業は全て面接確約
ミイダスでは、登録が完了すると書類選考は合格済みの扱いとなります。
そのため、企業からくるオファーは全て書類選考なしで面接をしてくれるのです。
ステップをいくつも踏む必要がなく、面接のみで良いというのは大きなメリットでしょう。
また、ミイダスに登録をしてオファーがこないということは基本的になく、多い方では100通以上のオファーがくることもあります。
デメリット
・オファーがきたところにしか応募ができない
ミイダスでは自分で求人を検索して気になったところに応募するということはできません。
そのため、気になってる企業からオファーがくれば良いのですが、興味のない企業ばかりからオファーがきて結局転職活動が進まないということもあります。
例え100件のオファーがきても、気になるところが一つもなければ時間を無駄に取られるだけのため、デメリットと感じることがあるのではないでしょうか。
少しでも気になる企業からのオファー率を上げたい場合は、お気に入り登録やフォローをするなどしておくようにしましょう。
・適正年収イコールオファーではない
ミイダスで適正年収を計算したからといって、必ずしもその年収のオファーがくるわけではありません。
適正年収の算出は、あくまで目安として利用者の市場価値を知るものです。
そのため、適正年収では700万と算出されても、実際にくるオファーが400万や500万ばかりということは十分あり得ます。
もちろんその逆で適正年収よりも大幅に高い年収の企業からオファーがくることもあります。
適正年収は、あくまで自己分析などの自分に対する見直し程度に思ったほうが良いでしょう。
・自分のペースで転職活動ができない
転職時期に自分のなかでプランがある人は、ミイダスのサービス内容は合わないでしょう。
登録してすぐに希望に沿った企業からオファーがくることも当然あり得ますが、ミイダスは基本待つことしかできないため、自分のペースで転職活動はできません。
例えば3ヶ月以内に転職をしたいと思っていても、気になるオファーがこなければ半年や一年など転職活動が伸びることは十分にあるのです。
期間を定めていたり、自分のペースで転職活動をしたい方は、転職サイトなどの自分で応募をするサイトを利用したほうが良いでしょう。
ミイダスはどんな人におすすめ?
以下のような人は、ミイダスを利用したほうがいいでしょう。
・転職活動に時間をあまり割けない方
・企業にニーズのあるスキルや経験のある方
・自分の市場価値などを多角的に知りたい方
ミイダスは、企業側が気になった方をスカウトする方式のため、スキルや経験が豊富な方のほうがオファーがきやすいです。
特にスキルや経験がなくても、ある程度社会人を経験している人であればニーズがある可能性は十分あるため、自信のない方は他の転職エージェントや転職サイトと併用することで、よりスムーズに転職活動が進むでしょう。
また、自己分析をするためのサービスが豊富にあるため、これらを利用して自分の強みを理解したい方にもおすすめです。
強みを理解することは、他のサービスや今後転職活動をする際にも役立つでしょう。
コンピテンシー診断とは
「コンピテンシー」とは「行動特性」のことで、ミイダスのコンピテンシー診断を受けることにより、ビジネスマンとしての行動特性を知ることができます。
行動特性がわかることにより、例えば相性の良い上司や部下、ストレス要因や自身の強みが理解できるのです。
このコンピテンシー診断は所要時間が30分~40分ほどかかるのと、1アカウントにつき一回しか受けられないため、しっかり取り組むようにしましょう。
また、もし途中で中断した場合でも、再開することはできますので安心です。
ミイダスの営業はしつこい?
ミイダスをネットで調べると「しつこい」というキーワードが多く出てきますが、これは利用者目線ではなく、利用している企業目線のようです。
ミイダスは新規登録の企業を増やすために電話営業を行っているようなのですが、この電話を何度も同じ企業に行っているのでしょう。
口コミなどをみていると、「しつこい」「採用はここには頼まない」などという企業側の不満の声が上がっています。
利用者として、なにかしつこくされるという心配はないですが、オファーをくれる企業から人気がないというのは、今後新規企業が参入しない可能性にも繋がるでしょう。
まとめ
ミイダスに対する意見は様々あり、悪い意見のほうが多いというのが現状です。
しかし、サービスや機能をうまくつかい、転職サイトや転職エージェントと併用することにより、メリットとなる部分は多いでしょう。
自己分析のできるサービスも他のサービスと比べ多いため、ネットの意見だけを鵜呑みにせずに検討することが最善といえます。