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【仕事内容となり方】市役所職員に向いてる人の特徴3つ

市役所職員に向いてる人

不景気になると公務員が人気になるという言葉もありますが、最近はプライベートを充実させたいという方が多いので、安定した収入と定時退社ができる市役所職員に人気が集まっています。

市役所に行くと忙しそうにしている職員の方々がいますが、実際はどんな仕事内容があるか知らない方も多いでしょう。

今回は、現役の市役所職員の方へ、向いてる人の特徴やなるには何が必要か等をインタビューしましたので、これから市役所職員を目指す方の参考情報が満載となっております。

市役所職員の仕事内容と給料

仕事内容

市役所は様々な部署があるため、仕事内容が部署によりだいぶ異なりますが、ここでは比較的人数の多い市民課などの市民と関わる課の業務について説明します。

仕事内容としては、主に事務作業と窓口対応です。

事務作業では、市民による手続き(転入、転出、婚姻、国保加入脱退等)の内容をパソコンに打ち込み、データとして管理します。

また、市民に送る通知書を作成、発送したりすることもあります。

窓口対応については、毎日市民が様々な手続きで来庁されるため、その対応をします。

具体的には、例えば転入手続きであれば、本人確認書類を確認後、書類に住所氏名等の情報を書いてもらい、その情報をもとにパソコンに入力します。

国民健康保険加入の手続きであれば、その場で保険証を発行したり、詳しい案内パンフレットをお渡しして説明したりします。

職員の階級としては、新規採用職員は主事から始まり、主任、副主幹、係長、課長、部長…などと階級が上がっていきます。

また、市役所は約3年ごとに部署異動がありますので、様々な部署での仕事を経験できます。

年収

主事で250万~300万円前後となります。

市役所職員の仕事のやりがい

単純作業ではなく、様々な仕事ができるところです。

毎日書類を作ってばかりだと疲れてしまいますが、当番制で窓口業務があったり、時には外部の業者と関わったりすることもあります。

部署によっては、外での仕事(住民のお宅に訪問するなど)もあるため、その時は外でお昼を食べられたりもしてリフレッシュにもなります。

窓口業務は慣れないうちは大変ですが、人と話すことが好きな人には楽しいかもしれません。

市役所は色々な人が来るので、世間を学ぶこともできます。

また、役所の手続きは一般の人にとっては難しいと思われるかもしれませんが、市役所職員になると、そういった手続きに詳しくなれます。

そのため、自分が手続きをする側になった際、心強さがあるのもこの仕事の良いところです。

3年に一度部署異動があるのも面白味の1つです。

そこで仕事が一新するので、新鮮な気持ちが常に味わえますし、交流の幅も広がります。

色々な経験ができるというのは市役所職員ならではです。

市役所職員の仕事で辛いこと

市役所はいろんな人が来るので、たまに理不尽な言いがかりをしてくる人もいます。

特に税金関係の課ですと、当然税金を滞納する、払いたくない、お金がない、等の人も来ますので、そういった人たちの相手をしなければいけないのは骨が折れます。

また、納税通知書等を発送する時期になると、その問い合わせで電話が鳴りやまなくなります。

その時はずっと喋りっぱなしという状態にもなり得るので、大変です。

また、市役所の部署異動の多さは魅力でもありますが、同時に大変でもあります。

なぜなら、またその都度新しい仕事を覚えていかなければならないからです。

人間関係も当然また構築し直さなくてはならないため、あまり人間関係を築くのが得意ではない方ですとストレスに感じてしまうのかなと思います。

また、国による制度改正があると、その度に文書を変更したり、市民に通知したり、やり方を変えたりしなければならないので、そういったことに対応するのも大変です。

市役所職員へ向いている人の特徴3つ

向いてる人の特徴
  1. 決められたことをきっちり守ることが得意な人
  2. めまぐるしく変わる環境に適応できる人
  3. コミュニケーション力があり、人間関係の構築が得意な人

