ユーチューバーになってみたいと思ったことはありますか?
いまでは子供から、お年寄りまで誰でもユーチューバーになれる時代です。
そんなユーチューバーになるには、どんな準備が必要なのでしょうか?
また、どのように収入を得ることができるのでしょうか?
ユーチューバーをこれから目指す方に向けた全手順と、収益や収入のお金周りなどを解説した記事をお届けします。
ユーチューバーになる方法を説明する前に知ってもらいたいこと
- ユーチューバーとは何か、どんなメリットやデメリット
- ユーチューバーになるために必要なものや条件
ユーチューバーとは何か、どんなメリットやデメリット
ユーチューバーとは、YouTubeという動画投稿サイトに自分の作った動画をアップロードして、視聴者に見てもらう人のことです。
ユーチューバーになるには、YouTubeにアカウントを作ってチャンネルを開設し、動画を撮影して編集して投稿するだけです。
誰でも簡単にユーチューバーになれるというのが、この時代の魅力と言っていいでしょう。
ユーチューバーになるメリットは、自分の好きなことや得意なことを動画で表現できること。
また、視聴者からのコメントや高評価などのフィードバックをもらえることで、やりがいや楽しさを感じることができます。
さらに、動画が多くの人に見られるようになれば、広告収入やスポンサー契約などでお金を稼ぐことも可能です。
しかし、ユーチューバーにはデメリットもあります。
まず、動画を作るのは時間や労力がかかることです。
撮影や編集はもちろん、企画や準備、アイデア出しやキャッチコピーなども必要となります。
また動画の質や量を維持するためには常に新しいことに挑戦したり、トレンドに敏感であったりする必要があります。
さらに、視聴者からの批判や悪口、嫌がらせなどのネガティブな反応にも耐えなければなりません。
ユーチューバーとは何か、どんなメリットやデメリットがあるかを解説しました。
自分の目標やスタイルを見つけて、楽しく動画を作ってください。
ユーチューバーになるために必要なものや条件
ユーチューバーになるために必要なものや条件は、大きく分けて以下の4つです。
- 動画を撮影する機材
- 動画を編集するソフトウェア
- YouTubeに登録するアカウント
- 動画に対する独自のコンセプトや魅力
①動画を撮影する機材
スマートフォンやカメラ、マイク、三脚などを使いましょう。
スマートフォンやカメラは、高画質で明るく鮮明な映像を撮れるものが望ましいです。
マイクは、音声が聞き取りやすくノイズが少ないものを選びましょう。
三脚は、手ぶれを防ぎ安定した映像を撮れるものが必要です。
②動画を編集するソフトウェア
Windows Movie MakerやiMovie、Adobe Premiere Pro、Fimoraなどがあります。
動画編集ソフトウェアはカットやトリミング、テロップや音楽の挿入など、動画に工夫や演出を加えられるものが便利です。
また、操作性や互換性も重要なポイントとなります。
③YouTubeに登録するアカウント
Googleアカウントが必要です。
Googleアカウントを持っていれば、YouTubeにログインしてチャンネルを作成できます。チャンネル名やアイコン、紹介文などは、自分の個性やテーマに合わせて設定しましょう。
④動画に対する独自のコンセプトや魅力
自分が得意なことや好きなこと、視聴者に伝えたいことや感じてほしいことなどがあります。
動画の内容やスタイルは、他のユーチューバーと差別化できるものが望ましいです。
また動画のタイトルやサムネイル、説明文などは視聴者の興味や関心を引くものが効果的。
ユーチューバーになる方法と手順
- チャンネル名やジャンルを決める
- 動画の企画や撮影のコツ
- 動画編集ソフトの選び方や使い方を紹介する。Fimoraの特徴やメリット
- 動画のアップロードやタイトル・サムネイル・説明文の作り方
- 動画の宣伝やチャンネル登録者数の増やし方を紹介
チャンネル名やジャンルを決める
- 自分の得意なことや好きなことは何か?
- 視聴者にどんな価値を提供できるか?
- 他のチャンネルとどう差別化できるか?
①自分の得意なことや好きなことは何か?
しっかり明確にすることが大切です。
自分が楽しくできることや情熱を持ってできることを選ぶと、動画のクオリティや継続性が高まります。
また、自分の個性や特徴を生かしたチャンネル名を考えると、視聴者の印象に残りやすくなります。
②視聴者にどんな価値を提供できるか?
視聴者は何故あなたのチャンネルを見るのか?
どんなメリットがあるのか?
どんな感情を呼び起こすのか?
これらを明確にすることで、ターゲット層を絞り込むことができます。
また、視聴者に対してどんなメッセージやビジョンを伝えたいかも大切です。
それらを反映したジャンルを選ぶと、視聴者との共感や信頼が生まれます。
③他のチャンネルとどう差別化できるか?
同じジャンルでも、あなたならではのオリジナリティや特色を出すことが重要です。
例えば独自の視点や分析、ユーモアやエンターテイメント性、デザインや演出などで差別化することができます。
また他のチャンネルとコラボレーションすることで、相互にファンを増やすことも可能です。
動画の企画や撮影のコツ
動画の企画や撮影は、視聴者に魅力的なコンテンツを提供するために重要なスキルです。
しかし、どのようにすれば効果的な動画を作ることができるのでしょうか?
ここでは、動画の企画や撮影のコツを3つ紹介します。
1. 目的とターゲットを明確にする
動画を作る前に、どんな目的でどんな人に見てもらいたいのかを明確にしましょう。
目的とターゲットに応じて、動画のテーマや内容、トーンやスタイルを決めることができます。
例えば、商品やサービスの紹介を目的とする場合は、ターゲットのニーズや関心に合わせて、メリットや特徴を分かりやすく伝える動画を作りましょう。
一方エンターテイメントを目的とする場合は、ターゲットの好みや感情に訴えるような面白くて感動的な動画を作りましょう。
2. ストーリーを作る
動画はただ情報を伝えるだけではなく、ストーリーを作ることが大切。
ストーリーとは、動画の始まりから終わりまでに起こる出来事や変化の流れのことです。
ストーリーがあると、視聴者は動画に引き込まれて最後まで見ることができます。
ストーリーを作るためには、以下の要素を考えましょう。
フック:動画の最初に視聴者の注意を引く要素。例えば、質問や驚きや興味をそそる情報。
プロット:動画の中心となる出来事や問題。例えば、商品やサービスの紹介や解説。
クライマックス:動画の最高潮に達する場面。例えば、商品やサービスの効果や成果を示す証拠や体験談。
コンクルージョン:動画の結論やまとめ。例えば、商品やサービスへの呼びかけや感想。
3. 画質と音質に気をつける
動画の企画や撮影だけではなく、編集や配信も重要です。
特に画質と音質には気をつけましょう。
画質が悪いと視聴者は見づらく感じて興味を失います。
音質が悪いと視聴者は聞き取りづらく感じて理解できません。
画質と音質を良くするためには、以下のポイントを守りましょう。
明るさと色彩:明るすぎず暗すぎず自然な色合いにする。
フレームとアングル:視聴者が見たいものがしっかり入っていてバランスが良いようにする。
カメラワーク:ブレや揺れがなくスムーズに動かす。
音声と音楽:声が聞きやすくクリアに録音されていること。音楽は動画の雰囲気に合っていて邪魔にならないこと。
これらのコツを参考にして、ぜひ素敵な動画を作ってみてくださいね。
動画編集ソフトの選び方や使い方の紹介とFimoraの特徴やメリット
動画編集ソフトは動画を加工したり、音楽やテキストを追加したり、エフェクトをかけたりするためのツールです。
動画編集ソフトにはさまざまな種類がありますが、その中でもFimoraというソフトは特におすすめです。
Fimoraの特徴は、以下のとおりです。
– 初心者でも簡単に使うことができます。
Fimoraは、直感的な操作で動画編集ができるように設計されています。
ドラッグアンドドロップで素材を配置したり、カットやトリミングができます。
また、プレビュー画面でリアルタイムに変更を確認できます。
– Fimoraには音楽やテキストやステッカーなどの素材が多数用意されています。
またトランジションやフィルターなどのエフェクトも豊富。
これらの素材やエフェクトを使えば、動画に個性や華やかさを加えることができます。
– 高品質な動画を作ることができます。
Fimoraは4K解像度や60fpsの動画にも対応。
またノイズ除去や色補正などの機能も備えています。
Fimoraのメリットは、以下のとおりです。
– Fimoraは、他の動画編集ソフトに比べて価格が安いです。
そして一度購入すれば、永久に使うことができます。
また無料版もありますが、無料版では透かしが入ったり、一部の機能が制限されたりします。
– Fimoraはオンラインでのサポートやチュートリアル動画などが充実。
またユーザー同士で交流できるコミュニティもあります。
これらのサポートを利用して、動画編集のスキルを向上させましょう。
以上のように、Fimoraは特徴やメリットが多くある動画編集ソフトです。
動画編集に興味がある方は、ぜひFimoraを試してみてください。
動画のアップロードやタイトル・サムネイル・説明文の作り方