①決められたことをきっちり守ることが得意な人

公務員は法律や条例に従って仕事をしなければいけません。

例えば、市民の方が締め切りよりあとに税金免除の書類を持ってきたとします。

どうしても締め切りまでに持ってくることができなくて、と理由を述べられたら、仕方ないなぁという気持ちにもなりますが、公務員的にはそれはNGです。

なぜなら全市民平等に、締め切りは決められているからです。

それがたとえ締め切りよりわずか1分過ぎただけだとしても、受け付けることはできません。

それくらい市役所での仕事はきっちり決められているため、それをしっかり守ることができる人ではないと務まりません。

中にはこの条例おかしいよな、と思うことがあるかもしれませんが、そこも私情を挟まずにしっかり市民に対応していかなければなりません。

②めまぐるしく変わる環境に適応できる人

市役所では様々な仕事を体験します。

1年目のときに簡単な書類作りだけをやっていたかと思いきや、2年目でいきなり外部の業者とのやり取りをさせられることもあります。

また、市役所は約3年ごとに部署異動があるため、その都度新しい仕事を覚えていかなくてはなりません。

元々税金関係の部署にいたけれど、3年後はスポーツ関係、その次は教育関係…などといったこともよくあります。

仕事内容は当然一気に変わりますので、また1から覚えないといけません。

これは副主幹や係長以上のクラスでもありますので、何年たってもその環境に適応していく力が求められます。

適応できないと、周りについていけなくなるので仕事をするうえで大変です。

環境の変化を受け入れ、新しい仕事を覚えることに対して積極的に考えられる人が市役所の職員に向いていると思います。

③コミュニケーション力があり、人間関係の構築が得意な人

コミュニケーション力は仕事をするうえでとても重要です。

市役所の仕事は、部署によってはかなり内容が複雑化していたり、業務量が多いため、誰かに聞きながらでないと難しいところがあります。

また、係によって仕事内容が少しずつ違い、かつそれぞれの係が連携していたりしますので、報連相はとにかく大事です。

また、市民窓口を担当する場合は、市民の方とのコミュニケーションも重要となります。

市民の方は公務員の対応については厳しいと思いますので、特に丁寧且つ分かりやすく説明する力が求められます。

市民から「職員の態度が悪い」などのクレームを受けることもあるため、市民対応力は特に身に付けている必要があります。

また、部署異動の際に、新たな人間関係を築くうえでも、コミュニケーション力が絶対です。

業務を円滑に進めるためにも、コミュニケーション力がある人が求められます。

市役所職員へ向いていない人の特徴3つ

向いていない人の特徴
  1. 人と関わるのが苦手な人
  2. 自分勝手な行動をしてしまう人
  3. 弱気な人

①人と関わるのが苦手な人

市役所は市民の個人情報を扱うという点で、かなりデリケートな仕事をしています。

また、部署によっては仕事内容も多岐に渡り、法令についても知らなくてはいけません。

しかしそれらを覚えるためには、1人では当然限界があります。

どのため、最初のうちは先輩に多くのことを聞かなくてはなりません。

時には教育係の先輩が窓口対応などで忙しい時もあるため、その時は臨機応変に別の先輩、上司に聞いたりする必要もあります。

ですので、人と関わるのが苦手だと、周りに聞くことができず、仕事内容も頭に入らなくなってしまいます。

業務をするうえで役に立つ人間になるためには、周りに積極的に話しかける必要があるのです。

また、職員だけでなく、市民と関わる機会も多くあると思うので、老若男女問わず多くの人と関わることを苦とする人は市役所職員に向いていません。

②自分勝手な行動をしてしまう人

市役所で行う仕事は、全て国の法律や、自治体の条例等に従って行われています。

普通の一般企業とは違い、そのルールにのっとることは特に重要視されています。

市役所職員を含め、公務員に向ける市民の目は厳しいですので、そこをおろそかにするわけにはいきません。

しかし、もし自分勝手な人が職員になってしまうと、個人の勝手な判断でルールを守らない行動をしてしまうかもしれません。

例えば、国民健康保険の保険証をお渡しするとき、本来であれば本人確認書類の提示が必要ですが、その工程を個人の判断で省いてしまうとします。

そうすると、「前来たときは本人確認はなくていいと言われた」と、市民の方を混乱させてしまい、それは同時に、職員への不信感につながってしまいます。

そのため、ルールを重要視する市役所職員には、自分勝手な人は向いていません。

③弱気な人

市役所職員になると、電話対応や窓口対応など、市民の方と関わる機会が多くなります。

そして中には、理不尽なクレームを言ってくる人や、かなり強気にくる人など、癖の強い市民の方もいらっしゃいます。

その中には、「金がなくて税金が払えない」や、「通知書が世帯主あてに来るのはおかしい」など、こちらではどうしようもできないようなことを言ってくる方もいます。

そのような主張に対し、市役所職員としてとるべき態度は、毅然とした態度です。

どういった理由で税金を払わないといけないのか、お金がない場合はどういった方法があるか、通知書が世帯主あてに届く理由などを、しっかり説明する必要があります。

もし、弱気に「すいません」と謝っていると、逆に市民の方をイライラさせてしまいます。

そのため、弱気な人は市役所職員には向いていません。

市役所職員へ就職する方法

公務員試験を受け、合格することで市役所職員になることができます。

自治体によって試験の内容は異なりますが、基本的には筆記試験(中、高で習うようなもの)と面接、グループディスカッションなどで決められます。

市役所職員は、責任の求められる仕事で大変なことも多いですが、市民から感謝されることも多くあります。

直接市民の役に立っているという点において、やりがいある仕事だと思うので、まずは公務員試験突破を目指し頑張りましょう。