動画のアップロードはYouTubeやTikTokなどの動画投稿サイトにログインして、動画を選択してアップロードするだけです。
ただし、アップロードする前に、動画の品質やサイズ、音量などを確認しておくことが大切。
また、著作権やプライバシーなどの問題にも注意しましょう。
タイトルは、動画の内容を簡潔に伝えるものです。
視聴者の興味を引くようにキーワードや数字、疑問形などを使って工夫しましょう。
ただし、過剰な誇張や嘘は避けてください。
タイトルは20文字以内が理想的です。
サムネイルは、動画の一覧に表示される小さな画像です。
視聴者の目を引くように、鮮やかな色や文字、人物や表情などを使って工夫しましょう。
タイトルと内容に合ったものを選ぶことが重要です。
サムネイルは1280×720ピクセルが推奨されます。
説明文は、動画の詳細な内容や目的を説明するものです。
視聴者に動画を見てもらうために、キャッチフレーズや問いかけ、呼びかけなどを使って工夫しましょう。
また関連するキーワードやハッシュタグ、リンクなども入れると効果的です。
説明文は500文字以内が理想となっています。
以上が、動画のアップロードやタイトル・サムネイル・説明文の作り方についての解説でした。
ぜひ参考にしてみてください。
動画の宣伝やチャンネル登録者数の増やし方
動画を作っても、誰も見てくれないと意味がありませんよね。
そこで、効果的な宣伝方法と登録者数を増やすコツをお伝えします。
宣伝方法は、以下の3つがおすすめです。
- SNSでシェアする
- 動画のタイトルやサムネイルを工夫する
- 関連する動画やチャンネルにコメントする
①SNSでシェアする
一番簡単で効果的な方法です。
自分のフォロワーや友達に動画を見てもらうだけでなく拡散してもらうことで、より多くの人に知ってもらえます。
SNSでシェアするときは、動画の内容や見どころを簡潔に紹介し、視聴者の興味を引くようにしましょう。
②動画のタイトルやサムネイルを工夫する
検索やおすすめに表示されたときに、視聴者にクリックしてもらうために重要です。
タイトルは動画の内容を分かりやすく伝えるとともに、キーワードや数字、疑問形などを使ってインパクトを与えることが大事です。
サムネイルは動画の内容や雰囲気を表現するとともに、色や文字、顔出しをして目立つようにしましょう。
③関連する動画やチャンネルにコメント
自分の存在を知ってもらうために有効です。
コメントするときは動画の内容に対して感想や質問などを書き、他の視聴者や投稿者と交流しましょう。
ただし自分の動画やチャンネルを宣伝するようなコメントは避けましょう。
迷惑行為とみなされてしまいます。
次に、登録者数を増やすコツですが、以下の3つがおすすめです。
- 動画の最後に登録を促す
- チャンネル紹介動画を作る
- 定期的に動画を投稿する
①動画の最後に登録を促す
視聴者にアクションを起こしてもらうために効果的です。
登録を促すときは自分のチャンネルの特徴やメリットを説明し、視聴者に価値を感じてもらうようにしましょう。
また、登録ボタンや通知ベルの位置や操作方法も分かりやすく示すと効果的です。
②チャンネル紹介動画を作る
自分のチャンネルの魅力を伝えるために有効です。
チャンネル紹介動画は自分がどんな人で、どんな動画を作っているかを紹介することができます。
チャンネルページのトップに表示されるように設定しましょう。
チャンネルに訪れた人に、自分のチャンネルの概要を分かりやすく伝えることができます。
③定期的に動画を投稿する
視聴者に信頼感や期待感を持ってもらうために重要です。
定期的に動画を投稿すると視聴者は自分のチャンネルに興味を持ち続け、また見たいと思うようになります。
またアルゴリズム的にも、定期的に動画を投稿することで、検索やおすすめに表示されやすいです。
動画を投稿するときは、できるだけ一定のペースや時間帯を守るようにしましょう。
ユーチューバーの収益方法や収入
- ユーチューバーの収益源や仕組み
- 広告収入・スポンサー収入・グッズ販売・ファンクラブなど
- ユーチューバーの平均収入や実際の事例を紹介。収入に影響する要因や変動性
- ユーチューバーの税金や経費。確定申告や青色申告・白色申告・源泉徴収など
ユーチューバーの収益源や仕組み
ユーチューバーの収益源は主に以下の3つです。
①広告収入
YouTubeでは、動画に広告を挿入することで広告収入を得ることができます。
広告収入は動画の再生回数や視聴時間、広告の種類やクリック率などによって変動するので一概には言えません。
一般的には、1000回再生された動画で約100円程度の収入が得られると言われていますがはっきりとした数字は公開されていません。
②チャンネル会員
YouTubeでは、チャンネル会員という制度があります。
チャンネル会員とは月額90円~12,000円の月会費で、特定のユーチューバーを支援することができるサービスです。
チャンネル会員になると限定動画やバッジ、絵文字などの特典が受けられます。
チャンネル会員の収入はYouTubeが30%を手数料として取り、残りの70%がユーチューバーの収益となります。
③スポンサード動画
スポンサード動画とは、企業や商品などを紹介する動画のことです。
スポンサード動画ではユーチューバーが自分の意見や感想を述べたり、実際に使ってみたりすることで視聴者に興味や信頼を持ってもらうことを目的とします。
スポンサード動画の収入は契約内容や規模によって異なりますが、一本あたり数万円から数百万円まで幅広いと言われています。
以上が、”ユーチューバーの収益源や仕組み”についての解説でした。
ユーチューバーは、自分の好きなことを動画にして楽しみながら、さまざまな方法で収益化することができる魅力的な職業です。
しかし、それだけに競争も激しく、人気や安定性を維持することは容易ではありません。ユーチューバーになりたい人は、自分の目標や方向性を明確にし、努力と工夫を重ねていく必要があります。
ユーチューバーの平均収入や実際の事例や収入に影響する要因や変動性
ユーチューバーの収入は一概には言えません。ユーチューバーの収入は、主に以下の3つの要素によって決まります。
– 動画の再生回数
– チャンネル登録者数
– 広告単価
動画の再生回数とは、自分の動画が視聴された回数のこと。
再生回数が多ければ多いほど、広告が表示されやすい傾向です。
また、再生回数が多いとYouTubeから推奨されやすくなり、さらに視聴者を増やすことができます。
チャンネル登録者数とは、自分のチャンネルに登録してくれた視聴者の数のことです。
チャンネル登録者数が多ければ多いほど、自分の動画を見てくれるファンが増えます。
また、YouTubeから信頼されやすくなり、より良い広告が配信されやすくなるでしょう。
広告単価とは、自分の動画に表示される広告から得られる収益の単位です。
広告主や広告内容、季節や時間帯などによって変動しているようです。
一般的には高額な商品やサービスを宣伝する広告や、需要が高い時期に配信される広告などが高い広告単価になります。
これらの要素を考慮して、ユーチューバーの平均年収を見てみましょう。
ファストマーケティングの2022年調査によると、収益化チャンネル所持者(YouTubeパートナープログラムに参加している人)の約半数が月収1万円未満という数値になっています。
これを年間に換算すると20万円程度。
一方で、人気のあるユーチューバーが得ている年収は800~900万円 といわれています。
日本人の平均年収が約430万円であることを考えると、かなり高い年収です。
また、トップYouTuber100人の平均は3,000万円以上だともいわれています。
では、実際にどんなユーチューバーがどれくらい稼いでいるのでしょうか。
2023年3月14日までのデータをもとに、日本のユーチューバーの推定年収をみていきます。
チャンネル名 | 年収(億円) | 再生回数(億回) |
---|---|---|
Fischer’s | 5.56 | 156.1 |
東海オンエア | 4.97 | 120.6 |
HIKAKIN | 2.79 | 105.5 |
はじめしゃちょー | 2.33 | 95.1 |
米津玄師 | 0.28 | 27.7 |
水溜まりボンド | 0.28 | 28.3 |
ボンボンTV | 1.98 | 19.7 |
スカイピース | 1.61 | 16.1 |
キヨ。 | 1.58 | 15.7 |
きまぐれクック | 1.47 | 14.7 |
これらのユーチューバーは自分の得意なジャンルや個性を生かして、多くの視聴者やファンを獲得しています。
広告収入以外にも、スーパーチャットやチャンネルメンバーシップ、アフィリエイトや企業タイアップ、商品販売やメディア出演など、さまざまな収入源を持っているようです。
しかし、ユーチューバーの収入は安定しているとは言えません。
動画の再生回数や広告単価は日々変動しますし、視聴者の好みやトレンドも変わります。
また、YouTubeの規約や仕様も変更される可能性があるでしょう。
そのためユーチューバーとして収入を得るには、常に新しい動画を作り続けたり、自分のブランドを強化したりする必要があります。
以上が、ユーチューバーの平均収入や実際の事例についての解説でした。
ユーチューバーは魅力的な職業ですが、簡単に稼げるというものではありません。
自分の目標やコンセプトを明確にし、努力と工夫を重ねていくことが大切です。
ユーチューバーの税金や経費。確定申告や青色申告・白色申告・源泉徴収など
ユーチューバーとして収入を得る場合、どのように確定申告や青色申告・白色申告・源泉徴収などの手続きを行うべきなのでしょうか?
まずユーチューバーの収入は、広告収入やスポンサー収入などの「雑所得」として課税されます。
雑所得は、年間20万円以上の場合に確定申告が必要です。
確定申告をする際には、収入だけでなく経費も計算する必要があります。
経費とはユーチューバーとして活動するために必要な費用のことで、例えばカメラやマイクなどの機材費や編集ソフトの購入費用、インターネット料金や交通費などが該当します。
経費を収入から差し引くことで所得を減らし、税金を節約しましょう。
ただし、経費として認められるものには条件があります。
例えば、個人的に使うものや趣味のために使うものは経費として認められません。
また経費として計上する場合には、領収書やレシートなどの証拠を残す必要があります。
青色申告
青色申告とは、簿記をつけて経理を行うことで税務署から認められる申告方法です。
青色申告をすると、所得控除や特別控除などの税制優遇を受けることができます。
例えば青色申告特別控除では、65万円(基礎控除分)に加えて100万円(特別控除分)を所得から差し引くことができるのです。
また、青色申告をする場合には、確定申告期限が3月15日から3月31日まで延長されます。
白色申告
白色申告とは、簿記をつけずに単純な計算で所得を算出する申告方法です。
白色申告では、青色申告よりも税制優遇が少なくなります。
例えば、所得控除は65万円(基礎控除分)しか受けられません。また、白色申告では、確定申告期限が3月15日までとなります。
源泉徴収
源泉徴収とは、支払い側が支払い先に対して税金を徴収し、国や自治体に納付する仕組みです。
ユーチューバーの場合広告収入はGoogleから支払われるため、Googleが源泉徴収を行います。
Googleはユーチューバーの広告収入から20.42%(所得税10.21%+住民税10.21%)を源泉徴収し、国や自治体に納付します。
そのため、ユーチューバーは広告収入の源泉徴収分を確定申告の際に所得税や住民税として控除することができます。
ただしスポンサー収入などの広告収入以外の収入については、源泉徴収が行われない場合があります。
その場合ユーチューバーは自分で税金を計算し、納付しなければなりません。
以上が、ユーチューバーの税金や経費についての解説でした。
ユーチューバーとして活動する場合には、確定申告や青色申告・白色申告・源泉徴収などの手続きを正しく行うことが重要です。
税金の知識を身につけて、ユーチューバーとしての活動をサポートしましょう!
まとめ:ユーチューバーになるほうほうについて
ユーチューバーになるための手順と収益や収入のお金周りについてまとめてみました。
ユーチューバーになることは自分の好きなことを発信できるだけでなく、広告収入やスポンサー契約などでお金を稼ぐこともできます。
YouTubeにアカウントを作成し、チャンネルを開設するとユーチューバーと名乗ってもいいでしょう。
チャンネル名やジャンルは、自分の個性や目指す方向性に合わせて決めてください。
編集ソフトは、初心者でも使いやすくて高機能なFimoraがおすすめです。
Fimoraは無料体験版もありますので、気軽に試してみてください。
動画をアップロードしたら、広告収入や収入のお金周りについても考えてみましょう。
ユーチューバーになることは、自分の表現力やコミュニケーション力を高めることができるだけでなく、多くの人とつながることができる素晴らしい経験ともなります。
自分のチャンネル名やジャンルを考えてみたり、動画撮影に挑戦してみたりしてユーチューバーの第一歩を踏み出してみましょう!